どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

グスコーブドリの伝記・・前編、後編

2019年06月30日 | 紙芝居



         グスコーブドリの伝記/脚本: 堀尾 青史 絵: 滝平 二郎/童心社


 前編、後編とも16画面。

 紙芝居なのでもう少し短いとおもったのですが、あにはからんやでした。

 前編を見ていたら最後グスコーブドリが火山を爆発させる場面がなかったので、もういちどみてみると前編とありました。

 もともと結構長い物語ですから、そんなにうまくはいきません。しかし脚本はよくできているように思いました。

 「グスコーブドリの伝記」「走れメロス」で、紙芝居を利用して語ろうと思ったのは、甘い考えでした。


ちいさなきいろいかさ

2019年06月30日 | 絵本(日本)


    ちいさなきいろいかさ/シナリオ・もり ひさし イラスト・にしまき かやこ・イラスト/金の星社/1971年


 梅雨の日、すてきな黄色い傘を見つけました。

 なっちゃんの傘に、うさぎさん、りすくん、ダックスくん、ばくのばくさん、ばくのあかちゃんが はいっても 小さな傘が大きくなってぴったり。

 キリンさんに会うと、傘は どんどん上にのびていきます。

 やさしい なっちゃんに 傘がこたえてくれます。

 あめがこぶりになると ばくさん、ばくさんのあかちゃんは 木であまやどり。
 うさぎくん、りすさんは、大きなキノコ、ダックスくんは土管であまやどり。

 雨が止むと、もとにもどった黄色い傘。

 なっちゃん、「あのね あのね いいこと あったの」とおかあさんに・・・・。

 落ち着いた色合い、子どもにも親しみやすい絵、雨の時期に読みたい絵本です。


 当地では、それほどひどい雨ではありませんが、今日、九州地方に大雨。昨年も西日本豪雨がありました。被害がないようにいのります。