おえちゃんの独り言

気ままに書いてみたい

大辻山登山(立山町)

2019年05月25日 21時02分00秒 | トレッキング・登山
       5月23日(木)快晴

         先週土曜日(18日)、先々週木曜日(9日)に続き、
        3週連続で今回は大辻山(標高:1361m)に登ってきました。

      長尾峠の駐車場にと思いながら勘違いして、長尾山登山口前の駐車場④に停めたため
      大辻山登山口まで約3kmほど、アスファルトの林道を約1時間余り歩く羽目になりました。

          次の駐車場⑧に停めなければならなかったのです。
       ここから500mほど歩くと、大辻山登山口本道ルートです。


      
      背の低い灌木などが生い茂る少し急な登山道をのぼり、奥長尾山(標高:1026m)には、
                 25分ほどで到着。



        ミズナラやブナの林の中を歩くと、少し広いカンバ平に50分ほどで到着。
        柔らかな木々の緑に心が和み、遠く日本海も霞みの中に広がって見えます。





          やがて、ところどころ木の根が網の目のようになっている場所や
          ロープの付いている急斜面を登ると、まもなく、北尾根分岐に出ました。






          山頂までもう一息と思ってからの登りは結構きつい。
         昨年、雪の覆われていた山頂近くの谷には、雪は少なかったが
        大きなブナの木が、根こそぎ倒れていました。それでも美しい葉が茂っていました。



        大辻山山頂(標高:1361m)には、11:50到着。登り口から2時間10分でした。



       いきなり目の前に現れた美しい山々に、「ワア~素晴らしい」と思わず叫んでしまいました。
            雲ひとつない真っ青な空に、白く輝く立山連峰。
               遮るものが全くない眼前の景色。
          剣岳、大日岳、立山雄山、薬師岳までの大パノラマ!

  毛勝三山 

       剣岳・大日岳 

       剣岳 

       立山・浄土山・獅子岳 

        先週、瀬戸蔵山から眺められなかった風景、納得の景色を堪能です!
        また称名滝が3段に落下し、雪解けの季節にしか見られないハンノキ滝も
             一筋の美しい姿を呈していました

         弥陀ヶ原・天狗平から流れ落ちる称名滝(左側)とハンノキ滝(右側)
        

         滝を拡大して撮っても、デジカメではこんな感じ 

         翌日朝日新聞に載っていた称名滝とハンノキ滝のV字形               

        さらに鍬崎山も木々の間から、三角形の美しい姿を見せていました
       鍬崎山 

        お昼を頂上で食べ、50分あまり山を眺めながら過ごし、帰路も同じ本道ルートを戻りました。

        出会ったお花はとても少なかったが、イワカガミに出会ったことがうれしかった

       イワカガミ 

       イワウチワ 

       オオカメノキ 
 

      登山口には、14:20頃到着、ここからさらに駐車場まで50分あまり歩いて戻りました。
        途中、車を停めて、「乗っていきませんか?」と親切にお声をかけてくださった
           女性もおられたが、丁寧にお断りして、歩き続けました。

           深緑に染まる林道を歩くのもとても気持ちが良かった
        タニウツギ 

        深緑の林道 

           
           駐車場に到着したときには、さすがに足腰の痛みを感じました。

      帰りにいつもの「グリーンパークよしみね温泉」に立ち寄り、汗と疲れを流して帰りました。
       
      

      
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瀬戸蔵山登山(富山市大山町)

2019年05月20日 21時22分16秒 | トレッキング・登山
         5月18日(土)

     一日中晴れの天気予報を聞いて、3年ぶりに行きなれた「瀬戸蔵山・大品山」へ登ろうと
             雷鳥バレースキー場へと 向かいました。

     ゴンドラリフトで山頂駅まで登り、「瀬戸蔵山、大品山」へと登るコースです
      ところが、ゴンドラ駅はひっそりとしていて、それでもパラグライダーが
     数機飛んでいるのが見えるので、チケット売場へ行くと鍵がかかっていました。
     
     困っていると、従業員の姿が見えたので聞いてみると、ゴンドラは昨年までは稼働していたが
     今年からは、設備が古くて危険な状態になったので、営業停止したとのことでした。
     パラグライダーの人たちは、別の方法で、旧ゴンドラ頂上駅まで登って行ってるようです。

     瀬戸蔵山登山への別ルートを尋ねると、すぐ近くの「家族旅行村」で聞くように言われ
     少し移動して「家族旅行村」事務所へ行き、聞きました

     そして今回は”粟巣野スキー場~百間滑~龍神の滝~瀬戸蔵山”のルートで登ることにし
     時間も予定より遅れたので、「大品山」は止めることにして出発しました。

     周りの山々もスキー場も緑一色の美しい景色が広がっていました。
         粟巣野スキー場から出発
       
     ゲレンデでは、山菜を摘んでいる人たちの姿が、あちこちに見えてました。
     途中、そんな方たちに会うと、袋いっぱいのワラビを見せてくれました

      「清流の小路」の標識に従って階段状の遊歩道を歩くと、20分ほどで「百間滑」に到着。
         谷の両側は濃淡の緑に囲まれ、長く美しい滑らかな岩床を
                  水が勢いよく流れていました。
         百間滑
        
         つるつるした岩床
        

        「百間滑」の案内板
        

        龍神の滝への途中に、湧水が湧き出るところがあり、飲んでみました
         冷たくて、まろやかな味のおいしいお水でした
             松尾山の湧水
           

        沢沿いの道を25分あまり登ると「龍神の滝」です。
        対岸の林の奥から岩壁をねじるように落下している白く長い美しい姿が見えます。
         龍神の滝(タツガミノタキ)
        

        
        
        「龍神の滝」の案内板
        

        ここから先は、標高差500mの長い急な登りとなっています。
         「瀬戸蔵山」までは、1.5Kmと書かれていました
             
     途中、龍神の御神木や、松尾山の大杉と言われる、立山杉の巨木の林を抜けながら登りました。
        「龍神の大杉」の案内板
        

        龍神の御神木
        

        松尾山の大杉
        

      
    階段状の道は延々と続き、崩壊した登山道や、ロープや梯子が設置された道をどんどん進んでいきました。
        長々と続く階段状の登山道
        

        途中には壊れた登山道
        

        雪も残る壊れた崖の登山道
        

     とても段差が大きく危ない箇所もある登山道ですが、時々かわいいお花たちが慰めてくれました
     
       崩れた登山道の縁に、カタクリやイワウチワ、エンレイソウなど、頭上には
         オオカメノキやコブシの白い花が目に入ってきました
         カタクリの群生
         

         

         エンレイソウ
         

         イワウチワ
         

         キクザキイチゲ
          

     粟巣野スキー場から約2時間20分、ようやく瀬戸蔵山(標高:1320m)に到着しました。

         瀬戸蔵山頂上(標高:1320m)
         

           私たち以外は登山客は一人もいません。
       朝の青空も曇りがちとなり身近に見えるはずの立山の山々も、
         頂上は雲の中、とても残念でたまりませんでした
       それでも、緑の木々と雪を頂いた山の景色はとても素晴らしい!
         雲の中の立山連峰
        

         真っ白な弥陀ヶ原
        

         木々の間から鍬崎山・頂上は雲の中
        


     昼食を食べていると、数人の人たちが登ってきましたが、すぐに下山していきました。
     しばらくして、今度は、富山工業高校の山岳部の生徒たちが12名登ってきました。
       話を聞くと、大品山を経て、瀬戸蔵山へと縦走してきたのでした。
       彼らの快活な姿に元気を貰い、一足先に私達も下山し始めました。

     下山も同じ道を下りたが、大きな段差を踏み外さないよう、慎重に進んでいきました
       途中で、後から出発したはずの高校生の一団に追い越されてしまいましたが、
         約1時間45分で無事に粟巣野スキー場へたどり着きました。

    登山の疲れを癒すため、ホテル「森の風立山」の日帰り温泉に立ち寄り夕方5時半ころ帰宅しました。

     思わぬことで、登山開始が遅れたため、「大品山」へ登れなかったのが心残りです。
    ゴンドラを使って登るよりはるかにきついコースだということを、しみじみ実感した登山でした。


     

     
     
    
     
     
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牛岳トレッキング(富山市)

2019年05月12日 15時33分08秒 | トレッキング・登山
  5月9日(木)


 美しい青空が広がる牛岳(標高987m)へ、トレッキングに行きました。
    牛岳は今年2度目です。3月にフキノトウ摘みでこども村までハイキング
                今回は、頂上まで登りました。
    手軽に登れるので、昨年も3月にフキノトウ摘み、5月にトレッキングしました。

      牛岳スキー場のパノラマ展望台の駐車場に到着したが、誰もいません。
         展望台からの眺め、湯谷ダムが青く見えます


     山に登る人は、もう少し先の二本杉登山口の駐車場に停める人が多いのです。

     パノラマ展望台から二本杉登山口まで、アスファルト道を約45分あまり歩きます。
            山登りするための準備運動のつもりです
     
     この道路からは展望も良くて、緑の濃淡が美しい山々の景色を楽しみながら歩きます。





道沿いには、例年ならピンクのタニウツギや、藤、白いホウの花などが見られるはずなのに
                 今回は、全くも見えません。
          
          蕾さえ見えないタニウツギ
        

       時期的に早すぎることもないと思うのだが、どうしてだろうか?
          代わりに 黄色いキブシの花や白いオオカメノキやコブシが目につきました
          キブシ
         
          オオカメノキ
         
          コブシ
         

  
         二本杉登山口に到着すると、やはり5台駐車していました。
             もう山に入っていったのでしょう。

        歩きなれた登山道に入って間もなく、やはり今年も雪が残っていました。
           登山道の雪渓


      昨年もこの雪にあい、枯れ木をストック代わりに使ったのでとても不便でした
      そこで、今回はストックを準備してきたので、安心して登ることができました

      雪は昨年ほど多くはなかったが、日陰となる登山道の5~6箇所に残っていました

         新緑が美しいブナ林”鍋平”で一度休憩、清々しい景色を満喫しました。

        黄緑色のブナの木々


       登りながら、足元のかわいいお花たちに出会えるのも楽しみの一つですです
        イワウチワ
         

         エンレイソウ
         

         サンカヨウ
         

         ショウジョウバカマ
         

         チゴユリ
         

         マムシグサ
         


         さらに緑の中を進み、頂上には、ちょうどお昼に到着しました。
          いつもより、ゆっくりのんびり登ってきたことになります

         頂上の牛嶽大明神
         

       すっきりと晴れ渡った空に、立山連峰の大パノラマが広がっていました。     
         頂上から立山連峰
         

         立山、剣岳もくっきりと
         

         神々しい薬師岳
         

        さらに散居村の砺波平野や、富山湾、庄川や神通川等々、広大な眺めです。

         砺波平野の散居村
         

        
        頂上(987m)の牛獄大明神にお参りし、お昼をいただく。
      
        遠く石川県の白山も真っ白な姿を見せていました。

         白く輝く白山
         

          1時間ほど休憩した後、同じ道を下山。

       二本杉登山口の近くの池に、オオサンショウウオの白い卵が沈んでいました。
         

        道路沿いのノブキを摘みながら、駐車場まで歩き、スキー場のゲレンデで
               ワラビも摘んできました
         ワラビ
          

        疲れを癒すための”牛岳温泉センター」にも寄り、天然温泉に浸かりながら
      一緒にお風呂に入っていた方に、ノブキの料理法などを教えていただいてから帰宅しました。

        山の恵みもいただいた、往復4時間の楽しいトレッキングとなりました
         
          
      

            
      
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塔倉山登山(立山町)

2018年06月04日 13時23分09秒 | トレッキング・登山
    過日6月2日(土)、塔倉山(標高:726.3m)(とのくらやま)へ登ってきました。

    「ほくりく日帰り山歩き」に紹介されている山で、「富山の山」9山のうち、
         まだ登ってない3山のうちの一つです。

     今日まで登らなかったのは、里山とは言っても奥地で、春先や秋にはクマ対策が必要、
     トイレもなしと、ちょっと、躊躇する山だったからです。

         でも、やはり行きたくて、急遽実行。

     ガイドブックどおりに、立山ICを下りて右へしばらく走ると、坂井沢の交差点にさしかかる。
     ここを左折して、立山町目桑(めっか)の集落を目指して、進みます。
     塔倉山登山口目桑コースと書かれた道に入るとき、確認のつもりでちょうどその場所におられた
     地元のおじさん(2人)に尋ねると、快く教えてくださった。
     さらにそのうちの1人の方に、軽四トラックに付いてくるようにと言われ、
     林道をどんどん進んでいく車の後ろを、ずーっとついて行きました。
           10分あまりで登山口に到着。
     なんと、その方は、私達のために、道案内をしてくださったのです。
     そして、「最近、クマもよく出てるので、気をつけるよう」とのこと。
      おじさんの優しい心に、感謝。丁寧にお礼を言って別れました。

     「塔倉山登山口」の標識を確認し、登山道に入りました。

     

     草が生い茂ってて、わかりにくい赤土の登山道を30分あまり登り詰めると
     展望台(標高:700m)に到着。雲が多く、眺望は今一つ。

        展望台標識
     

        霞む富山平野
     
                        
      それでも、深い谷へと続く杉林はとてもきれいでした。
                  

     赤土で滑りやすい登山道には、ロープが取り付けられてる場所もありました。
                  

     花の少ない季節ですが、小さなヒメシャガ?やササユリ、ヤマボウシを見ることが出来ました

         ヒメシャガかしら?
       
               ササユリ
             
                       ヤマボウシ
                     

         10分ほどで長倉コースとの合流点に到着。
      

     広葉樹の尾根に道が続き、約10分あまり軽く登って頂上に着きました。

        広々とした頂上
      
      
     登り口から、約50分ぐらいしかかかりませんでした。
     頂上の標識は、1本の木の上に架けられていました。
         
      
       
      「ふるさとの山河うるわし」の石碑が・・
              

     頂上には展望図が設置されていて、4月末に登った大辻山や昨年登った来拝山、
     さらに毛勝三山、剣岳、大日岳、立山などなど、二重、三重に山並みが紹介されていました。
        
      
        
      

     しかし今日は、晴れているものの、遠くの山々は雲に隠れて、見えません。
         手前の山々だけが、すっきりと見える状況でした。

        頂上からの眺め・・大辻山が目前に見えます
            

          早めの昼食を食べ、のんびり60分あまり休憩。
          私たちのほかに、6名の人たちが頂上で休憩中でした。
    
     次いで、往復約10分で行ける東峰(標高:730m)へ、三角点のある本峰よりわずかに高いが、
     広さや展望ともにやや劣る。やはり本来の頂上が良い。

          東峰頂上
       

     再び本峰に戻り、目桑コース登山口へと、引き返しました。

     登り口から頂上往復、約1.5時間のやさしい山「塔倉山」でした。

     目桑集落から戻る途中に、白岩川ダム(ロックフィル式ダム)を見物。

          白岩川ダム
       
       


     登山の後の日帰り温泉、おなじみの「よしみね温泉」に立ち寄り
     温泉で汗を流して帰宅しました。
     



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牛岳トレッキング(富山市)

2018年05月12日 18時02分08秒 | トレッキング・登山
    5月11日(金)

     2~3日前からの寒い日々が嘘だったような、暖かい一日でした。

     爽やかな風が吹き抜ける牛岳(標高987m)へ、トレッキングに行きました。
    牛岳は今年2度目です。3月に来たときは、雪がまだたくさんあって
     山歩きはできず、こども村まで、車道を歩きながら、フキノトウを摘んで
        楽しみましたが、 今回は、頂上まで登りました。
       手軽に登れるので、毎年、5~6月に登っています。

    今日はパラグラーダーを楽しむ人もいなく、パノラマ展望台の駐車場はとても静かでした。
     山に登る人は、もう少し先の二本杉登山口の駐車場に停める人が多いのです。

      でも、あえてここから歩くのは、山登りの助走と考えてのことです。
      歩きながら、眺める景色もとても素晴らしく、今日は快晴だったので
      いつもの立山連峰が、一段と美しく眺めることが出来ました。

    
          タニウツギ
       
         ホウノキ
       
         フジ
       

      やはり、二本杉登山口の駐車場には、すでに3台の車が停まっていました。
      
      登山道に入っていくと、今年は豪雪だったせいか、しばらく進むともう雪が
            登山道を埋め尽くしていました。

              


       気楽に登れると思って、ストックを持たずに来たことを後悔しました。
       狭い雪の上を歩きながら登るので、とても滑って危ないのです。

         そこで、枯れた木の枝を拾って、ストック代わりにしました。
        頂上までの登山道の約半分ぐらいは、雪に覆われていたが
             安全に登ることができました。

                雪に突き刺したストック代わりの枯れ枝
               

       雪のない安全なところでは、周りのお花に目を向けることもでき、
          新緑のブナ林も、快適に進むこともできました。

         鍋平のブナ林
       

            マムシグサ
         

            イワウチワ
                
            チゴユリ
          

            キクザキイチリンソウ
          

            エンレイソウ
          
          
         約1.5時間余りで頂上の「牛獄大明神」に到着。

         標識が、草むらの中に
          

        晴れ渡った水色の空、真っ白な剣岳、立山や薬師岳、眼前の緑の山々、
         目の覚めるような眺望に、ただ見とれるばかり!!。

        立山連峰と薬師岳
      

        狛犬も美しい景色を眺めているよう!
      

      
         さらに白山の峰々も、美しく輝いて見えました。

         白山
       

        昼食をとった後、同じ道を下山、途中で摘んだ野ブキは、帰宅してからキャラブキにし、
          夕食に食べましたがとても柔らかくて、おいしかった。
          もっとたくさん摘んで来ればよかったと、思いました。

           

        早春にはフキノトウで、初夏には野ブキとして、二回も味わったことになります。



          出発から約4時間、心ゆくまで山歩きを楽しんだ一日の終りは、   
             牛岳温泉で汗を流し、帰宅することにしました。

      

     
     
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大辻山登山(立山町)

2018年05月02日 11時47分46秒 | トレッキング・登山
  4月30日(月・祭日)


       今日の行先は、立山山麓の大辻山(標高1,361m)です。
    2012年10月に一度登った山ですが、簡単に行けたような記憶があるので、朝7:00車で出発。
           前方にはくっきりと山々が見える良いお天気です。

        北陸道・立山ICで高速道を下り、一般道立山線を走ります。
      立山町芦峅寺、雄山神社の横から、3.5kmで国立立山少年自然の家、
              さらに約5kmで長尾峠に着く。
          途中、野生のサル数匹と出会いましたが、写真は撮れなかった。
        長尾峠に駐車して、林道を少し歩く、道路には雪が残っていました。
            登山口の標識も、雪に囲まれています。

   
         登山靴ではなく、トレッキングシューズを履いてきたことをちょっと
          後悔しましたが、階段状の登山道には雪が見えずほっとしました。

   

        登山道には、①から順に標識があり、番号をたどりながら登りました。
        
        登山口から、少し急な登山道が続き、25分ほどで③の標識が付いた
        奥長尾山(標高1,025m)に到着。ミズナラやブナの木々は、
         まだ小さな新芽が出たばかりで、黄緑色の林が続いています。

   
     
        ⑤の標識のあるカンバ平からは、木々の間から、大辻山の頂上が見えてきました。

   
       
        谷にはかなりの雪が残っています。
     

        木々の間から立山が見えたり
     

        袴腰山も大きく見えます
     

        登山道のところどころにもかなり雪があり、滑って転ばないよう慎重に歩いたり、
        ゴツゴツした木の根が階段状になっている登山道や、段差の大きな急斜面には
        ロープが付けられていて、安全に登れるようになっています。




    
        道端のあちこちには、かわいいイワウチワやショウジョウバカマ、
        真っ白なタムシバ、オオカメノキなどが見られ、とても元気づけられます。

           イワウチワ
  

  

           ショウジョウバカマ
    

           タムシバ
   

           オオカメノキ
   
       
        やがて、⑨の標識、北尾根の分岐に登山口から約1.5時間、10:23到着。

  

  次の⑩は、しっかり雪の道、雪が無ければ意外ときつい急登のはずだが、
                 それほど感じなかった

          

          
                     
         雪の山頂には、10:50到着。 大パノラマが広がっていました。

          

          登山口から2時間10分かかりました。
            6年前とほぼ同じ時間で登れたことになり、ちょっと安心。

          私達より若い登山者たちが多く、雪の上に敷物を敷いて昼食などとりながら、
             パノラマのように広がる山並みを楽しんでいました。

          

       目の前には、剣岳、大日岳、立山雄山山頂、室堂平、天狗平が箱庭のように見え、
           三段になって落ちる称名滝や、夏には見ることのできない
           幻の滝と言われるハンノキ滝もくっきりと見えていました。

         剣岳と大日岳
          

         立山雄山山頂や浄土山、室堂平、天狗平
          

         薬師岳
          

         左が称名滝と右はハンノキ滝
            
         
        私たちも山頂の雪の上に敷物を敷き、お弁当を食べながら、のんびり
        ゆったりと、心ゆくまで、その素晴らしい風景を眺めていました。

    
        11:45ごろから同じルートで下山を始め、登山口には13:18に到着。
           下山の所要時間も前回と同じ1.5時間でした。


        先週の二上山(標高274m)から一気に標高1361mの大辻山へ登ったので
        多少の疲れを感じましたが、今日の空のように清々しい登山になりました。

        

        
        
        

       
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二上山トレッキング(春)

2018年04月28日 22時56分26秒 | トレッキング・登山
       4月26日(木)晴れ

     爽やかなお天気になったので、今年初めてのトレッキングとして
        お馴染みの二上山へ行きました。

     桜の季節も終わり、山はむせるような新緑に覆われています。
     美しい緑のトンネルをくぐりながら、山頂へと歩きます。

  
        山頂の日吉社
      


     途中、展望の開けた場所からは、富山湾と雲の上に立山連峰がうっすらと眺められました。

       
       

       二上まなび交流館前から頂上まで、30分あまりで到着しました。

     しばらく休憩後、八重桜の様子を見に行きました。
     もう遅いだろうと思いながら見てみると、はなびらがひらひらと舞い落ちる状態。
          花と葉が混ざって暗く見えました。

       

     ところどころに、ヤマツツジやヒメアオキの可愛い姿を見つけることが出来ました。

       

       



        往復1時間余りのトレッキングは、歩き始めは足が重く感じましたが
        慣れてくると、いつもの調子で歩くことが出来、ヤレヤレと思いました。


                      
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白山で出会ったお花たち(2)

2017年09月06日 22時56分30秒 | トレッキング・登山
       
       8月27日~28日、一泊2日で白山登山したときのお花たちです。
       
       今回は、花の最盛期より遅れたため少ないと思っていましたが、
       まとめてみると、30種ぐらいのお花に出会っていたのです。
            私が撮った花たちを、まとめてみました。


       (2)桃色系、赤紫系、青紫系のお花や実

       チングルマの群生(エコーラインで)
   

       チングルマ・・花が終わり、羽毛状の毛を持つ実になっています
       

           シモツケソウ
           

       ハクサンフウロの群生(室堂平で)
   

           ハクサンフウロ
           

           カライトソウ
           

           クサボタン
           

              ミヤマリンドウ
              

            イワギキョウの群生(室堂平で)
   
    
           イワギキョウ
           

 オヤマリンドウ                        オヤマリンドウ(黒)
   

            ハクサントリカブト
            

            ツクバネソウの実
            

            サンカヨウの実
            

            イワハゼの実(アカモノ)
            

            ナナカマドの実
            

         以上14種類のお花や実を見つけることが出来ました。
        
         苦しい山登りも、かわいいお花や実を見つけながら歩けば、
         心も体も癒されて頑張ることが出来るのです。
    
       
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白山で出会ったお花たち(1)

2017年09月04日 23時20分51秒 | トレッキング・登山
       8月27日~28日、一泊2日で白山登山したときのお花たちです。
       
       今回は、花の最盛期より遅れたため少ないと思っていましたが、
       まとめてみると、30種ぐらいのお花に出会っていたのです。
            私が撮った花たちを、まとめてみました。

     (1)白色系、黄色系のお花

      イブキトラノオの群生
           イブキトラノオ
          

           ヤマハハコ  
          

                          ミヤマホツツジ   
                        

  ミヤマダイモンジソウ                       イワギキョウ(白)
       

                コバイケソウ…たった一本残ってました。
                     

                カニコウモリ
                

                オンタデ                            
                 
                イワツメグサ
                 

               サラシナショウマ
               

               センジュガンピ
                

               シシウド
                 
               ミヤマアキノキリンソウ
                

               シナノオトギリ                            
                
               クモマニガナ                        
                

      ニッコウキスゲ・・この辺りは、ニッコウキスゲが沢山咲く場所ですが、
               もう季節が過ぎてしまったのです。
               草の中に僅か一本残っていたので、ラッキーでした。
                  


           以上きれいに撮れたものが、16種類ありました。
           次回は、桃色系や赤紫系、青紫系を見てみたいと思います。
  
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白山登山ーその2

2017年09月01日 22時33分12秒 | トレッキング・登山
          8月27(日)~28日(月)

       お盆以降、白山登山を計画してからは、殆ど毎日白山の天気ばかり
       気にしながら、ようやく26日から晴れの予報を確認できたので、
            実行に移しました。

         白山登山は、2009年以来8年ぶりになります。

   2日目(8月28日)

           朝3:30室堂「御前荘」で起床。
     といっても、昨夜はほとんど眠れなかった。

   起きて、身支度をする。ダウンジャケットに雨合羽の上下を着込み、
      帽子にヘッドライトを着けて、リュックをこの場所に置き、
         4:00少し前、白山奥宮鳥居の前に出た。
      まだ暗いが、キラキラと満点の星が届きそうな高さに光っている。

     頂上への登山道には、もう、登り始めている人の明かりが2個ほど見える。
      整備された登山道をゆっくりと登る。合羽を着ていても寒いくらい。
          冷たい風も吹いているので、体感温度は低い(5℃位)。

          途中、神主さんが打ちならす太鼓の音が聞こえた。
          ご来光を見ることが出来る合図なのです。
      
      4:40、白山頂上御前峰(ゴゼンガミネ)(標高・2703m)に到着。

      5:04 北アルプスや乗鞍岳や御嶽山が黒いシルエットで現れました。


      5:13 雲海も美しい日の出前


      5:21 雲の間から見え始めました。



          神主さんも登ってこられ、日の出を待つ間に、
        白山の歴史やアルプスの峰々の解説をマイクなしで話されました。      
        しかし、頂上では風も強く、あまり聞き取れませんでした。

      やがて北アルプス槍ヶ岳から穂高岳、剣岳・立山と連なるあたりの空が明るく輝き始め、
         雲の間から5:25、日の出となりました。
       5:24 日の出です


      神主さんの音頭で全員で万歳三唱をし、しばし、その感激に浸っていました。
             白山頂上「御前峰」
            

       輝かしい日の出と白い雲海の美しい風景を堪能し、室堂へと下山しました。

            頂上から室堂を眺める
         

            室堂平から頂上とハクサンフウロの群生
          

       室堂センター食堂で朝食をとり、8:00室堂を出発。
          おいしくなさそうな朝食

       昨夜泊まった「御前荘」

       御前荘内部・・二段ベッド、敷き詰められた布団は一人一枚

       出発しようと外に出ると、あたり一面ガスが立ち込め山頂が見えなくなっていました。
      

       下山のコースは、弥陀ヶ原から南竜ガ馬場へのエコーラインを選びました。
              
          昨日の黒ボコ岩コースより、1kmあまり長いが、
           お花畑が広がる、きれいなコースなのです。

       弥陀ヶ原の木道を進み、南竜ガ馬場までの、お花畑をのんびり
       眺めることを期待していたものの、満開の季節が終わったようで
       寂しい風景でした。

        お花がほとんど見えない木道を進む。     
      

        でも、イワイチョウが黄色く色づき、草モミジの準備?です
      

        チングルマの群生です。花が終わって、羽毛状の実になっていました。
      

      やがて、南竜ガ馬場の山荘とキャンプ場が見えてきました。
      

      お花畑の中に、ニッコウキスゲが一輪残って咲いていました。思わず「良かったあ~」と。
      

      サラシナショウマの白い姿が風にゆらゆらと・・。
      

       南竜ガ馬場分岐には、9:45着。
      

       ここから、昨日の砂防新道を下り、甚ノ助避難小屋には10:45着。
       次の休憩場所、中飯場までの途中で昼食をとり、しばらく休憩。

       やがて、別当出合の吊り橋が見えてきて、ほっとしました。13:55着。
       

       アキアカネが「おかえり!」とお出迎え
                 

       14:00発のシャトルバスで一ノ瀬ビジターセンターへと帰りました。

       さらに昨日の駐車場所へ歩いて行くと、あんなに沢山いた車は
       全部いなくなり、僅か2台しか残っていませんでした。
       

       一ノ瀬バス停前の「永井旅館」の主人に聞くと、午前中にほとんど
       帰ってしまったとのことでした。
       「秘湯を守る会」の提灯が下がる白山温泉「永井旅館」
       

       「永井旅館」の日帰り入浴時に、昨日室堂でもらった、
        スタンプを押したポストカードを見せると、100円引きの
        サービスを受けることが出来ました。

        源泉かけ流しの秘湯の湯に浸かり、2日間の汗を流し疲れを癒し
        家路へと向かいました。

        途中「道の駅 しらやまさん」で食べたソフトクリームが、
         格別においしいと感じました。

        そして18:00、無事に自宅に到着しました。

        お天気に恵まれた、少々疲れ気味だが楽しい「白山登山」でした。
         
         山で出会ったお花たちは、後日アップしたいと思います。
        
       
        
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