新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

冬祭り⑥角館の火振りかまくら

2019-01-23 23:45:35 | 観光地


角館の冬の小正月行事「火振りかまくら」は、どんど焼きや左義長の一種とも云われる火祭り。わらで編まれた炭俵に1mくらいの縄を結び、その俵に火を付けて縄の先端を持ち、自分の体のまわりを振り回して、田んぼの厄を払うとともに、家族の無病息災・家内安全など、一年の無事を祈願するもの。400年以上の歴史があると云う。

2月13日は観光客向けに武家家屋敷近くの大型駐車場で行われ、来場者も自由に参加できる。参加料500円で、防火の専用ハッピや頬かぶりを貸してもらえるが、火の粉が飛ぶこともあり、焦げてもよい服が望ましい。14日は各町内ごとに行われるため、初日に行くのが望ましいようです。

元々、豊作を火に祈願する儀式で、火は稲の害虫を焼き払うという意味を持つ。当時の農民は、米俵や製炭用に使う俵に火をつけていた。俵に火をつけるのは、雪どけが早くなり、燃えかすが肥料にもなるという側面もあったようだ。これをどういうわけで振り回すようになったのかは不明だが、200年前の文化年間(1815年頃)には武家屋敷の門前で行われていたようだ。17時半から火振りかまくらが開始され、祭りのフィナーレには花火も打ち上げられます。

のち
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