鳥見雑記帳

庭や近所の公園で観察した野鳥についての雑記帳

コチドリ観察記 その2

2011年07月16日 | シギ・チドリ類
今年のコチドリは、雛3羽を無事に成長させて飛び去っていったようだ。
今年の営巣場所はフェンスに囲まれた広い原っぱなので、安全度は高いが、
姿を見つけるのが難しく、よく観察できたとは言えない。
昨年・一昨年の例を織り交ぜて、雛の成長を追ってみたい。

雛は生まれるとすぐに自分で歩き回って餌をとるようになる。
餌は何なのか一生懸命見ようとしたのだが、
地面をつっついて捕れる虫らしいというところまでしかわからなかった。
水たまりがあるようなところでは、水の中の虫も取っているようだ。






親の役目は、危険があると鳴き声で知らせること。
雛はその声を聞くと、急いで逃げて身を隠したり、その場で動かなくなる。
雛のいる場所は、砂利やウッドチップなど雛の色とよく似ていて、
動かないと見つけにくいのだ。


それでも敵なのが近づいてくると、親は自分の身に敵を引き付けようとする。
偽傷行動をとることもある。
人間が近づきすぎても、親がいやにこっちへ寄ってくるのでそれとわかる。
こういうときは、ストレスにならないようにその場を立ち去るべきだ。

雛は疲れたり、雨が降ってきて寒くなったりすると、親のお腹の下に入り込む。
かなり大きくなってもこの行動は続く。
頭隠して尻隠さず状態がおかしい。







その3へつづく

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2 コメント

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Unknown (yamap)
2011-07-17 09:07:27
雛が親のお腹の下に入り込む姿は、おもしろいですね。
僕らも小型のシギチが、何を食べているのかは興味津々なのですが、なかなか見切れません。
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Unknown (おはる)
2011-07-18 08:54:14
yamapさん、スコープで見ても、なかなか見きれないのですね。
雛の甘えた行動を見ると、ついにやにやしてしまいます。
返信する

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