ずっと続いている自粛生活。出会いを制限しているなかで、このところは散歩が日課。川の遊歩道を歩いていると、おなじように散歩している人に会うことも多い。
川べりにパイプ型の柵が設置されている場所があって、正面からみると何か色がついているのがわかるが、それだけでは何かというのがわからない。ただ斜めからみると、そこにはかわいい動物が描かれている。
錯覚とはちがい、見る角度を変えることで、楽しい演出になっている。
さらに、少し足をのばすと、これまで気がつかなかったものを発見することも多い。当地に引っ越ししてから十年たつが、小中学校がどこにあるかも知らないでいた。いい機会なので町の三か所の中学校まで歩いて行ってみた。いずれも、歩くと三十分以上かかる場所で自転車通学が普通。どこも小高いところにあって、山を切り開いたようなところ。
小学校への通学距離も、低学年には遠すぎるような配置。子どもの数が少なくなって、統廃合がすすんでいくと、通学も大変になりそう。