2014年、関東地方は、おだやかな元旦でした。
これまで出会った昔話や絵本をメモしてきて1年4か月。もう少し続けて見たいと思っています。
これまで読んだ齋藤隆介さんの絵本やブナの木の生命力をもとに、「はちどりのひとしずく」をアレンジしてみました。
森が燃えていました。木から木へ火が燃え上がります。
森の生きものたちは われ先にと 逃げていきました
でもハチドリだけは いったりきたり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは、火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て、「そんなことをして いったい何になるんだ」
といって笑います。
ハチドリはこう答えました。
「私は、私にできることをしているだけ」
ハチドリが何度もなんども水のしずくを運びます。
そのうち一羽だったハチドリが十、百羽、千羽にも。
火が消えた時、森には一本のブナの木が残りました。
これまで出会った昔話や絵本をメモしてきて1年4か月。もう少し続けて見たいと思っています。
これまで読んだ齋藤隆介さんの絵本やブナの木の生命力をもとに、「はちどりのひとしずく」をアレンジしてみました。
森が燃えていました。木から木へ火が燃え上がります。
森の生きものたちは われ先にと 逃げていきました
でもハチドリだけは いったりきたり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは、火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て、「そんなことをして いったい何になるんだ」
といって笑います。
ハチドリはこう答えました。
「私は、私にできることをしているだけ」
ハチドリが何度もなんども水のしずくを運びます。
そのうち一羽だったハチドリが十、百羽、千羽にも。
火が消えた時、森には一本のブナの木が残りました。