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受動喫煙防止に法改正へ 来年の通常国会目指す

2016年12月23日 23時20分05秒 | 行政
受動喫煙防止に法改正へ 来年の通常国会目指す
2016年12月22日 (木)配信共同通信社

 他人のたばこの煙を吸わされる受動喫煙の防止に向け、厚生労働省が来年の通常国会に健康増進法の改正案の提出を目指していることが21日分かった。多数の人が利用する施設の喫煙を禁止し、知事の勧告や命令に違反した場合、喫煙者や施設の管理者に罰則を適用する。
 改正案は、施設の目的に応じて喫煙禁止の範囲を区分けする。学校や病院などは子どもや患者が受動喫煙による健康影響を特に受けやすいと考えられ、敷地内全面禁煙とする。
 官公庁のように利用者が他の施設を選べない場合は、建物内全面禁煙とする。飲食店やホテルのように利用者が選べる施設は屋内禁煙とするが、喫煙室の設置を認める。喫煙室の設置には知事らの指定が必要となる。
 施設の管理者には、喫煙禁止を掲示する義務や、禁止場所で喫煙する人を制止する義務を課す。
 受動喫煙に関し現行の健康増進法は、学校や病院、デパート、官公庁などの管理者に対し防止の努力を求めるにとどまっている。厚労省は2020年東京五輪・パラリンピックに向け、対策を強化したい考え。たばこ業界や飲食店業界などは「商売が成り立たない」と反対しており、調整を続ける。


商売ができなくなるという人達。
喫煙をする方々ではないか。
非喫煙者のオーナーが、喫煙場所を店外にした例は多くあるけど、
それで、倒産したという店はこの松江で聞いたことがない。

こんなに害多き煙、なお、必要と言う。
その心は?
お話しください、ほんとに「商売」だけでしょうか?

我両親は、近所の工場の変革で、客足が減り商売が成り立たなくなって
店をたたんだ。
倒産は時代の流れとも密着する。
もう、タバコはこの世からさよならする時がきている。

喫煙者の方々は
その煙を我慢しながら吸わねばならなかった過去の非喫煙者の
哀しい気持ちも
考えていただきたい。

我が従妹の息子は喫煙したことが発見されて
高校3年の3学期に退学させられた。
教師は職員室で、或いは校長室で、喫煙し、煙もうもうになるほど
吸っていても、
校則に喫煙した生徒は退学させるという決まりを作り
平気で退学させる。
厳しい管理教育お盛んな昭和50年代のこと。

親から受動喫煙させられるかわいそうな子たちのことを
考えていただきたい。
乳児の突然死が増えている。
がんの罹患も15年早くなっている。
30歳そこそこの若者のがんが増えている。


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退職や別れをきっかけに、高齢者のアルコール依存症

2016年12月23日 17時14分06秒 | 医療情報
退職や別れをきっかけに、高齢者のアルコール依存症
熊井洋美、武田耕太
2016年12月7日06時00分

 退職や身近な人の死別などをきっかけにアルコール依存症になる高齢者が増えている。年を取ると同じ飲酒量でも若いころより酔いやすく、アルコールとの付き合い方を変えていく必要がありそうだ。
■昼夜続けて依存症に
 「入院して初めて、自分が依存症だと認めることができた」。東京都内の男性(69)は振り返る。
 60歳まで勤めた会社では、主に経理畑を歩み、仕事が終わると、毎晩のように同僚らと酒を飲んだ。延々と飲んで、電車の乗り遅れや乗り過ごしもよくあった。健康診断で肝機能障害を指摘されたが、気にしていなかった。
 退職後は昼から飲み始めることが増えた。飲んでふらつき、転んで頭をけがしたことも。禁酒を試みたこともあったが、長続きしなかった。
 2014年1月、自宅で血を吐き、救急車で搬送された。アルコール依存症と診断され、家族の希望で専門病院に入院した。
 アルコール依存症は単なる大酒飲みとは異なり、「自分の意思で飲酒をコントロールできない」「生活に支障をきたす」などの特徴がある。
 男性の場合、依存症との自覚はなく、診断に納得できなかったという。「いつでも酒をやめられる」。医師にはそう反論していた。
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風邪のひきはじめに葛根湯は効くか?

2016年12月23日 08時59分34秒 | 医療情報
風邪のひきはじめに葛根湯は効くか?
アピタル・酒井健司
2016年12月12日06時00分

 予防に気を付けていても、ひくときは風邪をひいてしまいます。風邪をひいてしまったら、温かくして安静にするのが一番です。症状がつらいときには薬を使ってもかまいません。ただ、一般的な風邪薬には症状を緩和する働きはありますが、風邪を予防する働きはありません。たまに「風邪のひきはじめなので早めに受診しました」という患者さんがいらっしゃいますが、正直なところ、あまり打つ手はありません。
内科医・酒井健司の医心電信
ノロウイルスの予防は? 発症したら? 小児科医がアドバイス
 風邪に対して漢方薬が処方されることがあります。一番メジャーなのが葛根湯でしょう。医師が処方することもできますが、処方せんなしに薬局で買うこともできます。風邪のひきはじめに葛根湯を飲むと効果があるという主張もありますが、どうやったら検証できるでしょうか。そう、風邪のひきはじめの人をたくさん集めて、葛根湯を飲む群と飲まない群に分け、風邪が悪化する人の数を数えて比較してみれば検証できます。
 
 ひきはじめの風邪に対する葛根湯の効果を検証した、2014年に発表された日本の研究があります。この研究では、18歳から65歳までの風邪症状を感じて48時間以内の患者さんをランダムに二群に分け、一方に葛根湯を、もう一方に一般的な総合感冒薬(葛根湯と同じく薬局で買えるもの)をほぼ4日間飲んでもらって、風邪が悪化した患者さんの数を比較しています。
 結果は、葛根湯群では168名中38名(22.6%)、総合感冒薬群172名中43名(25.0%)が風邪が悪化しました。葛根湯群で若干少ないように見えますが、統計学的有意差はありません。著者らは「葛根湯は初期の段階で処方した場合でさえ、総合感冒薬に比べ、風邪症状の悪化を有意に防止しなかった」と結論しています。
 葛根湯の効果を厳密に検証するには、対照群には総合感冒薬ではなく、葛根湯と味やにおいがよく似た偽薬を飲んでいただくほうがより望ましいです。しかし、そのような偽薬は作るのが難しいです。かといって、何も薬を飲まない群と比較すると、「何か薬を飲んだから効いたような気がする」という気持ちの影響から結果が偏ります。この研究では、風邪の悪化を自己申告の自覚症状で評価していますのでなおさらです。
 薬局で買える総合感冒薬と比較するというのは、良いアイデアだと思います。気持ちの影響を完全にはゼロにできないものの、かなり小さくできます。何より、現実の風邪のひきはじめの患者さんは、薬局で葛根湯を買おうか、それとも総合感冒薬にしようかと迷うのです。現実にある選択肢を対照群にすると、現実世界へ応用しやすいのです。
 漢方薬に詳しい方は、「証(しょう)」に合っていない患者さんも研究対象に含んでしまったがゆえに差が出なかった可能性を指摘するかもしれません。葛根湯は風邪の患者さんになら誰にでも効くのではなく、葛根湯に合った病態(たとえば、体力があって汗をかいていない状態)があるとされています。この病態のことを「証」と呼びます。
 漢方薬に詳しい専門家がきちんと患者さんを診察し、葛根湯に合った証の患者さんだけを選んで臨床試験をすれば、別の結果が出たかもしれません。それはそれで価値のある研究でしょう。ただ、薬局で葛根湯や総合感冒薬を買う患者さんは、漢方薬の専門家じゃありません。その点でも、この研究は現実世界をよく反映しています。
 結論を言うと、風邪のひきはじめに飲んで風邪の悪化を予防すると証明された薬はいまのところありません。葛根湯でも総合感冒薬でも、あるいは薬を飲まなくても、おそらく大差はありません。つらい症状が出ていない段階では、病院を受診しなくてもかまいません。むしろ、インフルエンザなどの他の病気をうつされるかもしれませんので、あまりお勧めしません。
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