ハンタイおばけ/トム・マックレイ・文 エレナ・オドリオゾーラ・絵 青山 南・訳/光村教育図書/2006年
”ハンタイおばけ”は、とってもユニーク。
天井からおばけがみているので、「おりておいで!」といっても、天井からおりてきません。
パパが、顔をのぞかせたので、「あそこ!」とゆびさすと、おばけは、いません。
学校で絵をかくことになって、ゾウを描き始めると、絵の具は画用紙ではなく、ネイトの頭に登っていきます。
そう、ネイトが言ったことと、反対のことをするハンタイおばけ。そこで、ケイトは、考えます。反対のことをいうと・・・。
「あれれ、どうしよう。ネイトは おもいました。このおはなし、おわらせたくないなあ」
「おわり」とネイトがいうと・・・。おわりになったでしょうか?
答えは前段に。「きょうは ハンタイおばけが いっしょで たのしかった。このまま ずっと いっしょに いてほしいな」といっちゃったんですね。あーあー消えてしまいました。
正体を見破られたので、今度は、別の子のところへいったのかな?
ハンタイおばけ、とても愛嬌がありました。