<鳥取・地震>「出来よかったのに…」多くのナシ落下の被害
毎日新聞 10月23日(日)19時7分配信
鳥取県中部で最大震度6弱を観測した地震で収穫を控えた多くのナシが落下した。同県倉吉市農林課は、市内のJA鳥取中央倉吉梨選果場に同市と三朝(みささ)町から入荷予定だったナシの8割以上が被害に遭った恐れがあるとみている。
倉吉市でナシを栽培する田村順一さん(66)の果樹園では、23アールに収穫を1週間後に控えた品種「王秋」約1万5000玉が実っていたが、約9割が落下したと言い「今年は出来もよく、期待していただけに」と肩を落とした。
倉吉梨選果場にも被害が出た。鉄骨の柱を支える基礎や筋交いが破損、コンクリート製の床には段差が見つかった。JA鳥取中央によると、収量の多い品種の出荷は終わっているため、今後の作業への影響は少ない。来年の収穫に向け、施設の復旧を急ぎたいと言う。【後藤由耶】
毎日新聞 10月23日(日)19時7分配信
鳥取県中部で最大震度6弱を観測した地震で収穫を控えた多くのナシが落下した。同県倉吉市農林課は、市内のJA鳥取中央倉吉梨選果場に同市と三朝(みささ)町から入荷予定だったナシの8割以上が被害に遭った恐れがあるとみている。
倉吉市でナシを栽培する田村順一さん(66)の果樹園では、23アールに収穫を1週間後に控えた品種「王秋」約1万5000玉が実っていたが、約9割が落下したと言い「今年は出来もよく、期待していただけに」と肩を落とした。
倉吉梨選果場にも被害が出た。鉄骨の柱を支える基礎や筋交いが破損、コンクリート製の床には段差が見つかった。JA鳥取中央によると、収量の多い品種の出荷は終わっているため、今後の作業への影響は少ない。来年の収穫に向け、施設の復旧を急ぎたいと言う。【後藤由耶】