新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

無に帰す油田跡、男鹿ツアー

2020-05-10 23:01:08 | 鉱山

一昨日の男鹿油分補給ツアーで帰路、男鹿半島から秋田市に戻る道で、たまたまタンクローリーの後ろになりました。そのローリーは、ENEOSやコスモ石油などの石油元売りのものではなく、JAPEX、石油資源開発㈱のロゴがついており、後ろの表記を見ると原油搭載となっていました。これはその前に見た男鹿の油田地帯で採取された原油を秋田製油所に運搬するもので、たぶん国内で原油搭載のタンクローリーは新潟と秋田ぐらいかもしれません。

更に帰路、時間が少しあったので、秋田市南部から由利本荘市の沿岸にあった油田跡を探しに。大森山を過ぎて桂根駅付近から南に、桂根油田、羽川油田、勝手油田、内道川油田、君ケ野・田中油田とかつては続いていたこちらも油田地帯。

ただ、現役の油田はなく、昭和30~40年(1965)頃には廃棄されています。また油田の最後は、その資材を鉄くずや中古機械として売却して売上を立てるということも行われていたようで、いくつかの場所を見て廻りましたが、すべて原野に帰していたようで、その痕跡はわかりませんでした。その点は鉱山と油田に違いがあることが今回わかりました。

のち

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