どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

このあかいえほんをひらいたら

2021年08月20日 | 絵本(外国)


          このあかいえほんをひらいたら/ジェシー・クラウスマイヤー・文 スージー・リー・絵 石津 ちひろ・訳/講談社/2013年


 赤い絵本?ですが、表紙は赤ではありません。開くと赤と黒い丸の表紙。さらに開くと表紙が緑の絵本、その次はだいだいろの絵本と絵本の表紙が次々にかわり、絵本がだんだん小さくなっていく仕掛け。

 「あかいえほん」では、てんとうむしがちっちゃなてで ひらこうとしているのが「みどりのえほん」
 「みどりのえほん」で、かえるが開こうとしているのは「だいだいいろのえほん」とつづきます。

 絵本が小さくなるにしたがってでてくる動物が大きくなって、指がえほんをひらけなくなると、こんどは絵本がだんだん大きくなります。

 森の図書館?ではキリンやクマ、ヤギ、ウサギ、そしてヘビなど読書の真っ最中です。

 よくもまあ、手のこんだ絵本を作り上げたものです。


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