うえきばちです/川端誠/BL出版/2007年
うえきばちに植えたのは つかまえた まさか まさかの のっぺらぼう。
のっぺらぼうに まいにち 水をやっていたら
”め”がでました
”は”がでました
”はな”が咲きました
へんなセミが ”みみーっ”となきました
のっぺらぼうでなくなった のっぺらぼうは ”どーっだ”と うえきばちを ぬけだしました。
”あしからず”といって どこかへ いってしまいました
しかたがないので また のっぺらぼうを うえると 「め」がでました
のっぺらぼうなので はじめは なにも ありません それがどんどん変化していきます。
”め”で 目 ”は”で 歯 ”はな”で 鼻 ”みみーっ”で 耳
オチの ”め”は?
構図もシンプルで、インパクト十分。読み聞かせで、子どもが喜ぶというのに納得でした。