鳥見雑記帳

庭や近所の公園で観察した野鳥についての雑記帳

冬場の食べ物ピックアップ

2013年03月01日 | 野鳥
今日は春一番が吹いて、いよいよ季節は春。
食べ物の少ない厳しい冬を生き抜いた鳥たちも喜んでいるだろうか。

この冬、鳥たちが食べたものからいくつかピックアップ。

ハラビロカマキリの卵鞘を食べるコゲラ。




コゲラは木の幹を伝って移動しながら餌を探すので、木の枝に産み付けることが多いハラビロカマキリの卵は見つかりやすいのかもしれない。
私が冬場に見つけた卵鞘数個のうちの大半が食べられていた。

同じく卵鞘を食べるヒガラ(ごちゃごちゃの枝の中だが。)



ヤマガラも食べていた。シジュウカラも食べていたと聞く。
カマキリの卵はきっと栄養いっぱいのご馳走になるのだろう。

ユスリカを1匹ずつ捕食するキセキレイ。
水面に何やらぼやけた黒っぽいものが点々と写っているのがユスリカ。
これを1匹ずつせわしく捕る。


同じくユスリカを捕食するキクイタダキ。
酷い写真だが、上の右側の白い物体がユスリカ。
下の写真はそれをくわえた瞬間。




ミソサザイもユスリカを捕食。(嘴に挟まっているのだが…。)


メジロが空中にぴょんぴょん飛び上がってユスリカを食べている場面にも、何度か出会った。

塵も積もれば山になるような食べ物だ。

こんな大物を捕えたジョウビタキはさぞかし嬉しいだろう。


落ちて黒ずんだエノキの実を食べるシメ。


地面に降りた鳥たちは、一生懸命こういうものを拾って食べている。


まだエゴノキの実もあったと喜ぶヤマガラ。


こんなご馳走もあるよとキチジョウソウの実を飲み込むヒレンジャク


人知れず咲くビワの花の蜜も見逃さないメジロ。


蜜どころか、花びらまでも食べてしまうご存知ヒヨドリ。


食べられるものは何でも食べて冬を乗り切る鳥たちだった。

コメント (2)
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