サッカーしようよ! ブルンミ/マレーク・ベロニカ 羽仁協子・訳/風濤社/2010年
シリーズですが、はじめて見るにはでてくるキャラクターのイメージをつかんでおく必要もありそうです。アンニパンニは、ズボンのひざ当てが、花の形になっていて、ブルンミにサッカーボールをプレゼントする女の子。ブルンミは二本足で行動する犬? ベンツェはアンニパンニとおなじ年齢の男の子。
アンニパンニからサッカーボールをプレゼントしてもらったブルンミ。ブルンミは サッカーがはじめてで 教えてくれるよういいますが、アンニパンニは 買い物にいってしまいます。
そこで、ひとりあそびはじめたブルンミでしたが、ボールを けると、かえるさんに うさぎさんに、はりねずみさんと つぎつぎにあたってしまい、みんなが おこりました。
サッカーなんてもうやめると ボールをとおくに なげてしまった ブルンミ。そのボールを見つけたベンツェくんが サッカーを教えてくれます。
はじめは うまくいかなかったブルンミでしたが、ベンツェくんとサッカーをしているうちにどんどん上手くなっていきます。
アンニパンニが買い物からかえってきて サッカーをおしえてあげようと いうと 「ぼくは もう ゴールだって きめられるよ!」と、得意げに こたえ もっと練習して、おおきくなったら サッカー選手になるというブルンミでした。
サッカーのルールも出てきて、サッカー入門にもなります。サッカーに興味をもちはじめた子には、歓迎されそうです。はじめの一歩を踏み出すとき、どんな人との出会いが 持続できるかのポイントですが、ベンツェくんの指導は、とてもうまかったようです。