地元の公園では、この冬きれいなオス2個体と、♀個体のジョウビタキを観察できた。
(この冬は、残念ながら庭にはジョウビタキが来なかったようだ。)
このオスは、新年を迎えてからよく見られるようになった個体で、色の美しさは、かつて見たオスの中でも、一二を争う。
黒はあくまで黒く、頭は名前にふさわしく真っ白。紋の白い部分も大きい。
こちらはもう1羽の方。こちらもそれなりにきれいなのだが。
私の通り道を縄張りにしているようなので、毎日のように出会えた。
ジョウビタキは、他の小鳥と比べても、群を抜いて縄張り意識が強い。
そして、警戒心はあまり強くない。
小鳥の中で、これほど堂々と姿を晒して平気な小鳥は少ないのではないだろうか。
むしろ、「そっちへ行きたいのに、邪魔だなぁ」と怒られているような気がする。
きれいで、かわいくて、気が強い、そこがジョウビタキの魅力なのだ。
こちらはメス
ジョウビタキは渡り鳥だが、近年日本国内でも繁殖し始めているらしい。
いつか、この気の強い小鳥がどんな子育てをするのか観察する機会ができるだろうか。