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癌幹細胞が腫瘍内の血管を形成

2016年10月02日 22時16分44秒 | 医療情報
癌幹細胞が腫瘍内の血管を形成
岡山大、マウスiPS細胞により証明
QLifePro 医療ニュース2016年9月30日 (金)配信 循環器疾患癌

 岡山大学は9月26日、がん幹細胞が血管の細胞へ分化して腫瘍内で血管系を形成することを証明したと発表した。この研究は、同大学大学院自然科学研究科(工)ナノバイオシステム分子設計学研究室の妹尾昌治教授らの研究グループによるもの。研究成果は「American Journal of Cancer Research」に9月末に掲載予定。
 研究グループは2012年に、iPS細胞からがん幹細胞を作成することに世界で初めて成功。多種多様ながん細胞を調整できることを示し、がん患者の組織内に存在する細胞との関連の研究を続けている。
 腫瘍は血管新生を促すことが知られているが、そこで作り出される血管のネットワークは複雑で、腫瘍由来の細胞が構成する血管構造の存在もわかってきている。なかでも、腫瘍細胞の血管内皮細胞への分化には腫瘍の不均一性の根源であるがん幹細胞が直接関わっていると考えられるようになってきた。一方で、疑似血管も幹細胞性マーカーを発現する細胞から構成されていることが知られているが、がん幹細胞と疑似血管の関連性についてはわかっていなかった。
 研究グループは今回、すでにマウスiPS細胞から樹立しているがん幹細胞株miPS-LLCcm細胞を用いて、腫瘍血管の解析を実施。その結果、miPS-LLCcm細胞が、血管新生因子である血管内皮細胞成長因子VEGF-Aと塩基性線維芽細胞成長因子FGF-2を産生し、宿主由来の血管内皮細胞を巻き込みながら、自らも血管内皮細胞や疑似血管を構成していく様子を観察することに成功したという。
 これらは、がん幹細胞が腫瘍周囲の血管において内皮細胞の成長を促すだけでなく、腫瘍内の血管ネットワークを構成する細胞までも生み出していることを示しており、従来の腫瘍血管新生の概念を進化させる、世界的にも新しい発見であるという。
 今回の研究成果によって、ひとつのがん幹細胞から、血管内皮細胞と疑似血管細胞の両方が作り出されることが明らかとなり、腫瘍血管を標的する新たな制がん剤開発の基盤を提供し、より効果的な制がん剤開発への応用が期待できると、研究グループは述べている。
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羽生結弦、史上初の4回転ループ成功も「全く関係ない、悔しい」

2016年10月02日 09時54分34秒 | 運動スポーツ
フィギュアスケートの国際大会、オータム・クラシックは9月30日(日本時間10月1日)、カナダのモントリオールで行われ、今季初戦となるソチオリンピック金メダリストの羽生結弦(21)が男子ショートプログラム(SP)で史上初の4回転ループを成功させ、88.30点で首位発進した。日刊スポーツなどが報じた。

白を基調とした衣装を初披露。プリンスの人気曲「レッツ・ゴー・クレイジー」の曲調に乗り、冒頭で今季から取り入れた4回転ループに挑戦、成功させた。

4回転ループは決めたが、続く連続ジャンプでは、4回転を予定していた最初のジャンプが1回転となり2つめのジャンプの着氷でバランスを崩して転倒。滑り終えると、失敗した場所の氷をたたき悔しがった。

初の快挙に羽生は「世界初というのは皆さんは驚くと思うし、いいニュースだと思いますが僕にとって全く関係ないと思っています。プログラムを完成しきれず点数が90点に届かなかったことも悔しいです」とコメント。「ループももっときれいに跳べるのでうれしいという思いが純粋に出てこないです」などと冷静に試合を振り返った。
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疲れましたと思う方々・・・・

2016年10月02日 07時55分27秒 | 
人は年齢に関係なく、疲れ切ると、もうこの世にいなくてもいいと
思うものなんですね。

ナースであれ、ドクターであれ、介護職員であれ
いかに、人のためと思ってきた人でも、

また、苦痛に耐えた病気の人も、
「もう、いい、」
と思うのですね。

自殺前のお方に会う私は
その方々の共通の思いは
「もういい」
「やるだけやった」という気持ちが大きいと
感じます。

しあわせそうな家事専門の専業主婦は
仕事をもつ方より
楽に感じますが、
家族の不調に耐えていると
「もう、いい」と思うのですね。

どんな方でも
自分自身の不調に耐え続けることは
原因がなんであれ
頑張り続けることは
疲れてしまうのです。

そして、この世からのお別れをイメージする。

他人を殺傷する人の
異常な心境は
薬の作用がないのなら
やはり、疲れの作用も大きいのではと。
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