このあかいえほんをひらいたら/ジェシー・クラウスマイヤー・文 スージー・リー・絵 石津 ちひろ・訳/講談社/2013年
赤い絵本?ですが、表紙は赤ではありません。開くと赤と黒い丸の表紙。さらに開くと表紙が緑の絵本、その次はだいだいろの絵本と絵本の表紙が次々にかわり、絵本がだんだん小さくなっていく仕掛け。
「あかいえほん」では、てんとうむしがちっちゃなてで ひらこうとしているのが「みどりのえほん」
「みどりのえほん」で、かえるが開こうとしているのは「だいだいいろのえほん」とつづきます。
絵本が小さくなるにしたがってでてくる動物が大きくなって、指がえほんをひらけなくなると、こんどは絵本がだんだん大きくなります。
森の図書館?ではキリンやクマ、ヤギ、ウサギ、そしてヘビなど読書の真っ最中です。
よくもまあ、手のこんだ絵本を作り上げたものです。