大隅氏、数百万円で成果 本年度から1億9千万円
大学 2016年10月14日 (金)配信共同通信社
文部科学省は13日、ノーベル医学生理学賞に決まった大隅良典(おおすみ・よしのり)東京工業大栄誉教授(71)が、最初の成果を上げたころの国からの研究費は年数百万円だったと明らかにした。大隅氏の研究チームに、本年度から5年間で計約1億8700万円を助成することも決めた。
文科省によると、大隅氏は1982年に初めて約100万円の科学研究費を獲得。しばらく同程度の金額が続き、受賞対象となった細胞のオートファジー(自食作用)の現象を発見した88年は420万円だった。90年や95年は研究費を獲得できていなかった。
オートファジーの研究分野が拡大するにつれ、支給される研究費は急増。昨年度までの総額は約17億2千万円に上っている。
大学 2016年10月14日 (金)配信共同通信社
文部科学省は13日、ノーベル医学生理学賞に決まった大隅良典(おおすみ・よしのり)東京工業大栄誉教授(71)が、最初の成果を上げたころの国からの研究費は年数百万円だったと明らかにした。大隅氏の研究チームに、本年度から5年間で計約1億8700万円を助成することも決めた。
文科省によると、大隅氏は1982年に初めて約100万円の科学研究費を獲得。しばらく同程度の金額が続き、受賞対象となった細胞のオートファジー(自食作用)の現象を発見した88年は420万円だった。90年や95年は研究費を獲得できていなかった。
オートファジーの研究分野が拡大するにつれ、支給される研究費は急増。昨年度までの総額は約17億2千万円に上っている。