血糖値連続測定システムを発売
アボットの「FreeStyleリブレPro」、採血補正が不要に
化学工業日報2016年12月2日 (金)配信 一般内科疾患内分泌・代謝疾患検査に関わる問題
アボット ジャパンは、糖尿病患者のグルコース値を持続的に測定できるモニタリングシステム「FreeStyleリブレPro」を12月1日に発売する。測定値は15分ごとにセンサーに記録され、最長14日分のプロファイルを保存する。指先穿刺による採血をともなうキャリブレーション(基準値の補正)が不要で、患者の負担を軽減する。
新製品は、小さな丸いセンサーを患者の上腕部裏側に装着する。センサー中心部の極細の針が、組織間質液中のグルコース値を持続的に測る。センサーは15分おきに自動でグルコース値を記録し、最大で14日分、1340回の測定データを保存する。保存データは患者が再来院した際、医療従事者がセンサーをリーダーで読み取ることで、5秒程度でダウンロードできる。
測定データを専用ソフトで読み込むと、グルコース値だけでなく、変動データをトレンドやパターンで表示するレポートを作成できる。患者の日常におけるグルコースプロファイルを視覚的に把握でき、より適切な治療管理や患者指導が可能になるという。
従来の持続血糖測定器で必要だった、センサーの正確性を維持するための指先穿刺によるキャリブレーションが不要となる。患者はセンサーを上腕部裏側に装着するだけで、操作などは必要ない。医療従事者は患者にキャリブレーションの方法を指導する必要がなく、毎回の洗浄・消毒を要する送信機や部品も使用していないため、業務量や時間の大幅な削減につながる。
アボットの「FreeStyleリブレPro」、採血補正が不要に
化学工業日報2016年12月2日 (金)配信 一般内科疾患内分泌・代謝疾患検査に関わる問題
アボット ジャパンは、糖尿病患者のグルコース値を持続的に測定できるモニタリングシステム「FreeStyleリブレPro」を12月1日に発売する。測定値は15分ごとにセンサーに記録され、最長14日分のプロファイルを保存する。指先穿刺による採血をともなうキャリブレーション(基準値の補正)が不要で、患者の負担を軽減する。
新製品は、小さな丸いセンサーを患者の上腕部裏側に装着する。センサー中心部の極細の針が、組織間質液中のグルコース値を持続的に測る。センサーは15分おきに自動でグルコース値を記録し、最大で14日分、1340回の測定データを保存する。保存データは患者が再来院した際、医療従事者がセンサーをリーダーで読み取ることで、5秒程度でダウンロードできる。
測定データを専用ソフトで読み込むと、グルコース値だけでなく、変動データをトレンドやパターンで表示するレポートを作成できる。患者の日常におけるグルコースプロファイルを視覚的に把握でき、より適切な治療管理や患者指導が可能になるという。
従来の持続血糖測定器で必要だった、センサーの正確性を維持するための指先穿刺によるキャリブレーションが不要となる。患者はセンサーを上腕部裏側に装着するだけで、操作などは必要ない。医療従事者は患者にキャリブレーションの方法を指導する必要がなく、毎回の洗浄・消毒を要する送信機や部品も使用していないため、業務量や時間の大幅な削減につながる。