新年を迎えたある日、秋に雛を育てたカイツブリ一家が親子4羽でまったりと過ごしているのを目にし、なんだか正月らしい感じのする風景だった。
そばにはオオバンも2羽いたが、カイツブリ一家は気にする風もない。カイツブリとオオバンは比較的相性がいいのかもしれない。
この冬の水鳥たちの状況は、あまり多様だとは言えず、秋にミコアイサの雄が飛来したときだけは盛り上がったが、その後は注目すべきことがないように思えて、観察から遠ざかってしまった。
あえて言うのなら、オオバンが多く逗留しているということか。7~8羽を数えたことがあった。今年は特に何かオオバンが暮らしやすい要因があるのだろうか。
ここでは水に潜って水草をよく採っているので、水草が多いためだろうか。
あとは、いろいろなカモが日替わりメニューで現れるが、定着はしない。
ハシビロガモ(まだエクリプスの状態。今ではきれいな繁殖羽になっているはず)
ヒドリガモ(これもエクリプス)
マガモ
マガモはやっぱりカルガモと一緒にいることが多い。
オナガガモ(換羽が進んできているころ)
ホシハジロ(一時多かったが今は少ない)
カイツブリに目の敵にされていた。
オカヨシガモ
年末にも飛来したことがあったが、こちらは最近の写真。お休み中。
今でもそれなりの数が常駐しているのは、やはりキンクロハジロぐらいだ。(昨秋の写真なので、まだエクリプスが多い。)
シマアジが来たこともあったらしいし、コガモも観察されたようだが、私は見ていない。