おえちゃんの独り言

気ままに書いてみたい

善光寺御開帳と小布施散策

2009年05月20日 14時52分41秒 | 旅行
5月18日(月)
「7年に一度の盛儀・善光寺御開帳と小布施・竹風堂の栗おこわ」の
バスツアーに参加した。
自家用車で行ける範囲だが、長野は大変な混雑が予想されるので、
バスにしたのです。

善光寺は亡き姑が、生前「善光寺参り」をしたいと言いながら、
晩年は体調が思わしくなく、とうとうお参りできなかったことを
思い、今回ご開帳にあわせて、姑の写真と形見のお念珠を持って
お参りすることにした。
又、栗の街「小布施」の老舗・竹風堂の「栗おこわ」やレトロタウン
小布施にも魅力があった。

高岡駅南口7:00出発。お天気も良く、新緑鮮やかな北陸道・上信越道ともバスは順調に走る。
雪をいただく妙高山がひときわ美しく眺められた。
信州中野で高速道を下り、小布施には11:30到着。

   
           竹風堂 正面

すぐに、竹風堂で「栗おこわと山菜の定食」で昼食。
栗がたっぷりのふんわり柔らかなおこわと山菜の煮物、珍しいむかごの和え物など、
どれもとってもおいしかった。
栗おこわは、食べきれない人には、お持ち帰り用のパックを用意してくれるなど、
お店の親切な心遣いがありがたかった。

昼食後、1時間半ばかりの自由行動。かわいい小物の店や、おみやげ店を
覗きたいが、「北斎館」と「高井鴻山記念館」を見学。
「北斎館」は、かの有名な葛飾北斎の肉質画、錦絵、版本など、見ごたえのある
作品が展示されている。

    
            祭屋台の天井画

又、北斎が描いたといわれる天井絵のある祭屋台(現在修理中)も展示されていた。

さらに、「高井鴻山記念館」を訪れ、信州の小布施と葛飾北斎が
どのような繋がりがあったのかを知ることができた。

   
         高井鴻山記念館内の北斎のアトリエ

小布施の豪商・高井鴻山は、晩年北斎を招きアトリエなどを提供するなど、
北斎芸術の理解者であり、経済的支援者であったとのこと。

時間が無くなり、竹風堂銘菓・栗落雁「方寸」と「栗羊羹」を買い、
急ぎ栗ソフトクリームを食べ、再びバスに乗り善光寺へと向かった。

善光寺周辺からは、もう車々で大渋滞。バスが駐車場へ入るまでに、
1時間近くを要した。
乗用車用の駐車場もバスから見えた範囲では、すべて満車の状態だった。

   
善光寺山門

善光寺は宗派を問わないお寺であり、今年は七年に一度の前立本尊ご開帳の
年でもある。ご開帳は4月5日から5月31日までの期間。
平日とはいえ、大変な混雑は、ご開帳期間もあと2週間となったせいだろう。

専門ガイドさんから、ご開帳の説明を受けた後、”先祖代々菩提”のための
供養願 金3,000円を奉納し、お札やお守りを頂いた。

ご開帳参拝のしおりによれば、本堂前に立つ大きな角塔婆「回向柱」(えこうばしら)に触れると、
前立本尊(まえだちほんぞん)とのご縁を結ぶことができるとのこと。

     

   本堂前の回向柱          前回7年前以前の回向柱
                       境内の一角に移され土に帰る

しかし、その前は延々と大勢の人の列ができていて、1時間位
かかりそうなので、前立本尊を参拝する「内陣参拝」を選んだ。
ここでも、20~30分ぐらい並んで、ようやく参拝することができた。
内陣参拝に続いて、お戒壇めぐりをすることができるのだが、ここでも
さらに1時間余かかりそうなので、今回はやめることにした。

「回向柱」は仁王門近くの釈迦堂にもあるので、こちらでゆっくり
触れて、7年間のご縁を結ばせてもらうことにした。

「回向柱」は1本の大木から2本作られ、先のほうの半分が釈迦堂前のもの、
残り半分が、本堂前のものであるとの説明があり、どちらも、前立本尊・
中尊阿弥陀如来右手へとつながる善の綱が結ばれているのです。

混雑する仲見世の参道を歩き、お線香を買い、バスに戻った。

善光寺の近くには長野県信濃美術館・東山魁夷館があるようだが、
今回のコースには含まれていなかった。

集合時間を間違えた人がいて、予定より30分遅れで善光寺を後に帰路についた。
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カタハ(ヨシナ)のお料理

2009年05月20日 10時32分02秒 | 料理・お菓子
先日友人より山菜の一種で、「カタハ」(別名ヨシナ)を沢山いただいた。
実家のお父様が山で摘んでこられたとのこと。
ちゃんと葉っぱも取り除いてあって、太くて柔らかそうなカタハでした。

       
          茹でた「カタハ」

塩を入れて茹でると、とても柔らかく、透き通った鮮やかなみどり色になった。
この綺麗な色を大切に、どんな料理にしようかと考えた。
まず先の細いところは皮もむかずに3cmぐらいに切り、油揚げの
細切りと一緒に きんぴら風に炒め煮にした。
切り取った後の太い部分は、蕗のように皮をむき、いくつかの料理を
作ってみました。
包丁でたたくとぬめりが出るので、酢味噌和えに、又そのまま
3cmぐらいに切って、酢漬けやサラダに。
さらに、長いままこぶじめにしてみた。
そして、残りは塩豚とカタハのガーリック炒めにした。

        
  酢味噌和えと炒め煮             塩豚とカタハのガーリック炒め

こぶじめはまだ食べていないが、どの料理も、シャキシャキ感があり、
あくのないカタハには、良かったのではと思われました。
しかし、きれいな緑色をいかせるのは、酢味噌和えやサラダ
などがいいのではないでしょうか?。
どなたか、おいしい料理法を教えていただけないでしょうか?。



コメント (2)
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