当ブログでは、1970年代~1990年代のテレビ番組や音楽を振り返るコーナーとして、「少し前の話」というカテゴリーを設けて記事を書いているが、今回のテーマはアイドル歌謡です。
今日紹介するのは、河合奈保子のデビュー曲「大きな森の小さなお家」です。
「大きな森の小さなお家」を初めて聞いたのは、日本テレビ音楽祭(?)か何かの賞レースでした。デビューしてから数ヶ月経過し、既に人気アイドルの仲間入りを果たした松田聖子などと並んでの新人賞受賞だったが、誰も見たことナーイナーイ ナーイナーイ♪・・・ と明るく歌っている河合奈保子が、かなりインパクトがあったことを覚えています。
「大きな森の小さなお家」というタイトルとヘンゼルとグレーテルのお菓子の家をイメージさせるような歌詞も相まって、アイドルの王道路線というよりは童謡に近い感じの歌だが、イロモノ感は全くしない不思議な曲です。
この曲は河合奈保子のデビュー曲で、今から30年前の1980年6月1日に発売された作品です。オリコンの最高順位は36位だったようだが、それなりのヒット作で、この当時のアイドルとしては、まずまずのスタートを切った。2曲目の「ヤング・ボーイ」で、ザ・ベストテンに初登場、日本レコード大賞の新人賞の5組の一角に食い込むなどのヒットをさせ、その後も「スマイルフォーミー」「夏のヒロイン」「けんかをやめて」など数々のヒット曲を送り出し、アイドルとしてかなりの期間活動した。
河合奈保子がデビューした当時、僕が小学校3年生だったので、特に大ファンということはなかったが、動画サイトなどで当時の映像を見ると、生まれた年が4・5年早ければ、間違いなくファンになっていたでしょう。
アイドル歌謡編① 大きな森の小さなお家 (作詞 三浦徳子: 作曲・編曲 馬飼野康二: 歌 河合奈保子 1980年作品)
(文中 敬称略)