大仙／（太田）川口温泉・奥羽山荘

そろそろ連日の湯巡りの疲れが出始めてきたので、今日は昼の間に足元、大仙市の温泉巡り。最初に今月末で閉館となる太田地区の川口温泉・奥羽山荘。入浴料500円。カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉で、源泉37.4℃、ｐH8.2のアルカリ泉を加水なし、加温、循環、消毒ありで使用。内湯１、サウナ、露天１の浴室に無色、無味、消毒臭のお湯が満たされています。

報道などでは老朽化に加え、観光客の減少、例年来る修学旅行生の大口キャンセルなどで、経営が難しくなったとのことですが、秋田芸術村わらび座の経営でしたが、今回の新型コロナ流行で本体も経営苦戦中のためというのもあるようです。決していいお湯ではありませんでしたが、数年前に新しい温泉井戸を掘削したばかりなので残念です。最後の入浴をしてきました。

 

男鹿／若美（夕陽）温泉・ＷＡＯ

本日３湯目は、湯休めも兼ねて少し離れた若美地区の夕陽温泉・ＷＡＯに。入浴料400円。ナトリウム-塩化物強塩泉で源泉43.0℃、ｐＨ7.3のお湯を加水なし、加温、循環、消毒ありで使用。

幾つかある浴槽のうち、大浴槽だけが温泉を使用しており、露天風呂他の浴槽は沸かし湯。成分総計22g/kgのお湯は循環消毒を使用してもインパクト大のレモン色の強塩味を主張していました。長湯するとヘロヘロになる系のお湯は健在。すぐ近くには、先日散策した申川油田があり、ＷＡＯの周辺にも多くの風力発電が林立しています。

本日は時間つぶしもあったため、３湯にて終了となってしまいました。

男鹿／湯本温泉・温泉旅館ゆもと

入道崎で時間を潰して午後３時過ぎに、本日２湯目、男鹿温泉郷から少し離れたところにある湯本温泉・温泉旅館ゆもとに。入浴料500円。自家源泉のナトリウム-塩化物泉で源泉53.5℃、ｐH7.0のお湯を加水、加温、循環、消毒なしの掛流で使用。

数年ぶりの入浴でしたが、昭和の高級旅館的な雰囲気は残っていました。薄茶濁、温泉臭、出汁味のお湯はザーザー掛流で、お湯ではなく設備重視の方には、少し寂しいかもしれませんが、男鹿半島でも上位の温泉かと。浴槽や洗い場も広く、地元の方が銭湯代わりに入浴していましたが、圧迫感はあまり感じませんでした。

駐車場入り口には、来た人のほとんどが写真に収めるだろう源泉があります。

男鹿／男鹿山温泉・温浴ランド男鹿

昨日は諸事情で一日お休みとなりましたので、本日は男鹿半島まで温泉のはしご。男鹿半島の温泉の中で、旅館・ホテルは大半が夕方から日帰り入浴が受付開始となりますので、最初に公共の日帰り入浴施設、男鹿山温泉・温浴ランド男鹿に。入浴料400円。含鉄（Ⅱ）-ナトリウム-塩化物泉で源泉66.6℃、ｐH6.5のお湯を加温なし、加水、循環、消毒ありで使用。

以前は温泉浴槽が茶褐色のいい色でしたが、噂で聞いていたように無色透明になっていました。それでもしっかりと強めの塩味で、多分循環・ろ過する過程で色の成分（含鉄）が漉されてしまっているようでした。露天はありませんが、そこそこ設備も充実しており、男鹿半島に来て早い時間に入浴するには悪くないと思いました。

その後、午後３時まで時間が空いてしまったので、久しぶりに入道崎まで。こういう時期で、こういう状況なので、三崎駐車場脇の土産物店は１店舗のみ営業中で、３時半には閉店してしまいましたが、それでも１店舗でも開けてくれているだけで雰囲気が違います。これから県内観光促進ということであれば、そうした点を改善すべきかと。

時々

【お知らせ】6/19に宿泊営業を再開します

5/25に首都圏と北海道に残っていた新型コロナに伴う緊急事態宣言も解除となりました。これを受けて秋田県からは、県外との往来自粛は5/31で終了ですが、北海道及び首都圏との往来は6/18まで自粛、観光は6/18まで県内にとどめ、6/19より県を跨ぐ観光も注意しながらＯＫとのこと。このため、当ＹＨの休館も6/18までとして、これからの状況に大きな変化がなければ、6/19より宿泊営業を再開する予定です。

当YHは、予約に関しては原則３か月前からとしていますが、今回は当面、最長１か月前、出来れば２週間前頃からの予約を受け付けます。１か月を超える長すぎる予約は、この先どうなるかまだ不透明です。

また７月連休前までは事前予約がない時には外出していることが多いので、当日ギリギリの連絡ではお断りすることになるかもしれませんので、出来れば前日までにご連絡頂けると助かります。

また部屋に関しては、基本的に個室、グループや家族での利用の際は１室とさせて頂きます。従来、相部屋利用で定員15名となっていますが、この措置により利用可能人数は大幅に減ることになります。当YHは大きさいろいろで部屋数5部屋ですので、仮に一人旅の個人の方が５名来れば満室となってしまいます。経営的にかなり厳しい状況ですが、どうにか凌いでいこうと考えていますが、お盆休みの時期など、もしかしたらお断りする事態があるかもしれませんが、どうかご理解ください。

一時

由利本荘／猿倉温泉・鳥海荘

本日５湯目は、フォレスタ鳥海から２キロ程の猿倉温泉・鳥海荘。入浴料310円。ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉で源泉45.5℃、ｐＨ8.8のアルカリ泉を加水、加温、循環、消毒ありの掛流で使用。

薄茶色、無味、弱消毒臭のお湯で、フォレスタと比べると設備の老朽化や若干の消毒臭を感じますが、露天から見える鳥海山や、お湯の強いヌルヌル感は抜群。設備も小さいながら充実しています。

今日は控えめにと思っていましたが、南由利原で迷子になりかけ、走行距離は200km。その代わり鮎川油田や南由利原油田をチラ見出来ました。

由利本荘／猿倉温泉・フォレスタ鳥海

本日４湯目は、岩城より本荘市街を抜けて鳥海高原まで走り、猿倉温泉・フォレスタ鳥海。入浴料400円は温泉本で半額。ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で源泉51.3℃、ｐＨ8.5のアルカリ泉で加水なし、加温、循環、消毒ありで使用。

３セクホテルの施設で設備は抜群ですが、お湯が猿倉３号井使用ですが、近くの２号井使用の鳥海荘と比べると、お湯のインパクトが弱く感じます。ヌルヌル感は入っていると徐々に強くなる感じ。露天は40℃以下で湯口からの給湯も止まっていて、循環供給だけなのは、悲しかったです。また露天敷地内のたんぽぽの綿毛が湯船に溜まっていたのは時期的なものでしょうが、それを風情と感じるかどうかは人それぞれかと。

５月いっぱい、日帰り入浴とランチ営業のみとのこと。

由利本荘／岩城温泉・港の湯

本日３湯目は、亀田から岩城に抜けて、道の駅岩城併設の温泉施設、港の湯。入浴料310円。含ヨウ素-ナトリウム-塩化物強塩泉で源泉43.8℃、ｐＨ7.3のお湯を加水、加温、循環、消毒ありで使用。分析表が昨年更新され、成分総計36g/kgは東北でもトップクラスの成分含有率になっていました。

茶褐濁、強塩味、ヨウ素臭のお湯は温泉に入った感が強いです。道の駅ということもあり、混んでいることが多いようです。ここも6月より450円に値上げの予定です。露天風呂は、内湯から階段を降りたところに反露天状態であります。残念ながら、外から見えるため、覆いがしてあり、絶景という訳ではありませんが。覆いの間からは海を見て入ることが出来ます。

由利本荘／亀田・伝兵衛湯荘

本日２カ所目は亀田地区の天鷺城の向かいにある市営の老人福祉施設の温泉施設、伝兵衛湯荘。入浴料210円。含硫黄-ナトリウム-塩化物泉で源泉12.6℃、ｐＨ7.9の鉱泉を加水、加温、循環、消毒ありの掛流で使用。

前回は消毒臭で今回は硫化水素臭を感じられましたが、説明書きを見ると、普通は温泉の浴槽に加水ですが、ここは沸かし湯の浴槽に温泉を加える方式で、浴槽脇のポリタンク２杯（40ℓ）の温泉を投入とのこと。これって入浴剤を入れた家の風呂と同じこと？！温泉施設としての評価は難しくなった気がしました。

由利本荘／大内ぽぽろっこ・楠の湯

昨日は車で走り過ぎたので、今日は控えめに隣の由利本荘市に秋田温泉早回りの２日目。近いながらも銭湯状態だったので度々通っていましたが、入浴していなかった大内の道の駅併設の温泉施設からスタート。

道の駅おおうち併設、ぽぽろっこ・楠の湯、入浴料310円。単純硫黄冷鉱泉で源泉12.5℃、ｐＨ7.6の鉱泉を加水なし、加温、循環、消毒ありで使用。お湯を道の駅併設だし、浴室消毒臭だから敬遠していましたが、今回露天に初めて入浴。消毒臭は薄く、内湯も広くはないものの設備もサウナ、露天と揃っており、地元の銭湯としてちょっと入浴してサッパリするには十分かと思いました。６月より450円に値上げ予定とのこと。