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iPSを3次元培養、生体類似のプレート開発 京大グループ

2016年10月18日 21時41分45秒 | 医療情報
iPSを3次元培養、生体類似のプレート開発 京大グループ
2016年10月17日 (月)配信京都新聞

 ヒトのiPS細胞(人工多能性幹細胞)を3次元培養できるプレートを、京都大物質―細胞統合システム拠点の亀井謙一郎准教授や陳勇教授らのグループが開発した。iPS細胞から目的の細胞を作る研究などに役立つ成果で、ドイツ科学誌で15日発表した。
 iPS細胞やES細胞(胚性幹細胞)などの多能性幹細胞の培養では、容器の底面に接着させる2次元的な方法が多く用いられているが、生体内の環境とは大きく異なるため、狙った細胞を作製しにくかったり、できた細胞の品質にばらつきがあるなどの課題があった。
 グループは、ガラス上に高さ200マイクロメートル(マイクロは100万分の1)、幅1ミリ、長さ1センチの管状の空間をシリコンゴムで囲い込んだプレートを製作した。管の中間にある小さな穴から細胞と熱に反応してゲル化するポリマーを流し込み、管の両脇にある培養液をためたプールから細胞に栄養を補給する仕組み。生体に近い環境を再現できており、操作も容易だという。
 亀井准教授は「iPS細胞を使った新薬開発などのほか、がん幹細胞の研究などにも使える。今後、市販化を目指したい」と話している。
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【島根】小児がんテーマにしたドキュメンタリー映画上映会 命の尊さ考える機会に 骨髄バンク啓発団体 23日

2016年10月18日 21時38分04秒 | 医療情報
【島根】小児がんテーマにしたドキュメンタリー映画上映会 命の尊さ考える機会に 骨髄バンク啓発団体 23日
地域 2016年10月17日 (月)配信毎日新聞社

 ◇23日午後、県立大浜田キャンパスで
 白血病患者の家族らでつくり、浜田市を拠点に骨髄バンクの普及啓発に取り組むボランティア団体「らいらっくの会」が23日、県立大浜田キャンパス(浜田市野原町)で、小児がんをテーマにしたドキュメンタリー映画「風のかたち」(伊勢真一監督)を上映する。らいらっくの発足10周年の記念事業。代表の田中年子さん(61)は「命の大切さを考えるきっかけにしてほしい」と話している。
 会員は23人。田中さんも夫の発病をきっかけに活動を始めた。県西部を中心に年間15回程度、日本赤十字社の献血に同行し、骨髄バンクにドナー登録を呼びかけるほか、フリーマーケットへの出店などで骨髄バンクの普及啓発を続けている。
 白血病の進行を食い止める抗がん剤を使用し、社会復帰した患者がいる一方、骨髄移植以外に治療法がないケースもある。田中さんは「ドナー登録には18~54歳の年齢制限もあり、ぜひ若い世代が1人でも多く登録してほしい」と呼び掛ける。
 映画は小児がん患者のサマーキャンプを10年にわたって追いかけた作品。小児がんが不治の病でないことを訴え、小児がん患者や元患者を「再生」の象徴として命の尊さや生きる意味を問いかける。出産や就職などの夢をかなえた元患者や亡くなった患者のほか、医師や看護師、家族ら患者と共に闘う「仲間」の声を幅広く集めている。
 上映会は午後1時半~4時で入場無料。映画のほか、ドナー登録した浜田市内の男性が骨髄提供の体験を語る。託児サービスもある。問い合わせは田中さん(090・7593・7993)。【横井信洋】
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時間帯で痛みが変化…九大、仕組みを解明

2016年10月18日 21時33分48秒 | 医療情報
時間帯で痛みが変化…九大、仕組みを解明
2016年10月17日 (月)配信読売新聞

 九州大学薬学部の小柳悟教授、大戸茂弘教授らの研究グループは、神経が傷ついたことで起きる慢性的な痛みが、時間帯によって強まる仕組みを解明した、と発表した。
 新たな治療薬の開発につながる成果としている。英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」(電子版)に14日掲載された。
 研究グループはマウスの実験で、夜行性の活動を始める夕刻に副腎皮質ホルモンの分泌が盛んになり、脊髄の神経細胞に作用してある種の酵素を増やすことで、痛みの悪化を引き起こすことを明らかにした。この酵素の働きを妨げる試薬をマウスに用いたところ、痛みの悪化が抑えられることもわかった。
 昼間に活動する人間に置き換えると、明け方にホルモン分泌が増えて痛みが強まることになる。実際には、糖尿病性の神経障害痛は夜に強まるなど病気によっても悪化する時間帯は異なることが知られており、「病気が原因で副腎皮質ホルモンの分泌に異常が生じている可能性も考えられる」(小柳教授)としている。
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加熱たばこも受動喫煙規制対象?…嫌煙家・塩崎厚労相、検討へ

2016年10月18日 21時24分03秒 | タバコ
加熱たばこも受動喫煙規制対象?…嫌煙家・塩崎厚労相、検討へ
2016年10月17日 (月)配信読売新聞

 塩崎厚生労働相=似顔=は14日の記者会見で、政府が検討している受動喫煙防止対策の規制対象に、火を使わず、たばこの葉を電気で温めて蒸気を吸う「加熱たばこ」を盛り込むかどうか検討する考えを示した。
 塩崎氏は嫌煙家として知られ、日頃から受動喫煙に厳しい姿勢だ。「世界保健機関(WHO)の報告では、日本の受動喫煙防止対策は世界で最低レベルだ」と指摘したうえで、「加熱たばこが使われれば、周囲にどういう影響があるかを厳しく見ていかなければいけない」と述べ、規制に関する検討の必要性を強調した。
 厚労省によると、加熱たばこの受動喫煙の被害について研究はあまり進んでいないといい、担当者は「専門家の意見を聞くなどして判断したい」としている。
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社会保障費の圧縮を 諮問会議で民間議員

2016年10月18日 21時21分18秒 | 行政
社会保障費の圧縮を 諮問会議で民間議員
2016年10月17日 (月)配信共同通信社

 政府は14日、経済財政諮問会議を開き、社会保障費の抑制など歳出改革の推進に向けて議論した。民間議員は2017年度予算の概算要求で6400億円とされた高齢化による社会保障費の伸びを5千億円程度まで圧縮することを求めた。
 民間議員は社会保障費の増加について、過去3年間で1兆5千億円にとどまったことを評価し、「経済や物価の動きを踏まえ、基調を継続すべきだ」と引き続き抑制を要請した。
 また1人当たりの医療費を都道府県別に比べると、最も高い福岡県と最も低い新潟県で約16万円の差があると指摘。地域差の半減を掲げた政府目標の達成に向け、自治体の医療費削減の取り組みを後押しするよう求めた。
 優れた効果はあるものの、極めて価格の高い新型がん治療薬「オプジーボ」については、薬価を大幅に引き下げるべきだとした。
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治りにくい「スキルス胃がん」治療に光…大阪市大、原因たんぱく質特定

2016年10月18日 21時12分20秒 | 医療情報
治りにくい「スキルス胃がん」治療に光…大阪市大、原因たんぱく質特定
2016年10月17日 (月)配信読売新聞

 治りにくいがんとして知られる「スキルス胃がん」の症状が進む原因となるたんぱく質をマウスの実験で特定したと、大阪市立大の八代正和准教授(腫瘍外科学)らのチームが米病理学会誌の電子版に論文を発表した。治療薬の開発につながる可能性があるという。
 八代准教授によると、胃がんは多くの場合、胃の粘膜の上にでき、内視鏡などで検査すれば早期発見できる可能性が高い。しかし、スキルス胃がんは、粘膜の下に隠れるように広がり、進行も早いため、早期発見が難しい。年間1万人以上が発症しているとされ、死亡率も高い。
 チームは、スキルス胃がんの細胞をマウスの胃に移植して観察。その結果、「CXCL1」と呼ばれるたんぱく質が原因となり、がんの周囲に血液中の正常な細胞が引き寄せられ、別の細胞に変化することが判明した。この別の細胞から出る物質が、がんを増殖させるという。
 CXCL1の働きを弱める試薬をマウスに投与すると、がん細胞の増殖や転移の速度が遅くなり、生存期間が延びた。このたんぱく質は人にもあり、八代准教授は「製薬会社などと連携し、できるだけ早く臨床試験を始めたい」と話す。
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「非結核性抗酸菌症」急増 せき・たんが主症状、感染源不明 根治は困難、伝染はせず

2016年10月18日 15時00分48秒 | 医療情報
「非結核性抗酸菌症」急増 せき・たんが主症状、感染源不明 根治は困難、伝染はせず
2016年10月17日 (月)配信朝日新聞

 結核に似た呼吸器感染症「非結核性抗酸菌症」の罹患(りかん)率が、7年で2・6倍に急増していることが、慶応大学の長谷川直樹教授らの研究チームの調査でわかった。結核と違って人から人へは伝染しないが、抗菌薬で治療しても根治は難しい。研究チームは「公衆衛生上、重要な感染症になっており、今後の対策が急務」としている。
 三重県の女性(52)は昨年11月、就寝中、急にせき込んで血を吐き、驚いて病院に行った。疲れやすさを感じていたが、それまで大きな病気をしたことはなかった。CT検査で肺に小さな影が見つかり、非結核性抗酸菌症のひとつの「MAC症」と診断された。
 体調が悪いとせきやたんが止まらないといい、事務の仕事も7割程度に減らした。「必ず効く治療法がないと思うと、不安で精神的にもつらい」と話す。
 非結核性抗酸菌症は、結核菌と同じグループの抗酸菌に感染して起こる。せきやたんなどが主な症状だが、重症化した場合、死亡するケースもある。数年から十数年かけてゆっくりと進行する。結核患者に用いられる抗菌薬などで治療するが根治は難しい。
 研究チームが、全国の884の医療機関を対象に2014年1~3月の非結核性抗酸菌症の新規診断数を集計したところ、10万人あたりの患者数は年14・7人と推計された。07年の2・6倍で、年々減少している結核の罹患率の同15・4人(14年、厚生労働省調べ)と同じ水準まで迫った。全国で1万7千人以上が新たに診断されたとみられる。
 非結核性抗酸菌は100種類以上あり、土や水の中にすみ着いていることが多い。感染経路はわからないことが多く、予防策はない。せきが長引くなどの症状が出たら早めに受診することが大切だという。
 長谷川さんは「結核の陰に隠れて注目されてこなかったが、今後は大きな問題になる可能性がある。感染源の把握などの実態調査が必要だ」と話している。
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入れ歯スタート

2016年10月18日 12時09分35秒 | 私自身や健康
今日は歯科受診しました。
夏にキュウリとなすびの浅漬けをバリバリ食べたら、
歯が一個揺れて、歯茎がはれてきた。
そして、普通の硬さのものは食べれなく、
軟食しか食べられなくなってしまった。
もう、2カ月たつのに、改善しないので、受診。
先生は「すごく、動きますね~、もう、抜かなくてはね~」
   「でも、その後、どうするか?だね~」
   「ブリッジするのが、普通だけどね。。。。。。。。。。」

でも、婆は、拒否。
入れ歯にすることにした。

ブリッジは歯を削らなければならない、
せっかくの上等な歯を削りたくない!
以前ブリッジ(同じ場所)していた時に
首肩のコリが増悪し、
ブリッジを外して、症状が消失。
ブリッジをしたからといって、そんな症状が起きる人はいないと聞いているけど
婆はその症状に長期苦しんできたから
もう、同じ失敗は、そう、同じあの症状は受け入れられない。

歯医者さんは、納得してくださって、
入れ歯を作ってくださることになった。
奥歯が2本欠損していたら、咀嚼には不十分だからね。

入れ歯は、人生始めてだ~~~~(+o+)
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なっちゃん、SOS出したのに 虐待死、生かされぬ教訓

2016年10月18日 11時52分56秒 | 
なっちゃん、SOS出したのに 虐待死、生かされぬ教訓
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バルーン割るやつ(16/10/17 15:00)
http://digital.asahi.com/articles/ASJB25R1XJB2UUPI005.html?rm=522

 「ばあちゃん、ばあちゃん」。なっちゃんと呼ばれていた当時4歳の女の子が照れるように玄関に立っているのを見て、祖母(63)は驚いた。兵庫県三田市の自宅から祖母の家まで7キロの道を一人で歩いてきた。2009年春のことだ。

 なっちゃんは継母から「どこでも好きなところに行け」と言われたという。祖母は「小さな子を一人で出してどういうことだ」と思い、虐待の疑いがあるとして、市に相談した。

 なっちゃんは2歳の時に実母を病気で亡くし、しばらく祖父母に預けられていたが、父親の再婚を機に、父と継母のもとで暮らすようになっていた。

 親族や自治体への取材、裁判記録、県の検証報告書などによると、なっちゃんは何度も虐待の「サイン」を発していた。

 09年夏、なっちゃんのほおにたたかれた痕があるのに幼稚園が気づいた。虐待があったとして、県が管轄する児童相談所(児相)が一時保護したが、1カ月ほどで自宅に戻した。預かり時間が長い保育所に通わせて継母の育児の負担を軽くし、見守ることにした。

その保育所も、顔などのあざや傷に3度気づいたが、日常で起こったけがだと判断し、すぐに市に知らせなかった。

 そして09年11月、なっちゃんは自宅で倒れて病院に運ばれ、5日後に亡くなった。5年と3カ月の命だった。死因は急性硬膜下血腫による脳機能障害。継母は暴行を否定したが、裁判では頭に強い衝撃を加える暴行があったと認定された。

 翌10年、県の児童虐待防止委員会が事件の検証報告書をまとめた。なっちゃんのあざや傷などの情報が市や児相に十分に伝わっていなかったとして「どんな小さなけがでも市や児相は保育所から正確な情報提供を求める必要がある」などと指摘した。

 だが、虐待の疑いがあると真っ先に市に相談していた祖母は、県から事情を聴かれることはなかった。祖母はさまざまな異変に気づき、幼稚園にも「変わったことがあれば教えてほしい」と見守りをお願いしていた。報告書はこうした経緯には触れていない。

 祖母が暮らすマンションの部屋には、なっちゃんの写真が並ぶ。外出をする時も寝る時も声をかける。「なっちゃんはいっぱいSOSを出していたのに、周りの大人たちが救えなかった。何が起きていたのか報告書で丁寧に検証してほしかった」

 報告書がつくられて1年もたたない11年6月、同じ兵庫県の姫路市で、保育所や行政の連携不足が指摘される事件が起きた。2歳の男の子が母親の交際相手に転ばされたうえ、上半身を強く揺さぶられて意識不明の重体になった。このときも、男の子が通っていた保育所が頭や足のけがの痕に3回気づいていたが、防ぐことはできなかった。

■教訓、生かされたケースも

 虐待事件の検証が十分に生かされていない。福岡市では09年、生後7カ月の男児が育児放棄(ネグレクト)で亡くなった。男児は乳幼児健診を受けておらず、家庭訪問でも会えていなかった。これを教訓に市は、未受診の家庭を保健師が訪問し、原則2度会えなければ情報を他の関係部署とも共有して対応するなどのルールをつくった。

 こうした改善策は全国に広がらず、未受診の子が虐待の被害に遭う事件はその後も続いた。11年に、健診に来なくなった青森県の6歳男児が父親の暴行で死亡。県は13年、未受診の子の情報収集を強化するよう市町村に呼びかけた。

 神奈川県厚木市でも14年、同じように健診を受けなくなった男児が白骨化した遺体で見つかった。父親のネグレクトで5歳ごろ死亡し、7年以上たっていた。

 一方、検証の教訓が、情報共有の新たな仕組みに生かされたケースもある。

 和歌山県で13年、父親が2歳の男児に暴行を加えて死亡させた事件。父親は11年にも男児への傷害容疑で逮捕され、男児は児相に保護された後、乳児院に移されていた。だが父親が不起訴処分になった約1年半後、児相は親子関係が良くなったとみて親元に戻した。事件はその直後に起きた。

 和歌山地検は11年の事件について、「常習的に行った証拠がない」として不起訴(起訴猶予)にしていたが、児相は「虐待の事実が明らかでない」と誤って判断していた。児相は地検に理由を聞いておらず、検証報告書では「児相が適切な判断を行うには捜査情報などを得ることが望ましい」と指摘された。

 これを受け、県は法務省に虐待防止のために捜査情報を児相に提供するよう要望。同省は14年、児童虐待事件に関する捜査の経緯や不起訴処分の理由などを児相に情報提供するよう全国の検察に通知した。(五十嵐聖士郎、山本奈朱香)

     ◇

 「小さないのち」への声をお寄せください。メールasahi_forum@asahi.comメールするか、ファクス03・5541・8259、〒104・8011(所在地不要)朝日新聞オピニオン編集部「小さないのち」係へ。

http://digital.asahi.com/articles/ASJB25R1XJB2UUPI005.html?rm=522
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