ポルコさまちえばなし―スペインのたのしいお話/ロバート・デイヴィス・文 瀬田貞二・訳/岩波書店/1964年初版
ポルコさまにところにやってきたのは大勢のけもたち。
人間がわたしたち けものにどんなことをしようにも、わたしたちは人間を勘弁してやって、心から人間の役に立ち、人間をきずつけたりしないという、あのおきてをやぶりたいというのです。
リカルドという男の子は、コウノトリのつばさを引き抜いたり、子ねこを四匹も水におぼらせたり、めんどりのタマゴを13個も踏んだりと、とんでもないいじめっ子。
けものたちは、けがをさせないという条件で、仕返しをすることに。
お弁当をひらくと、なかには死んだネズミと、緑色の毛虫が2匹。水筒は栓がボロボロでからっぽ。横になって昼寝をしようとするとアリが耳,鼻に、カブトムシは頭に。
驚いたリカルドは井戸を見つけ、水を飲もうとしますが、ヤギに一突きされて井戸の中へ。
井戸の中にはヘビがうようよ。水も冷たく痛いほど。
ポルコは動物を可愛がると誓うなら井戸から助けるといいます。
ポルコというのはブタ。スペインではクマやオオカミよりブタがずっと尊重され尊敬されたとありました。
この話では、金ボタンのついたみどりいろの服を着ています。
最近の記事に、スペインでは人より350万頭多い5500万頭もの豚がいるとありました。
いろいろ問題も多いようです。
こんにちは、ゾウです。/わしおとしこ・文 内山晟・写真/教育画劇/2005年
写真で一面にゾウの姿。やっぱり大きいですね。
乳幼児向けでしょうが、この時期、こどたちは、大きさをどのように認識するのかと思いながら見ました。
水浴び、プールでパシャパシャ、むしゃむしゃ食べる様子、鼻で握手と、乳幼児の喜びそうなものばかりでした。