昨晩から風が強まり、屋根が飛ぶのではないかと心配になるほどで、今日は朝からその強風に雪も加わりました。JRは乗客が少ないことをいいことに(?)予告通りのストップ。それでも午後から降雪は少し落ち着き、昨日の買い出しで横手も道路はそんなに雪がひどくなかったので、今日は横手の西、旧雄物川町の郷土資料館に出向いてみました。
入館料100円。ここは数年前に来たことがあり、その際には土器や埴輪には興味がなかったのですが、館の方が近くで発掘された勾玉のことをいろいろ聞かせて頂いた記憶があり、今回、秋田の古代史を調べるにあたり、現物を実際に見るために、当YHからも近い位置にあったので、最初に来てみました。
雄物川郷土資料館では横手市西部で発掘された縄文時代中心の土器が展示してあり、それぞれどの遺跡で出たものかが書かれています。ここに来るため、一昨日から秋田県南の遺跡の場所を勉強してきたので、大体の位置がわかり、非常に興味深く見ることが出来ました。
事前勉強なしで来た場合、いろいろな発掘物が並んでいるな、といった感じでしか見られず、その違いもなかなか理解しずらいかもしれません。先日テレビで土偶を見た女子アナが、「かわいい~!」、「不思議な形!」などとレポートしていましたが、それでは一時的なブームで終わってしまうでしょう。積極的に見てもらうためには、その背景や違い、後への影響などを理解した方が、より興味が持てるかと思います。