どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

いえでをした てるてるぼうず

2021年01月07日 | 絵本(日本)

    いえでをした てるてるぼうず/にしまき かやこ/こぐま社/2019年

 

 いいお天気になって、わすれられたてるてるぼうず。

 プンプン怒って、家出をしてしまいました。

 道が二つにわかれていて、どっちにいこうかとおもっていると、「小さい道がいいよ」と、ちょうちょがおしえてくれました。

 ちょうちょは、お花畑に いきましたが、てるてるぼうずは、道のないところは歩けないと、坂道をのぼっていきました。

 おひるごはんを探していたトンビにねらわれましたが、もうじきたまごから あかちゃんが うまれるのをきいて、てるてるぼうずはトンビの巣に。

 「うるさい あかちゃんだねえ。それに ちっとも かわいくない」と、てるてるぼうずが失言してしまい、てるてるぼうずは、巣から突き落とされて、まっさかまに おちていきました。

 うんよく きのえだでぶらさがっていると、森の奥で ガサゴソ おとがして、くまのこどもが やってきました。

 てるてるぼうずは、くまのいえで、きれいにあらってもらい、おまけに赤いリボンまでむすんでもらいました。

 夜、くまのこと なかよくあそんだ てるてうぼうずは、次の日、くまのかぞくと ピクニックにいきました。

 それからてるてるぼうずは、くまのところで たのしく 暮らしています。

 

 絵は、クレヨンなんですね。とってもあたたかい感じがします。

 ちょっと季節外れですが、このところ関東地方はカラカラ続き。一方で日本海側は大雪。自然はコントロールできません。