おもいでは きえないよ/ジョセフ・コエロー・作 アリソン・コルボイズ・絵 横山和江・訳/文教出版/2020年
女の子が、おじいちゃんと暮らした楽しかった日々を思い返します。
春には、散歩しながら、生まれる命をみつけ、夏には、壊れたおもちゃの車とコースをふたりで修理し、秋には 表紙に だいだいいろの葉っぱがつき、インドの赤い 革ひもで閉じた 手づくりのノートをもらい、冬には すきだった物語を 聞かせてもらったおじいちゃん。
しかし、ママ、パパと おじいちゃんの部屋をかたづけていたら、そこには 懐かしいものがのこっていました。女の子は 思い出は いつでも 遊びにいける部屋なんだって思います。
花、蝶などが、どのページも色があふれ、素敵な日々だったことが 伝わってきます。
おじいちゃん、孫娘の顔はブラウンですが、文はイギリス、絵はオーストラリアの方です。おじいちゃんの物語には、インドのお菓子や、てづくりのおもちゃがでてくるので、インドで仕事か、旅行したのでしょうか。