おえちゃんの独り言

気ままに書いてみたい

梅干の土用干し

2010年07月28日 00時01分08秒 | 料理・お菓子
6月12日に漬けた、梅干の”土用干し”をしました。
”土用”の期間中に、3日3晩干すのが”土用干し”です。
なぜ、この期間中が良いのか知りませんが、昔からそういわれているようです。

           

旅行から帰ったのが22日だったので、翌日の23日に早速干しました。
今年は連日「晴れ」なので、雨の心配をすることもなく、今夜までで3日3晩
になります。

お天気の悪い日が続く年には、土用中に干せないこともあります。
猛暑で大変な今年でも、梅干作りにとっては、ラッキーなのです。

梅酢の入った容器も、ラップフィルムをかけたまま、最終日の今日一日、
日に当てて干しました。
赤紫蘇は、カリカリに干せていて、明日当たり、細かく砕いて、「ゆかり」を
作ることができます。

梅はもう一度漬け汁(梅酢)に戻せば、さらに綺麗な赤い色になり、約1年後には、
おいしい梅干を食べることができます。

ところで、土用の期間中はともかく、”3日3晩”の意味がようやくわかりました。

昼は、日中4~5時間干して、それ以外の時間は梅酢に戻しておくのが「日干し」。
これを3日間繰り返す。
又、夜から朝まで干して、梅を夜露にあて昼は梅を梅酢に漬けておくのが「夜干し」。
これも3日間繰り返す。
これが”3日3晩”合計6日間繰り返すということになります。
そして、常温でも長期間保存可能な梅干ができるというわけです。

でも、現在、このような丁寧な作り方は、あまり行われていないようです。


コメント (2)
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