中日ドラゴンズの立浪選手が今日行われた阪神戦で、渡辺投手からタイムリーヒットを打ち、通算1,000打点を達成しました。試合の方も1回裏に4点を先制するなど、危なげなく8対1で勝ちました。
プロ野球の歴史上1,000打点(以上)を達成した選手は立浪選手が32人目で、2,000本安打(以上)の35人よりも少ないそうです。1,000打点と2,000本安打をあげた選手をそれぞれ調べてみると以下のような結果になりました。名前を見ると僕の世代よりもかなり古い世代の選手も当然混ざっており、僕が名前を知っているのは、このうちの8割位でした。
安打 2,000本以上かつ打点 1,000以上・・・立浪和義(中日) ・ 田中幸雄(日本ハム) ・ 清原和博(オリックス) ・ 古田敦也(ヤクルト) ・ 落合博満 ・ 王貞治 ・ 野村克也 ・ 長嶋茂雄 ・ 有藤道世 ・ 門田博光 ・ 衣笠祥雄 ・ 土井正博 ・ 張本勲 ・ 大島康徳 ・ 大杉勝男 ・ 川上哲治 ・ 松原誠 ・ 秋山幸二 ・ 山本浩二 ・ 山内和弘 ・ 江藤慎一 ・ 加藤英二 (22名)
安打 2,000本以上のみ・・・石井琢朗(横浜) ・ 野村謙二郎 ・ 福本豊 ・ 藤田平 ・ 谷沢健一 ・ 新井宏昌 ・ 若松勉 ・ 柴田勲 ・ 山崎裕之 ・ 高木守道 ・ 広瀬叔功 ・ 駒田徳広 ・ 榎本喜八 (13名)
打点 1,000以上のみ・・・中村紀洋(中日) ・ 前田智徳(広島) ・ 金本知憲(阪神) ・ 小久保裕紀(ソフトバンク) ・ ローズ(オリックス) ・ 原辰徳 ・ 藤村富美男 ・ 田淵幸一 ・ 青田昇 ・ 掛布雅之 (10名)
※それぞれ順不同。選手名の後に( )がついている選手は現役選手で、( )内は現在所属している球団。日米通算で2,000本安打を達成したイチロー、日米通算で1,000打点かつ2,000本安打を達成した松井秀喜は含めていない。
日本球界で1,000打点かつ2,000安打を達成した選手は、立浪選手を含めても22人しかおらず、そういう意味では立浪選手も球史に残る選手といえると思います。1,000打点もしくは2,000安打のどちらかしか達成していない選手にもそれぞれ特徴があり、2,000本安打のみを達成した選手はどちらかというと1・2番を打つ好打者タイプの選手が多く、1,000打点のみを達成した選手はどちらかというとホームランバッターが多いような気がしました。それにしても、谷沢健一(元 中日)が1,000打点を達成していなかったのは意外でした。
今季2,000本安打、1,000打点を達成できそうな選手といえば、広島の前田選手(2,000本安打まであと11)、西武の江藤選手(1,000打点まであと3)がいます。僕自身はそれほど広島ファンではありませんが、前田選手の2,000本安打が今季中に達成できることを期待しています。
最後に、話は本題に戻りますが、立浪選手の1,000打点はあくまでも通過点です。今後もミスタードラゴンズの看板を背負う選手として、打点・安打の記録をさらに伸ばしてくれることを期待します。 (文章 一部敬称略)
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