鳥見雑記帳

庭や近所の公園で観察した野鳥についての雑記帳

柿の木食堂のお客たち3 次々と

2015年01月09日 | 野鳥
その後、柿の木食堂には、次々とお客たちがやってきた。

アオゲラ






アオゲラは、細い枝にいきなり止まるのは苦手なので、まず幹に止まり、幹を上っていく。
そして、幹近くのしっかりした枝から届く範囲の柿の実をつっついて食べる。
枝かぶり状態になりやすく、写真家泣かせかも。

オナガ






オナガは群れで行動する鳥なので、数羽が一斉にやってくる。
私が見ていた時は、柿の実のへたの部分に執着している個体が多かった。
干し柿みたいに、甘さが凝縮されているのかもしれない。

ワカケホンセイインコ




ワカケは、たいてい他の鳥たちが食べているのを見て、「何かおいしそうなものがあるようだ。」と興味をもってやってくる感じ。
大きくがっしりした嘴をぐさっと差し込んで実をはぎ取る。
3羽ぐらいでやってきた。

その他、他の柿では、今までアカハラ・シロハラ・スズメなども食べに来たのを見たことがあるが、
今回はそれらの鳥が来るところは見られなかった。

そして、最後にムクドリ



ムクドリが気付いて来るようになると、次々と仲間がやって来るようになり、やがてお客はムクドリだらけになる。
この時期、ムクドリは何百という数の群れをつくることもあるぐらいだから、やってくるムクドリの数も多いわけだ。

そして、数日後、なんと柿の木食堂のご馳走は全くなくなり、閉店となってしまった。
一冬楽しめるという予想は、甘かったようだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする