高額新薬、欧米は半値以下 がん治療のオプジーボ
行政・政治 2016年10月7日 (金)配信共同通信社
塩崎恭久厚生労働相は6日の参院予算委員会で、優れた効果はあるものの、極めて価格の高い新型がん治療薬「オプジーボ」について、欧米での販売価格が日本の半値以下であることを明らかにした。共産党の小池晃氏への答弁。
オプジーボは当初、一部の皮膚がんを対象に保険適用され、想定患者数が470人と少ないことから、薬価は100ミリグラム1瓶約73万円と高額の設定になった。その後肺がんへの効能追加で急速に対象患者が拡大したため、厚労省は2017年度から価格の引き下げを検討している。
塩崎氏は海外での価格について「国によって保険制度、医薬品価格の設定の仕方が違うので一概には比較できない」と前置きした上で、「米国が約30万円、英国が約14万円、ドイツが約20万円であるようだ」と日本の半値以下であることを明らかにした。
行政・政治 2016年10月7日 (金)配信共同通信社
塩崎恭久厚生労働相は6日の参院予算委員会で、優れた効果はあるものの、極めて価格の高い新型がん治療薬「オプジーボ」について、欧米での販売価格が日本の半値以下であることを明らかにした。共産党の小池晃氏への答弁。
オプジーボは当初、一部の皮膚がんを対象に保険適用され、想定患者数が470人と少ないことから、薬価は100ミリグラム1瓶約73万円と高額の設定になった。その後肺がんへの効能追加で急速に対象患者が拡大したため、厚労省は2017年度から価格の引き下げを検討している。
塩崎氏は海外での価格について「国によって保険制度、医薬品価格の設定の仕方が違うので一概には比較できない」と前置きした上で、「米国が約30万円、英国が約14万円、ドイツが約20万円であるようだ」と日本の半値以下であることを明らかにした。