おえちゃんの独り言

気ままに書いてみたい

爺ケ岳(ジイガタケ)から鹿島槍ヶ岳ゆっくり登頂④

2013年09月05日 09時33分12秒 | トレッキング・登山
      8月25日(日)~27日(火)、爺ケ岳から鹿島槍ヶ岳へ登ってきました。

   3日目 8月27日(火)

    今日は、鹿島槍ヶ岳の足元「冷池山荘」から、扇沢登山口へと下山します。
      コースとタイム
        冷池山荘~爺ケ岳~種池山荘~扇沢登山口 9km/6時間40分

              →90分       →60分
     冷池山荘(6:30)・・・爺ケ岳(8:00)・・・種池山荘(9:00~9:30)
     
        →140分          →60分
           ケルン(11:50~12:10)・・・扇沢登山口(13:10)

     昨夜は、個室だったのでぐっすり眠ることができ、今朝は元気に目が覚めました。  
    しかし、4時ごろ雨の音が聞こえ窓を開けると、一面のガスで真っ白で何にも見えません。
    出発までに止んでくれることを願って、5時からの朝食をいただきました。

      朝食後、1Lの無料の水を貰いに外へ出ると、雨は止んでいるものの、
           ガスは一向に晴れてくれません。
       今日は、一昨日登ってきた柏原新道を下りるだけです。

           6:00出発を目標に身支度を整える。
        ガスの中を下山することになるので、雨具が必要です。
            やっと準備を終えて6:30出発。
    7月に御嶽山へ登った時も、下山時は強い雨風で視界が悪い中、下山したのでした。
        でも、今日は風がなくガスがかかっているだけなので、楽です。

         周りが全く見えず足元だけを見ながら黙々と下山していきました。
     1時間くらい歩いたころ、時折ガスが晴れて、雲間に昨日と同じ立山連峰が現れました。

      
        
       振り返ると、鹿島槍ヶ岳も雲の間から「さよなら~」と行ってるようです。
      

        日が射すと、丸い虹がみえました。      
        

        一瞬でしたが虹の中に、夫と私の影が映ったのです!。      
       とっても感動しましたがカメラに収めることができませんでした。
             ブロッケン現象でしょうか?。

     歩きはじめて1時間半、昨日登った爺ケ岳迄きましたが、今日は登らず
           頂上を取り巻くような登山道を下りました。

         昨日、八ヶ岳連峰が見えていた方向は、雲海が美しい!。
        
        
         剣岳も、いちだんと綺麗に見えてきました。
        

         お天気がだんだん良くなり、青空が戻ってきたのです。

   一昨日泊まった「種池山荘」が見えだしたところで、待望の雷鳥の親子に出会いました。

      
      
         人が近くを通っても、逃げることなく、遊んでいます。

     種池山荘へは9:00に到着。30分余り休憩後、再び柏原新道を下山していきました。
     いつも下山の時思うことは、「こんなにきつい坂道を登ったんだ」という事。
      
         途中、「学校登山」の地元の中学生に会いました。
     今日、種池山荘に泊まって、明日、「爺ケ岳」へ登るとのことでした。
     5クラス150人ぐらいの子供たちが、私達が通る時、立ち止まって道を空け、
     元気な声で「こんにちは~」「こんにちは~」と声をかけてくれました。

     子供たちに元気づけられて歩き、ケルンに11:50到着。
     ここで昼食、昨日と全く同じおにぎり弁当を食べなければならないが、
           私はもう食べたくありません。
     エネルギーゼリーや、行動食として持ってきた菓子パンなどで済ませました。

     20分余り休憩後、再び下山を始めました。
     13:10、ようやく扇沢に到着。

         中部山岳国立公園の碑がある駐車場
        

     予定通り、約6時間30分で、下山できたのです。

     一昨日は3台しか停まっていなかった駐車場に戻ると、今日は満車になっていました

       木陰が涼しい駐車場
      

     荷物を下ろし靴を履き替え、そのまま近くの「薬師の湯」へと直行。

              汗と泥のしみ込んだリュック・登山靴・ストックの3点セット
             
      
       大町温泉郷の「薬師の湯」       
      

     1時間余り、のんびりゆっくり温泉に浸かり汗と疲れを流し、国道、高速道を
     経由して、自宅へと帰りました。
     途中、「有磯海SA」で夕食をとり、自宅へは19:00無事に到着しました。
     
    
    


    
    
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爺ケ岳(ジイガタケ)から鹿島槍ヶ岳ゆっくり登頂③

2013年09月03日 08時24分55秒 | トレッキング・登山
   8月25日(日)~27日(火)、爺ケ岳から鹿島槍ヶ岳へ登ってきました。

  2日目 8月26日(月)

   今日はいよいよ「爺ケ岳」と「鹿島槍ヶ岳」へ登頂する日です。

   コースとタイム

   「爺ケ岳(南峰2,660m)」・「鹿島槍ヶ岳(南峰(2,890m)」9km/7時間 

             →60分          →30分          →95分
  * 種池山荘(5:45)・・・爺ケ岳南峰(6:45)・・・爺ケ岳中峰(7:15)・・・

                      →85分              →75分
   冷池山荘(2,410m)(8:50~9:40)・・・ 布引岳(2,683m)(11:05)・・・
  
                           →80分
   鹿島槍ヶ岳南峰(2,889m)(12:20~13:00)・・・冷池山荘(14:20)(泊)

   今朝は快晴です。青く透明な空と、美しい山々が目の前に広がっています。
   5:45、種池山荘を出発し、爺ケ岳方面へと歩きはじめました。
   ほどなく稜線に出ると、なんと、立山、剣岳の雄姿が目に飛び込んできました。

     右から剣岳と立山の雄姿、赤い屋根が種池山荘
    
     
   真っ青な空と、360度の大パノラマが広がる素晴らしい眺めです。
   ひとしきり、カメラに夢中になりながら、ひたすら登ること1時間、爺ケ岳南峰に到着。

     爺ケ岳への登山道
    

   爺ケ岳は、南峰と中峰の2つの頂上を持つ美しい姿の山です。

   今日のコースは稜線に近いコースを、登ったり下ったりして歩くので、昨日のような
   急な坂などなくて楽でした。
   黒部峡谷を挟んで、立山・剣岳の長野県側から眺める雄姿は、いつも見慣れた山々よりも
   大迫力で迫って見えました。

    

   後を振り向けば、槍ヶ岳や穂高連峰、常念岳の山々も、はっきりと見えだし、
   遠く八ケ岳や富士山、南アルプス北岳など、大パノラマが広がってきました。

     右から槍ヶ岳、穂高連峰、常念岳
    

     左から八ケ岳連峰、富士山、南アルプス北岳
    

   コースの途中で、冷池山荘に寄り、荷物を預け、小さなナップサックだけで、
   鹿島槍ヶ岳を目指します。

     
    
   冷池山荘(ツメタイケサンソウ)の受付で、宿泊予約を確認。
     昨夜の種池山荘と同じ経営者の山小屋です。
     1泊2食         9,000円
     翌日用のおにぎり弁当      650円
     水1L             無料
     個室代          5,000円

   こちらは、今日は個室が空いているとのことで、昨夜眠れなかったこともあり、
            個室をお願いしました。
   受付の女性は偶然にも、高岡市出身で、現在は安曇野に住んでいらっしゃる方でした。
      こんな山の中で、同郷の人、それも伏木の方とお会いするなんて、
            いっぺんにうれしくなりました。   
   
   山荘の裏を登ると、鹿島槍ヶ岳の大きな姿が目前に現れます。
       
      鹿島槍ヶ岳南峰と北峰
     

      しかし、頂上を極める前に、緩やかに伸びた稜線のこぶ・布引岳(2,683m)を
               越えなければなりません。
      危険な場所は少ないものの、距離も長く結構きつく感じました。
     でも、緩やかな斜面に咲くきれいな花たちや、周りの山々に元気づけられて、
               ひたすら登り続けました。
      大きなミヤマシシウドやサラシナショウマが咲き誇る花畑 
                                        キヌガサソウ
                  

         鹿島槍ヶ岳南峰まで、もう少しです。

     

   12:20、とうとう頂上に立つことができました。

                   
                          

   ふと、足元を見ると蝉がいるのです。標高2889mでも、セミは生きられるのでしょうか?
                        
   鹿島槍ヶ岳は、南峰と北峰の2つの頂上を持つ双耳峰と呼ばれ、2つの峰の間は
   吊り尾根となっていて、幅の狭い危険な尾根を渡らなければならないので、
       私たちは南峰まで登り、引き返すことにしました。

   頂上で昼食の「おにぎり弁当」を開きました。コンビニおにぎりより一回り大きめの
   梅干しに海苔がまかれたおにぎりが2個、これで650円なのです。

        

   高いでしょう!。でも、塩味が効いていておいしく、1個でもうお腹がいっぱいになりました。

   やがて、谷のほうからガスが涌きだし、あたりの景色が見えなくなりだしました。
   双耳峰のもう一つの頂上北峰へのコースを見たかったが、全く見えませんでした。

    

   このままでは、雨の心配もあるので、食事を早々に切り上げ、朝来た道を
   下山することにしました。
   
   冷池山荘に戻ったのは、14:20でした。冷池からは、往復4時間と言われるコースを、
   休憩を除けば、平均的時間内にもどれたことになります。

    昨日からの疲れも加わって、結構あちこちが痛みます。
    肩や腰、足などに湿布薬を貼り、明日に備えました。
   

   
                                 ~つづく~
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爺ケ岳(ジイガタケ)から鹿島槍ヶ岳ゆっくり登頂②

2013年09月01日 09時10分40秒 | トレッキング・登山
  8月25日(日)~27日(火)、爺ケ岳から鹿島槍ヶ岳へ登ってきました。

   8月25日の続きです。
        登山1日目、種池山荘に到着したのは13:50でした。
   登山中に眺めていた山々は、ガスがかかり始めて、見えなくなってきました。
    でも、明日登る爺ケ岳は、山荘のすぐ前に大きくどっしりと見えてました。
   
     

      受付で宿泊手続きをしました(3日前に電話予約済み)。
           1泊2食         9,000円
           翌日のお昼のおにぎり弁当   650円
           水1L            無料
           夕食は17:00、明朝食は5:00

     

  
     一旦、部屋に荷物を置き、一休みして、外へ出てみました。
       気温は15℃ぐらいでとっても気持ちいい。最高!
    朝から5時間歩き続け、ヒイヒイ言っていたことなど、もうすっかり忘れています。

   山荘の前の斜面はお花畑が広がっています。コバイケイソウやチングルマがたくさん咲いています。


   コバイケイソウは、白く大きな花と、咲き終わってしまったものとが混在しています。

     コバイケイソウ                  咲き終わって種を付けたコバイケイソウ
     

   チングルマも、もう花が終わり、種が集まってできた風車のような形になっていました。

      
  
   小さなオヤマリンドウや、ハクサンフウロなど、たくさんのお花たちが咲いています。
        ピンクがかわいいハクサンフウロ
      

   山荘の裏側に登れば、立山連峰が見えるはずなのだが、ガスがあたりを覆うてきたので、
               行くのを止めて戻りました。

     夕食までたっぷり時間があるので、喫茶室でコーヒーを飲むことにしました。
   レギュラーコーヒー、1杯500円、インスタントコーヒーは紙カップ1杯150円。

            
              

       山では、すべての食べ物や飲み物が、普通の1.5~2倍の値段です。
     今日初めてのコーヒーなので、500円のレギュラーコーヒーにしました。
        疲れた体には、コーヒーがことのほかおいしく感じました。

   種池山荘は、水は雨水をトイレ用に消毒して使っているので、飲料には使えず、
   うがいや歯磨きなどは、無料の1Lの水を使わなければならないのです。
     洗顔はウェットティッシュ(メイク落とし)で、拭くだけです。
   これまであちこちの山小屋を経験しているが、水1Lしか使えない小屋は初めてでした。
        飲み水は500Lペットボトル・350円で購入することになります。

   部屋は、8枚の敷布団が敷き詰められ、掛布団、毛布、枕がそれぞれ10個置かれてます。

         
       
         最大10人が泊まれる部屋ですが、この日は6人だったので、
            それぞれ方向を変えて寝ることにしました。

     17:00 夕食のため食堂へ。1度に50~60人が食べることができます。
        メニューは、1プレートに少量ずつ数種類のおかずが並んでいるだけ。
               ご飯とみそ汁はお代わり自由です。
           

      昨年の燕岳山荘の食事と比べると余りにも違い、ちょっとがっかりでした。
      やはり、水の事情が悪い場所では、これが精いっぱいのことなのでしょう。

              食事が終われば後は寝るだけです。
     歯磨きをし荷物を整理し、狭い布団に横たわりましたがほとんど眠ることなく、
             明朝4時過ぎには起きてしまいました。

        外は月明かりで明るく、ご来光も期待できそうでしたが、
        5:00の朝食なので、ご来光は見に行けませんでした。

     水を貰いに行くとき外へ出ると、朝焼けの空に八ケ岳や南アルプスが
             くっきりと美しい姿を見せていました。

       

    
     
        さあ~、今日は頑張って、爺ケ岳と鹿島槍ケ岳へ登るゾ~!!


     
       
                                           ~つづく~
        

   
   
   
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爺ケ岳(ジイガタケ)から鹿島槍ヶ岳ゆっくり登頂

2013年08月29日 20時13分25秒 | トレッキング・登山
     8月25日(日)から27日(火)まで、夫と北アルプス後立山連峰の
       爺ケ岳から鹿島槍ヶ岳までの、縦走登頂をしてきました。

   ツアーを申し込んであったものの、催行人数に達せず、2人で行くことにしたのです。

      日本百名山の一つ双耳峰の鹿島槍ヶ岳、三つの峰が雄大な爺ケ岳。
     1泊2日でも歩けるコースを山小屋で2泊するゆとりのコースで実行。
     立山連峰~剣岳の大パノラマと花を眺め、ゆっくりペースで歩きました。

8月25日(日)
     朝4時起床、身支度を整え5時に車で自宅を出発。
    
     小杉ICより北陸自動車道で、糸魚川ICまで、糸魚川からは国道148号を
     長野県大町市扇沢へ向かって走りました。

        雲間から朝日が・・(5:25)
      

     途中、道の駅・小谷(オタリ)で、朝食のため休憩し、大町市扇沢には8:50到着。

      

          扇沢の無料駐車場に駐車し、登山スタイルに着替え、
        登り口の柏原新道爺ガ岳登山口へと5分ぐらい歩きました。

  1日目のコース及びタイム(6Km/5時間)

                       →45分            →25分
    柏原新道登山口(扇沢出会)(8:50)・・・八ツ見ベンチ(15分小休憩)・・・ケルン

    →20分  →40分         →30分            →30分
   ・・・駅見岬・・・一枚岩(10分休憩)・・・水平道・・・石ベンチ(20分昼食)・・・ガラバ

    →50分
   ・・・種池山荘(13:50)泊


     柏原新道は、水音が轟々と鳴り響く鹿島川にかかる、緑の扇沢橋を渡たり、
     爺ガ岳登山口(標高1,350m)から始まります。
         登山届を記入しポストへ投函し歩き出しました。
       

      

      
        樹林帯の中の登山道は、急な九十九折りの坂が延々と続きました。
      40分ほどで最初の休憩ポイント”八ツ見ベンチ”へ到着。

            扇沢駅が木々の間から見えました。

       
           水分補給をして15分後に出発。
          同じような坂道が針葉樹の樹林帯の中に続いています。
       展望がきかないので、景色を見ることもなく黙々と進みました。
     
     針葉樹の樹林帯を抜けると急斜面が現れ、慎重にあるき”ケルン”へ到着。
        
        
        ここからは、扇沢駅や針ノ木岳や蓮華岳の姿が見えてきました。
      そして、遠くかなたの稜線に、今夜の宿泊先「種池山荘」が見えました。

            針ノ木岳の雪渓と、稜線の右に小さく見える種池山荘           

     ケルンを後にしてブナ林へと進むと、眼下に扇沢駅が見える”駅見岬”に出ました。
          周辺には、針ノ木岳の大雪渓が真正面に見えます。

        

         淡々とした登りをしばらく行くと、”一枚岩”に到着。
           この付近が、柏原新道のほぼ中間点です。
       しばらくすると大きな岩が敷かれたような”石畳”の道になりました。
               
        
        ”石畳”を抜けると”水平道”に到着。展望も開けて気分も爽快。

        

        

       小休止の後、歩き出すと種池山荘が建つ稜線も近づいて見えてきました。
        やがて自然石を並べた”石ベンチ”に到着。12:10だったのでここで昼食。

               

             持参したおにぎりを食べ20分余り休憩。
        お腹が空いているのに、おにぎりは1個しか食べたくない。
          お茶や、エネルギーゼリーでお腹を満たす。
     
       再び歩き出すと、柏原新道の一番の危険個所”ガラバ”に入りました。
        ガレた斜面や2つの沢、急斜面などを横切って行きます。
      ちょうど”ガラバ”に差しかかった時、大きな音がしてびっくりしました。
          沢に残っている雪渓の一部が崩れ落ちたのです。

         雪渓の上を渡りました
       
                   鎖の道
                
         また、鎖も張ってある狭い道も通り過ぎなければなりません。
       沢側を覗くと、かなり深く、高所恐怖症の人は、鎖につかまらなければ
             怖くて歩けないかもしれません。

     ”ガラバ”を過ぎて、ダケカンバの林を、上へ上へと登って行きました。
      南アルプスの山々が見えてるはずだが、眺める余裕がありません。
              足元ばかり見つめていました。
     ダケカンバの樹林帯の中、石を敷き詰めた石畳の段々”鉄砲坂”が続きました。

       

       疲れた足には、とてもつらく、「ここを登ればあと少し・・・」と、
     自分で自分を元気づけながら足元ばかりを見つめていて、ふと見上げると
      真っ青な空とお花畑の稜線、そして種池山荘が目に飛び込んできました。

       

     登り口から約5時間、13時50分にようやく種池山荘(標高2,450m)に到着できました。

            
     
     
      
                                   ~つづく~

 

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御嶽山で出会ったお花たち

2013年07月22日 21時45分38秒 | トレッキング・登山
         7月17日~18日に御嶽山に登ってきました。
             その時出会ったお花たちです。
  
      お花のシーズンには少し早いのか、パンフレットで紹介されている
              お花たちは殆ど見つけられませんでした。

      さらに、最もお花の群生している五の池方面は、お天気が悪かったので
              行かなかったせいでもあります。

     ロープウェイ駅から頂上までの樹林や灌木地帯と、二の池周辺で見つけたものです。
  
     最初に出会ったのは、ゴゼンタチバナ。白山や立山でよく見かけます。
         

     しかし、それ以後は見つかりませんでした。
     次に出会ったのは、モミジカラマツ。涼しそうなお花でしょ♪~
         
     このお花は、8合目に到着するまで、あちこちで見ることができました。

     ハイマツ地帯に入る前の灌木帯には、ナナカマド
     秋には真っ赤に紅葉する葉も、今は綺麗な緑で白い花が咲いていました。

         

     少し標高が上がると、ハイマツが生い茂る地帯になります。
         ハイマツは今赤い花が咲いています。

         

     根元には、小さなコメバツガザクラや、ツガザクラがへばりつくように咲いていました。
           コメバツガザクラ
         
           
           ツガザクラ
                  

     9合目山荘の岩場に鮮やかな黄色のヤマガラシが一塊になって咲いていました。
         

     もう一種、小さなかわいいお花を見つけましたが、名前がわかりません。??
     ご存知の方がいらっしゃいましたら、お教えいただきたいと思います。

         

     これより頂上までは、ガレ場なので、花はありませんでした。

     二の池山荘の周辺、お天気が崩れない先に見つけたお花は
     チングルマとミヤマダイコンソウでした。
               チングルマ
             

          ミヤマダイコンソウ
         


       ロープウェイ駅のお花畑は、花壇として作られたものなので、
      今回出会った花たち(高山植物)には該当しないので、UPしませんでした。

        私にとって山登りは、頂上に立った時の達成感とともに、
         可憐な高山植物に会えることも楽しみの一つなのです。
      


      


 
     
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御嶽山登頂

2013年07月20日 11時36分55秒 | トレッキング・登山
   7月17日(水)~18日(木)の1泊2日で、木曽御嶽山に夫と2人で登ってきました。

   この登山のために、つい10日前の7月6日(土)、雨の中、御岳ロープウェイ迄
   下見に行ったことは、7月8日にUPしましたが、今回念願の御嶽山登頂を果たました。

      御嶽山は、日本百名山の一つで、長野県と岐阜県にまたがる、
          民謡「木曽節」で親しまれる山岳信仰の霊山でもあります。

      週間天気予報では、17、18日ごろからは晴れの日が続きそうなので
         御嶽山二の池山荘本館に17日の宿泊予約を入れてありました。

      しかし、直前になると、どうもお天気が芳しくなく、キャンセルも考えましたが、
            そのまま実行することにしました。

    7月17日(水)
          5:30 自宅を車で出発、
          能越道・高岡IC~東海北陸道~中部縦貫自動車道~高山IC~国道41号
          ~道の駅「ひだ朝日村」で朝食。
          道の駅「ひだ朝日村」~国道41号・開田高原~県道20号・木曽温泉~
          御岳ブルーライン~御岳ロープウェイ鹿の瀬駅(山麓駅)9:00着。

         下見の時と同じく、今日もお花畑の上に見えるはずの御嶽山は、雲の中でした。
           

                     

         登山スタイルに着替えてリュックを背負い、御岳ロープウェイに乗車
      15分の空中散歩を楽しみ、飯森高原駅(山頂駅)(標高2,150m)に到着10:00。

          

          

            御嶽社で安全祈願をし、登山道へと入りました。
          

         空はどんよりと曇ってはいるが、今のところ雨の心配はなさそうなので、
      少しでも進んでおきたく、最初の休憩所・7合目行場山荘(標高2,150m)を通り抜け

          
           灌木の中の登山道、木の階段が続く8合目へと向かった。

       8合目女人堂(金剛堂)(標高2,400m)11:30到着。昼食をとる。

           

          空は晴れて、大きな御嶽山頂上が目の前に現れました。
                  よかったあ~!!。

    

        ここには、信仰の山を象徴するかのように、神仏混合の祠や霊碑があり、
            かっては、ここまでしか女性は入山できなかったという。

           

              
               

         12:00、9合目に向けて出発。ここから自然な山道が続きます。

           
        
     美しい山の景色と空気を満喫しながら、9合目石室山荘(標高2,800m)に13:30到着。
         

           元気づけにお汁粉を食べて、一休み後、13:40出発        
                  
         
               ゴロゴロした岩場がさらに続きます。

         

       覚明堂休泊所を過ぎてしばらく登ると、剣ヶ峰頂上山荘と、今夜私たちが泊まる
             二の池山荘への分岐点に差しかかりました。

         

       明日のお天気が心配なので、今日中に頂上へ登ってしまうことにし、
                頂上方向へと足を進めました。

            剣ヶ峰、頂上山荘が見えてきました。
         

           頂上御嶽社奥社の階段(80段)を登り、まず参拝。
           最後の階段がちょっときつく感じられました。
           

         

         そして15:00、とうとう頂上(標高3,067m)に立ちました。
                 ばんざ~い!!。

         

          しかし、辺り一面ガスに包まれ、展望は全くありません。
          気温も下がってきて、寒いので早々に下りはじめました。
    
      二の池山荘への分岐点を経て、二の池のほとりに建つ二の池山荘本館に到着15:40。

         

         御嶽山には5つもの火口湖があり、二の池は、万年雪が溶けて青く美しい
         水を湛え、この水が木曽川を下って伊勢湾へと注いでいるとのことです。

         

       二の池山荘本館(標高約3,000m)

         

          定員 50名。しかしこの日は、私達のほかに1組の夫婦のみの4名宿泊。
          スタッフは 男性2名。

          静かで、広々とした山荘の8畳間を1部屋ずつ使うことができました。
          さらに、お風呂もあり、疲れた体に熱いお風呂は最高でした。
          夕食は、もう一組のご夫婦と一緒に、楽しくおしゃべりをしながらいただきました。
          ちょっとさびしいメニューでしたが、温かなご飯とお味噌汁がおいしかった。
                     1泊2食(夕食・朝食付き)、8500円/人

          消灯:20:00 布団の中に入ったものの寒く、外は暴風雨となり
                   ものすごい雨や風の音で、殆ど眠れなかった。

  7月18日(木)

       朝になっても、暴風雨は続いていた。
       スタッフの話では、このエリアは特に風が強いので、午前9時頃なれば、
       いくらか収まるとの話でした。
      
       ご来光を見ることもできないのに、朝食は予定通り5:45でした。

       朝食後も雨風は続いていたが、昨夜よりは少し弱まってきました。
       
       ご夫婦は、7:00頃、雨の中下山していきました。

       時折一瞬だが、日も射すようになったので、少し弱まった雨風の中を
       雨具を身に着け、8:30過ぎ山荘を出発、下山し始めました。

       目の前は真っ白で、殆ど視界が効かず、時折強風も吹き付けてくるが、
              岩陰に身を寄せたりしながら9合目迄下山。
       スタッフが予想していた通り、雨も止み、なんと青空も時折見えてきたのです。

       1時間余りで、8合目に到着。コーヒーを飲み一休み。
          ここまでくればもう心配はいりません。
       雨で濡れた登山道を滑らないよう気を付けて下りるだけです。
        
       ちょうど12:00。ロープウェイ山頂駅飯森高原駅に到着できました。
            空は青く澄み渡り、心地よい風が吹いています。

      山荘から出てくるとき、カメラはリュックの中に入れたので、ここで取り出しました。
      振り返って見れば、昨夜の暴風雨が嘘のように、御嶽山がどっしりと聳えていました。
      
          山頂駅から再びロープウェイで、13:00山麓駅へ下りてきました。      
        
             
           お花畑と御嶽山、ようやくポスター並みの風景に会えました。
          

    ロープウェイ山麓駅からは、北アルプスの山々の美しい姿も見ることができました。             

       昼食はレストランにて、木曽の名産「霧しなそば」をいただき、
        日帰り温泉「やまゆり荘」へと、車を走らせました。

       やまゆり荘の露天風呂からも今日は、御嶽山の雄大な姿が眺められました。
       
       14:30、やまゆり荘を後に、昨日のコースで自宅へと向かいました。
        
       17:50 無事自宅に到着。

         頂上での展望は良くなかったが、2日間とも、美しい青空の下で
         憧れだった木曽・御嶽山を楽しむことができ、最高の2日間でした。
       
          
      
       

       
 

    
 
   
  
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雨の御岳ロープウェイへ

2013年07月08日 09時55分16秒 | トレッキング・登山
7月6日(土)
       この夏に、木曽御嶽山登山を計画しているので、その下見にと、
          御岳ロープウェイまで、車で出かけました。

      前日の天気予報は、富山は雨だったが、長野県は曇り&晴れの予報だったので、
       晴れることを期待して、朝6:00に車で出発。

      能越道・高岡~東海北陸道・飛騨清見~中部縦貫自動車道・高山~
      国道361号・開田高原~県道20号・木曽温泉~御岳ブルーライン~
      御岳ロープウェイ・鹿ノ瀬駅

          の、ルートで車を走らせると、約3時間30分で到着しました。

              

         途中、雨が降ったり、ガスがかかったりと、いっこうに晴れてくれません。

      御岳ロープウェイ・鹿ノ瀬駅では、どしゃぶりでしたが、しばらくすると
      小雨になったが、黒い雲が上空をおおい、降ったり止んだり、強い風も時々
          吹いてくるなど、最悪のお天気でした。

      鹿ノ瀬駅からは、大きな御嶽山がど~んと目に入るはずなのに、雲に隠れて
             ほんの少ししか見えません。

      とりあえず、トレッキングの用意をして雨の晴れ間に駅(センターハウス)へ、
                  駆け込みました。

      すると、今日7月6日は御嶽山の山開きであり、、御岳ロープウェイでも
             開山イベントが開かれていたのです。
      開山イベントは、7月6日~8日迄、さらに御岳ロープウェイの25周年を
       記念して、アルプホルンの演奏や、地域物産展も開かれていました。
      
      センターハウスの前では、”木曽町ゆるキャラ”が、出迎えてくれました。         
    

      下見の目的は、ここまでの所要時間や、駐車場、ロープウェイの運行時間、
             周りの様子などを見ることでした。

            無料駐車場はなんと1500台駐車可能。
         これならシーズン最盛期でも駐車の心配はないようです。

        ロープウェイの運行時間は、約70台、6人乗りのゴンドラが、
            数十秒ごとに発着するので殆ど待たずに乗れ、
          わずか15分で山頂駅(標高2,150m)に到着するのです。

          

     センターハウスは、売店、レストラン、更衣室などもあり登山者に便利にできています。
      また、一歩外へ出れば、眼前に迫る御嶽山とお花畑が広がる素晴らしい眺めです。

   ベコニアとマリーゴールドの花壇には、25周年の文字も見えます  
     
          

      しかし、あいにくの雨で山は見えず、少しの晴れ間にお花畑を散策しました。

      ロープウェイで、山頂駅(飯森高原駅)まで登る予定だったが、この雨では
      展望も悪く、風でゴンドラの揺れも大きいので、止めることにしました。

      そうこうしているうちに、アルプホルンの演奏がハウスのロビーで始まるとのことで
      中に入り、物産展で、試食の霧科そばを食べ、アルプホルンの演奏を聞きました。

             シニアの方が手づくりのホルンを演奏
           

          ホルンの演奏はその後、外のお花畑の前でも行われ、
        山に融和する、手づくり木曽ひのきのホルンの響きを楽しみました。

          花壇とセンターハウスとホルン演奏
         

        レストランでは、飲食物の持ち込みは禁止となっているので、
           車の中で、持参したお弁当を食べ、お昼少し前に
            日帰り温泉「やまゆり荘」へと向かいました。

    ところが、道を間違え御岳ブルーラインへ戻らず、林道の中を走る羽目となりました。
    雨脚は時々強くなり、少々不安を感じながら、霊神碑群が山の中に無数に建つ霊峰ラインを
        走り、ようやく県道20号線に出ることができました。

        県道20号から開田高原マイアスキー場方向に走り
         御嶽明神温泉「やまゆり荘」に到着しました。
      
     道を間違えたために、ロープウェイからここまで40分も掛かりました。
   
        御嶽明神温泉「やまゆり荘」は、開田村営の温泉施設です。
      大きな露天風呂があり、正面から御嶽山を眺めながら入浴できます。

          お天気が良ければ、露天風呂から御岳山が眺められます(ポスターより
            

       茶褐色の濁り湯で、本来は無色透明だが、空気にふれると鉄分が
           酸化して、変色すると、書かれてました。
       1時間半余り、入浴休憩した後、14:00過ぎに帰宅の途に就きました。

             17:30帰宅。高岡も雨が降っていました。


     今日の画像は、デジカメがバッテリー容量不足で使用できず、すべて携帯電話で撮ったものです。
      
    
      
      
      

      
      
      



      
      
  
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二上山ウォーキングと笹ずし

2013年06月10日 11時14分14秒 | トレッキング・登山
 6月8日(土)
    
          1年ぶりで、二上山へウォーキングに行きました。
   晴れてはいるが、ガスがかかったようで、いつもの立山連峰が全く見えないお天気でした。

         

      気温も25℃ぐらいで、遊歩道は木陰がほとんどなので、とっても涼しいのです。

        万葉植物園の近くに「ECOトイレ」が新しくできていました。
     屋根にソーラーパネルを設置し、太陽光で水を浄化する水洗トイレです。
          

         

     それでも、小さめのリュックにお弁当やお茶をいれて背負い、約30分余り歩くと、
     頂上(274m)へついたときには、背中が汗でびっしょり濡れていました。

               途中、数人の人と出会いました。

      頂上へ着くと、蝶を捕まえている小学2~3年生位の男の子1人がいました。

          

        親御さんの姿が見えず「どうしたの?、お父さんは?」と聞くと、
         はっきりは答えないが、たぶん少し前に私たちとすれ違った
           小さな坊やを連れた方が、そうだったのです。

     たぶん近くに住んでいらっしゃる方で、用事が出来て小学生の男の子には、
        すぐ戻ると伝えて、いったん山を下りて行かれたのでは・・?。

    男の子は、捕まえた「アゲハチョウ」を見てほしいと虫かごを差し出しました。。
      虫かごの中に、黒い羽に白い紋が付いた「モンキアゲハ」と
           小さなチョウの2匹が入っていました。

           

          頂上付近には、アゲハチョウが多いらしいのです。
          彼はその後も熱心に、蝶を追っかけていました。

     頂上で、お昼のおにぎりを食べ終わったが、彼のお父さんはまだ戻ってこられません。
      ”お父さん遅いね”と問いかけても、慣れた場所なのか”大丈夫”って言うので、
        持っていたお菓子を分けてあげて、私たちは先に山を下りました。

         帰路、遊歩道の両側のクマザサの新葉を摘んできました。

         帰宅して、笹の葉を洗剤で洗い、翌日笹ずしを作りました。

           

         笹の香りがするおいしい押し寿しを食べることができましたが、
           食べながら、男の子のことを思い出していました。

           

        たぶんお父さんのお迎えがあって、無事にお家へ帰ったことでしょう。
     

     
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立山山麓瀬戸蔵山・大品山トレッキング

2013年06月01日 18時38分42秒 | トレッキング・登山

  5月31日(金)快晴

    関東地方も梅雨入りとなったので、北陸の梅雨入りも、間もなくだろうと、
    貴重な快晴の日を逃さずに、立山山麓へ、トレッキングに出かけました。

    高速道立山ICを下りると、黄金に光る麦畑と、山々が目の前に広がってきました。

      
      
       自宅から車で約1時間で、立山山麓・らいちょうバレースキー場へ到着。


  山麓駅(標高560m)からゴンドラで8分間、ゴンドラ山頂駅(標高1188m)へと上ります。

      

    
    まず、ゴンドラ山頂駅から、500m、徒歩8分のゴンドラ山頂展望台へと行きました。

      

      真っ青な空と、さわやかな風が吹き抜ける展望台からは、 眼下に常願寺川の流れ、
   富山湾、鍬崎山、立山、大日岳、白山が雄々しく横たわる感動の大パノラマを眺めました。
    
         パラグラーダーが飛んでいます
      

         展望台からの立山連峰
      

    幸せの鐘を鳴らしながら、元気で山登りができる喜びをかみしめました。

           幸せの鐘の間から望む鍬崎山
          

   展望台から引き返し、再び山頂駅へ、そして瀬戸蔵山・大品山トレッキングコースへと進みました。

    遊歩道案内板には、山頂駅からの往路と復路の距離と時間が示されていました。

      

    瀬戸蔵山までの往路が、1.2km、50分、さらに大品山までは1.3km、60分
    復路は大品山から瀬戸蔵山までは、50分、さらに山頂駅まで40分となっています。
             往復5.0km、約3時間です。

    若葉の緑がまぶしい森林の中をアップダウンを繰り返しながら、約30分で瀬戸蔵山に到着。
       途中ブナ林の間から眺めた鍬崎山がまぶしいばかりに綺麗でした。

        
 鍬崎山は、かっての戦国武将佐々成政(富山城主)が軍用金を隠したと伝えられる伝説の山です。
    
    瀬戸蔵山(標高1.320m)でちょうどお昼となり、お弁当を食べて一休み。
    見事な立山連峰が、ぐっと真近に迫って見えます。
    大日岳、奥大日岳までがすっきりと見えたが、朝日三山(毛勝山、釜谷山、猫又山)は、
      雲に隠れて見えませんでした。
            
      

       左から大汝山・浄土山・鷲岳・鳶岳など
      

       左から大日岳・奥大日岳
      

    イワウチワや、イワカガミ、ショウジョウバカマなど、かわいい花たちが迎えてくれました。
    
         イワウチワ
      
  
         イワカガミ
      

                ショウジョウバカマ
              

             休憩後、次の大品山へと向かいました。
       瀬戸蔵山に比べて、いくらかきついアップダウンを繰り返しました。
         途中、雪渓が残っていたり、ぬかるんだ道を歩きました。

       

            頂上へは、40分余りで到着。

         

      大品山(標高1.404m)からの展望も瀬戸蔵山とほとんど同じはずだが、
           雲がかかりだしてほとんど見えませんでした。

      

      頂上近くのブナ林を抜けると鍬崎山が目の前にドーンと現れるのかとも思ったが、
        その方面から帰ってきた人に尋ねると、全く見えないとのことでした。

       小休憩時に、持参したコーヒー(ポットに入れて)を飲みます。
              とってもホットして元気がでます。
        また、私達が山に登る時必ず持って行くのが、草餅です。
   途中、小腹がすいたとき、するりと喉を通り、お腹が膨れ、体力がついたように思えるのです。
    
   大品山で10分余り休憩後、元来た道を引き返し、山頂駅へは復路も50分余りで到着しました。
 
         予定時間より少し早目のペースで進んだことになりました。

    平日で殆ど客のいないゴンドラ駅では、上り下りとも、随時運転していただけました。

           山登りの後の楽しみは、立ち寄り温泉です。
     温泉めぐりスタンプでゲットした無料券で、グリーンパーク吉峰温泉へ行きました。
    
   綺麗な温泉で汗を流し、ホールで販売されていた地物野菜をあれこれ買って、帰宅しました。

    
    
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大辻山トレッキング(立山町)

2012年10月21日 00時22分36秒 | トレッキング・登山
 10月19日(金)

      前日の天気予報では、今日は間違いなく晴れの予報だったので、
         久しぶりにトレッキングに行くことにしました。

        今日の行先は、立山山麓の大辻山(標高1,361m)です。
   まだ一度も登ったことのない山ですが、簡単に行けそうなので、朝7:00車で出発。
        山のほうは、黒い雲がべったり、今にも雨が降りそうな気配でした。

        北陸道・立山ICで高速道を下り、一般道立山線を走ります。
      立山町芦峅寺、雄山神社の横から、3.5kmで国立立山少年自然の家、
              さらに約5kmで長尾峠に着く。
        長尾峠に駐車して、林道を少し歩くと大辻山本道の登山口です。

     
   
        8:45登山道へ入ると、すぐに「大辻山①」の標識があり、
          この後標識が⑩まで続いて頂上に到着するのでした。

      背の低い灌木の中を登ると③の奥長尾山(標高1025m)になる。

      

       霧が立ち込め、殆ど視界が効かないが、時折晴れ間から、黄色く色づいた
              ミズナラやブナの林が現れました。

       

      

      全体として、 紅葉にはまだ少し早いようなかんじです。

      

        登山道は木の根を踏み固めた歩きにくいところが多い。

      

        さらに昨日の雨で濡れているため、とても滑りやすいのです。
    また、⑤の標識のあるカンバ平以後はロープのついている急斜面を登るところもあり、慎重に歩く。

      

   
       ガスも濃くなり、寒さを感じるので、ウィンドブレーカーを着る。
       北尾根の分岐に出てからは、さらに登りがきつくなった。

       10:50、約2時間でようやく頂上に到着。しかし、視界はゼロに近い。
             真っ白になっていて、全く見えません。

       

                

      
    
       晴れていれば、立山雄山山頂、室堂平、天狗平が見えるはず。
       さらに、僧ケ岳、薬師岳、鍬埼山、剣岳、大日岳など山並みが
       パノラマのように広がっているのですが・・・。

      

     
        仕方なく、早めの昼食を食べ始めると、ガスが晴れだし、雲の間から
                太陽が顔を出してきました。
         やがて、近くの山並みが見えだし、2段に落下している称名滝と        
               称名川がうっすらと見えてきました。

      

      
      
     
      目の前の山も、赤く紅葉して見えだし、室堂への山岳ドライブが楽しめるアルペンルートも
                下のほうに見えました。

   約1.5時間、雲が晴れるのをずーっと待っていたが、大パノラマは、なかなか見えません。

              雲の影が、山並みに写って見えます。

      

        しかし、海のほうを眺めると、すっきりと晴れ渡った空の下、
          市街地と富山湾の海岸線がとても綺麗に見えました。

      

           大パノラマをあきらめて、下山の途に就きました。
      途中からガスはすっかり晴れ、黄色く色づいた木々の間の同じ道を下りました。

      
      
      

           下山は1.5時間かかり登山口の長尾峠に到着しました。
       振り返って見ると、大辻山の紅葉した綺麗な三角形の姿が、そびえていました。

      

        帰路の途中、よしみね温泉の立ち寄り湯で、疲れを流し
            帰宅するとちょうど午後5時でした。


           

   
コメント (4)
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