鳥見雑記帳

庭や近所の公園で観察した野鳥についての雑記帳

キビタキ

2015年06月17日 | キビタキ
キビタキ・オオルリ・サンコウチョウは毎年地元の公園で見られるので、地元では春の訪れとともに楽しみに待っている。
地元では繁殖地に向かっていく途中で立ち寄るだけだが、春はきれいな姿ばかりでなく、歌声も耳にすることができてことのほか楽しい。

今年は、なんと4月9日に現れて、その早さに驚いた。



この個体はほとんど囀らす、ひたすらお食事に夢中だった。たびたび目の前の地面すら降りてくる。
よほどお腹がすいていたのだろうか。
木の高いところにいて下から見上げるように見るしかないことが多いが、この個体は割と低い場所でじっくり見ることができた。



毎年見る鳥だが、実はその暮らしぶりはあまり知らない。
今年は、繁殖地の一つ、北海道へ行ったので、繁殖地の様子を少し観察することができた。



オスは盛んに囀り、メスを追いかけている場面にも出遭った。
また、他のオスが近くに来ると、威嚇するように鳴いた。

盛んに威嚇するキビタキ




キビタキのオスの中には、やはり翼に茶色い部分が多い若いオスもいる。



それでも、一生懸命囀って縄張りを主張している。



こちらは、地元でも現れたことがあるとても若い個体。



まだ巣作りは始まっていないようで、オスたちが必死で縄張りづくりに励んでいる様子だったが、きれいな姿と歌声と、生活ぶりの一端が見られてよかった。
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