どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

ゆうひのしずく

2017年01月04日 | あまんきみこ
 小学校一年生の国語教科書にものっている作品です。


 ありはきりんの頭に登って、これまでに見たことのない世界をみます。

 一方、きりんもそっとありを地面におろしてあげて、地面にさく赤いちいさな花をみつけます。

 いつも狭いところしかみえなかったありさん。どんな光景がみえたのでしょう。一方きりんさんも長い首で小さな小さな花にはきがつかなかったことも。

 視点をかえてみれば、いままで見えなかったことがみえてくるのかもしれません。

 とことこ、ちこちこ
 とことこ、ちこちこ

 ありがキリンにのぼるさまが、なんともほほえましい光景です。

 きりんは、ずっとはなれた海のむこうのふるさとをみつめていました。そこではおかあさんもなかまもいたのですが、いまはたった一人でした。

この記事についてブログを書く
« 大造じいさんとガン | トップ | こわれた1000の楽器 »
最新の画像もっと見る

あまんきみこ」カテゴリの最新記事