(青森/嶽温泉・小島旅館)
先日のニュースで青森県の嶽温泉郷で源泉のお湯が減少、お湯の温度も低下して温泉旅館が休業する事態になっているとのこと。以前行った時には浴槽は熱すぎて入浴出来ない状態でしたので、加温設備は不要だったようで、湯温低下を加温で解消ということが出来ないようです。
同様のことは、秋田県でも発生しており、秋ノ宮温泉郷の鷹の湯旅館でも11月中旬から同様の状況になっていて、12月以降臨時休館しているとのこと。さらに11月頃には道の駅天王にある入浴施設、天王温泉くららでも、湯量減少と湯温低下で沸かし湯で営業しているとのこと。加温で湯温低下を解消できても、今回は燃料価格の高止まりの影響を大きく受けてしまうことになりそうです。くららでは沸かし湯にも関わらず入浴料を今回350円→500円に値上げしたとのこと。
(秋田/秋ノ宮温泉・鷹の湯旅館)
温泉は限りある資源ですので、大量に使いすぎたりすると源泉が枯渇することが過去にも多くの場所であったようです。特に山形県では少ない源泉を温泉郷として多くの施設で共同使用するケースが多く、天童温泉や東根温泉などは枯渇による新規温泉井戸掘削を過去に度々行ってきたようです。秋田県では枯渇による閉館と云うのはあまり聞きませんが、お湯が代わったと云う事は度々あり、2020年6月にまとめて温泉ツアーをした際にも何カ所で目にしました。
もう少しすれば新型コロナの感染拡大も沈静化しそうな感じになってきましたし、雪が落ち着く3月には少し温泉を廻って、現状視察を行う必要がありそうです。今回のことが天変地異の前触れでないことを祈るばかりです。(写真は過去のものです)
一時