1年もあっという間で、明日はJRAのG1競走の締めくくり有馬記念の日です。G1競走でも、ことごとく外しているような気がしますが、今回も懲りずに予想したいと思います。今年の有馬記念は1991年の有馬記念に何か雰囲気が似ています。
1991年のダービー馬はトウカイテイオー、今年のダービー馬はウオッカで、Ⅰ.父が両方ともダービー馬(父・子ともに前者の方が格上なのは言うまでもない)、Ⅱ.両馬の母の父はそれぞれ種牡馬として日本に輸入されたが、産駒からはG1馬が出なかった、Ⅲ.両馬とも菊花賞は不出走だったが、菊花賞馬はいずれもダービー2着馬だった・・・など性別の差があるものの共通点が多い。
また、1991年の有馬記念と今年の有馬記念の1番人気馬にも意外な共通点があり、1991年のメジロマックイーンは、天皇賞(1番人気1着から18着降着)→ジャパンカップ(1番人気4着)だったのに対し、今年1番人気が予想されるメイショウサムソンも天皇賞(1番人気1着)→ジャパンカップ(1番人気3着)と微妙に成績が似ているのに加え、1991年のメジロマックイーン、今年のメイショウサムソンともに枠順が1枠1番、騎手が武豊騎手と全く同じであった。1991年のメジロマックイーンは2着だったが、今年のメイショウサムソンの結果はいかに?
この点を踏まえながら、各馬の能力を考慮に入れた上で予想します。
◎①メイショウサムソン・・・無難に考えればこの馬で、連軸としては問題ないが、何かに足元をすくわれそうな気がする。距離が微妙に長いかも?
○⑦ダイワスカーレット・・・3歳№1はウオッカではなくこの馬です。距離と馬場状態を考えなければ、牡馬相手でも通用するだけの力はあります。
▲⑫インティライミ・・・能力的には1枚下だが、道悪馬場の適正を考えるとこの馬が2着に来る可能性は0ではない。
△⑭ハイアーゲーム・・・1991年のダイユウサク的穴馬を考えるとこの馬。ダイユウサクも当時6歳で、前走は阪神競馬場で行われたレースを勝っての有馬記念参戦だったことから、ひょっとしたらがあるかも知れません。
〈以下 気になったが無印にした馬〉
⑥ポップロック・・・馬場適性・距離は言うことは無いのだが、この馬に関して言えばローテーションに疑問符がつく。この馬の場合、京都大賞典→天皇賞→ジャパンカップ→有馬記念という古馬の王道路線のローテでを使われることも初めてだし、京都大賞典・天皇賞・ジャパンカップの3レースとも惜敗続きで、楽勝もしくは惨敗というレースがないため、疲労がたまっている可能性が高いはずです。古馬の王道路線でも4歳であれば、若さと勢いで有馬記念まで何とか押し切れるかもしれないが、ポップロックは既に6歳、明日は多分動けないでしょう。
③マツリダゴッホ・・・中山競馬場で7戦4勝、コース相性の良さは気になるが、同距離で行われた日経賞で3着に敗れたときのメンバーを考えた場合、上位争いとなると・・・。
⑧ロックドゥザカンブ・・・今年の3歳牡馬クラシックレースはレベルが低く、菊花賞で勝てなかったこの馬に人気が集まるのがそもそも?。騎手は気になるものの、良くて3着だと思います。
⑯ウオッカ・・・家訓でタニノギムレット産駒は一切買わないことになっているので・・・。
有馬記念の最終的な予想は、馬連①-⑦、①-⑫、⑦-⑫、①-⑭の4点で勝負です。
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