新型コロナ:新型コロナ 献血不足で手術中止も /群馬
2020年3月6日 (金)配信毎日新聞社
新型コロナウイルスの感染拡大を受けた臨時休校や外出自粛などの影響で、県内でも献血不足が生じている。県赤十字血液センターによると4日現在で、献血血液の確保計画に対する過不足率は89・9%にとどまっており、県内医療機関では既に血液不足による手術の受け入れ中止も起きている。
同センターは5日に安中市内の高校で献血を計画していたが、臨時休校で中止。1日には県内3カ所の商業施設で献血を行ったが、買い物客が少なく、400ミリリットル換算で150人分の計画が、93人分しか集まらなかった。群馬県を含む関東甲信越の過不足率も87%と低下しているのが現状という。
同センターは「献血では新型コロナウイルスの感染が拡大する以前から体温測定を実施しており、感染予防対策については安心してほしい。このまま不足が続けば、人命が脅かされる事態が起こる」と、協力を呼び掛けている。【庄司哲也】
2020年3月6日 (金)配信毎日新聞社
新型コロナウイルスの感染拡大を受けた臨時休校や外出自粛などの影響で、県内でも献血不足が生じている。県赤十字血液センターによると4日現在で、献血血液の確保計画に対する過不足率は89・9%にとどまっており、県内医療機関では既に血液不足による手術の受け入れ中止も起きている。
同センターは5日に安中市内の高校で献血を計画していたが、臨時休校で中止。1日には県内3カ所の商業施設で献血を行ったが、買い物客が少なく、400ミリリットル換算で150人分の計画が、93人分しか集まらなかった。群馬県を含む関東甲信越の過不足率も87%と低下しているのが現状という。
同センターは「献血では新型コロナウイルスの感染が拡大する以前から体温測定を実施しており、感染予防対策については安心してほしい。このまま不足が続けば、人命が脅かされる事態が起こる」と、協力を呼び掛けている。【庄司哲也】