新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

歴史のお勉強は鹿角市史から大館市史へ

2024-09-25 23:38:43 | 秋田古代史

初夏以来、歴史のお勉強を空いた時間に進め、横手市史から秋田県史と読み進めてきました。いろいろ見てみると、当然のことながら、書かれた自治体史史料はその地域の事が重点的に書かれています。このため、秋田県南の話はある程度わかってきたものの、県北の古代史はどう書かれているのか?という疑問が湧いてきたので、鹿角市史を夏以降読んでいました。

以前秋田の鉱山を勉強したときに、鹿角地域は現在秋田県になっていますが、江戸時代は津軽藩であったり、南部藩であったりして、その時代の話はそれぞれの藩の書物を見る必要がありました。さらにその前、古代には早くから秋田県南までは律令政府の支配地となっていましたが、秋田県北は鎌倉時代頃まで「蝦夷の土地」として歴史の外に置かれていたようです。

このため、文献を元に書かれた秋田県史でも、ほんのサラッと書かれた程度でしたので、鹿角市史を紐解くことになりました。それでもやはり秋田県史と同様で、ボンヤリとしたイメージしか得ることができないようでした。

地元の郷土史に詳しい方を中心に編纂される自治体史ですので、当然といえば当然ですが、例えば由利12頭と呼ばれる戦国時代の由利郡の話や、男鹿半島を中心とした中世の安東氏の話を詳しく知ろうとすれば、その地域の自治体史をまずは読んでみる必要があるようで、まだまだ目を通さないといけないものが出て着そうです。とりあえず、鹿角がボンヤリなら、隣の大館はどうだろうと、大館市史に着手しました。蝦夷系の古文書というのが残っていればいいのでしょうがね。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ようやく天気に/北海道で初雪! | トップ | 政治家が狙う企業の内部留保6... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

秋田古代史」カテゴリの最新記事