一昨日、横手の雄物川郷土資料館を見て、展示が地元の遺跡中心となっていることがわかりましたので、今日はその秋田県の大元、秋田県埋蔵文化財センターに出向いてみました。多くの公共施設は、県立の場合、秋田県だと秋田市にありますが、埋蔵文化財センターは大仙市(旧仙北町)にあり、秋田市には分室があります。これは平安頃の遺跡、払田の柵が県内で最も早く発掘されたことに由来するようです。
県埋蔵文化財センターは入館料無料で、常設展示と企画展が行われていて、今回の企画展は「あきた縄文石器への旅」という石器展(~2/28)。予想していましたが、到着時に見学者は誰もおらず、真ん中に椅子があったので、これを持ち運んで展示品の前に座って、じっくり見させてもらいました。写真撮影も全館OKとのこと。石器は土器と違って、壊れることも少なく、そのままの姿で発見されることが多いようです。常設展は秋田県内の主な遺跡とその出土品などの展示。今回の見学で、遺跡の詳細を知るには、地域の資料館に行った方が、より詳しいものを見ることが出来ることがわかりました。
説明を聞きたかったのですが、新型コロナのため、出来るだけ静かに見てもらうということになっているようで、係員の方が出てくることがありませんでした。。展示室自体は決して広くはありませんが、掲示してある説明書きを見ることが目的でしたので、2時間ほどかけてゆっくり見ることが出来ました。
時々