本日から秋田市でも竿灯まつりが始まり、東北地方の夏祭り全開状態になってきました。気温は大曲で33.6℃、隣の横手では35.7℃まで上昇し暑さも爆発。先月21日から最高気温が30℃越えが続いています。当YHを始めた19年前には、エアコンも数週間だからいらないと、一戸に一台ほどしか秋田ではエアコンが普及していませんでしたが、ここ数年の暑さで一部屋一台と、関東並みになって来たようです、
当YHでもここ数年でエアコンの客室導入を進めていますが、何分コロナ明けではあるもののお客様が今までのように戻ってきてはいない現状で、少し足踏み状態。先日は夕方に客室をチェックしたら2階奥の部屋は西日があたって、夕方早めのチェックインでは利用が厳しそうでした。遅くに到着と云うことなら何とかなりそうでしたが、それでも来週の予報では最低気温も25℃を上回るり暑さが朝まで残る状態では、朝起きた時に汗だくになっていそうで、利用を当分の間、躊躇してしまいそうです。
さて、一部のニュース番組では、この暑さは今まで「異常気象」として片づけていたものの、これがこれからは普通になる、という話をしていました。20年ほど前に秋田に来る際に、冗談半分で温暖化の影響で東京の気候が50年後には秋田がそうなり、東京は亜熱帯から熱帯になる、なんて話をしていましたが、20年でそれに近い状態になりつつあるようです。
古代の歴史をお勉強していると、数十年の気候の変化などは微々たるもので、過去には海水面が数mで上下するほどの劇的な変化があったとのこと。実際にそれを見たわけではないので、本当かな?とも思いますが、1万年単位の地球の歴史ではこの程度の気候の変化は普通なことなのかもしれません。人類がそれに対応できるかどうかが、むしろ問題なのでしょう。