8回目の大雪3日目は、今日もほぼ一日雪でしたが、降雪量は多くなく、今週末の屋根の雪下ろしはしないで済みそうです。例年、1月末から2月頭に当YHのある藤木地区では、神社に梵天と呼ばれるものを奉納する行事があり、奉納前に地域を廻って厄落としをします。今年は新型コロナ流行のため、地域を廻ることは中止となり、2月1日に神社に奉納する行事だけが行われ、当YHからもその際の太鼓囃子が聞こえてきました。
本日は、地域を廻ることが出来なかったため、その代わりに神社のお札を持参してくれました。いつもなら来た時に梵天唄を歌い、お祓いをするのが恒例ですが、今回そうしたものはなしで、悪く言えば集金に近い状態。断ることも出来たかと思いますが、たまたま今年、こうした状況になってしまったのは運が悪かっただけ。来年もう一度とも思われますが、藤木地区の梵天奉納は、数え年で42才になる男衆が行うことになっており、人生で一度だけの行事で、今年は昭和55年会が担当し、来年は次の年度の男衆が行います。秋田市大平山三吉神社や大曲花舘地区の梵天は、そうした年齢制限はほとんどないようですが、藤木地区ではそうした慣例があります。
普段のYHの経営においては、費用対効果を考えてお金を使いますが、こうした伝統行事は、それを続けてもらうことが大切で、行った方々が一番切なかったかと思いますので僅かばかりの御祝儀を出しました。