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新型コロナ:新型コロナ 無症状でPCR「非効率」 発症前日、陽性的中33% 米チーム研究

2020年06月01日 23時35分46秒 | ウイルス

新型コロナ:新型コロナ 無症状でPCR「非効率」 発症前日、陽性的中33% 米チーム研究

   2020年6月1日 (月)配信毎日新聞社
 

 新型コロナウイルスの感染者が、発症する前日にPCR検査(遺伝子検査)を受けても、「陽性(感染者)」と判定されたのは3人に1人にとどまるとの分析を、米ジョンズ・ホプキンズ大のチームがまとめた。発症4日前では皆無だった。新型コロナは発症前でも感染力が強く、症状のない人も広く検査すべきだとの声もあるが、PCR検査だけでは感染者の特定に非効率で、今後、慎重論も出そうだ。

 チームは、欧米や韓国などで行われた7研究(患者数計1330人分)のPCR検査データを基に、発症前後で感染者を陽性と判定できるかどうかを分析した。

 その結果、発症4日前に陽性だったのは0%で、前日でも33%にとどまることが分かった。発症日でも62%で、3人に1人は陽性と判定されなかった。的中率が最も高くなったのは発症3日目の80%で、それ以降は低くなった。

 理由について、ウイルス量の変化や検体の採取方法上の課題が考えられるという。チームは「PCR検査だけに頼らず、医師の判断や濃厚接触の有無などを総合的に検討することが重要ではないか」としている。

 成果は5月13日付の米内科学会誌(電子版)に掲載された。【渡辺諒】

 ◇検査拡大に慎重論も 専門家「高額費用無駄の恐れ」

 発症前にPCR検査を受けても感染者の特定が難しいことが明らかになった。感染対策を目的に症状がなくてもPCR検査をすべきだとの声が医療機関などから上がり、検査を広げようとする動きがある。だが、発症前に感染者が「陽性」と判定される割合は少なく、「陰性」でも感染者が紛れ込む可能性も大きく、感染していないことの証明にならない。専門家は「検査をするなら、せめて精度が高まる発症者に行うべきだ」と指摘する。

 PCR検査では、ウイルスの一部の遺伝子を増幅する技術を使い、検査を受けた人がウイルスに感染しているかどうかを調べる。新型コロナは発症の少なくとも2日前から感染性があるとする研究報告があり、厚生労働省は無症状者でも医師が必要と認めれば検査に公的医療保険の適用を認める見解を出した。

 だが、PCR検査を巡っては以前から精度を問題視する意見が多かった。検査では、鼻の奥に綿棒を入れて採取した粘液を処理して機器にかけるのが一般的だが、正しく粘液を採取できないと誤った結果を導きかねない。PCR検査で感染者が「陽性」と正しく判定される割合(感度)も、よくても7割程度とされている。

 また、検査実施に当たっては、感染した可能性の高い症状のある人を対象に行うべきだと主張する専門家も少なくない。29日の政府専門家会議後に記者会見したメンバーの押谷仁・東北大教授は「(PCR検査によって)症状のない人でどのくらいの感度で(感染が)見つかるかは分かっていない」と述べ、無症状者に検査対象が広がることに慎重な姿勢を見せた。

 1回当たりの検査費は1万3500~1万8000円。感染症に詳しい大阪大病院の森井大一医師は「発症前にPCR検査をしても、患者を効率よく見つけられない可能性が高い。無駄に終わるかもしれない検査が、税金や保険料で賄われることは問題だ」と指摘する。【渡辺諒、河内敏康】

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北九州市では31日、新たに12人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

2020年06月01日 11時56分34秒 | ウイルス

北九州 小学校でクラスター発生 9日間で市内97人 新型コロナ

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北九州市によりますと、新たに感染が確認されたのは、小学生を含む10代から80代の男女、合わせて12人です。

このうち、いずれも10代の女子3人と男子1人の合わせて4人は、小倉南区にある守恒小学校の児童で、今月28日に感染が確認された女子児童と同じクラスです。守恒小学校では今月25日から活動が再開され、感染が確認された5人の児童も登校していたということで、北九州市は、この小学校で感染者の集団、「クラスター」が発生したとしています。

31日に感染が確認された4人の児童はいずれも症状は無いということです。

また、すでに集団感染が確認されている小倉北区の北九州総合病院では新たに医療スタッフ3人の感染が確認され、この病院で感染が確認された人の合計は26人になりました。

北九州市で31日に感染が確認された12人のうち2人は感染経路が分かっておらず、この9日間で感染が確認された97人では34人の感染経路が分かっていません。

このため、北九州市は、市民に対して、引き続き感染予防に努め、不要不急の外出を自粛するよう呼びかけています。

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飛沫防止のビニールカーテン「火災注意」…避難や消火に支障の恐れ

2020年06月01日 10時45分02秒 | ウイルス

飛沫防止のビニールカーテン「火災注意」…避難や消火に支障の恐れ

   2020年5月29日 (金)配信読売新聞
 

 対面する人同士の間に設置して新型コロナウイルスの飛沫感染を防ぐビニールカーテンやアクリル板について、消防機関が「場合によっては火災拡大の要因になる」と注意を呼びかけている。行政機関の受付や店舗のレジなどへの設置が進んでいるが、燃えやすいものもあるほか、取り付け場所を誤った場合、消火設備の円滑な作動を妨げる可能性もあるためだ。

 政府の専門家会議が示した「新しい生活様式」は、互いに顔を合わせてやり取りする場所については、感染防止策としてビニールカーテンなどを設置すべきだと提言している。

 しかし、名古屋市消防局は、天井からつり下げるような形で広い範囲をビニールカーテンで覆うと、出火時に火災報知機が煙を感知できなかったり、スプリンクラーからの散水が遮られたりして、避難や消火に支障が出る恐れがあると指摘する。

 消防法は、飲食店や病院など多数が使う施設でカーテンを窓につけたり、部屋の仕切りに使ったりする場合は、防炎機能があるものを利用するように義務付けている。しかし、新型コロナ対策で客との間の「ついたて」代わりに使われている小型のものは、どんな素材でもよく、ある消防士は「ビニールは火がつくと、想像以上に速く燃え広がる。焼け落ちた塊が、じゅうたんや床にある雑誌などに延焼して大きな火災につながりかねない」と危惧する。

 同消防局は、ビニールカーテンなどに関し、〈1〉近くで火気を使用しない〈2〉白熱灯など高温のものに近づけない〈3〉火災報知機やスプリンクラーから距離を空けて設置する――などの対策を求めており、担当者は「防炎機能が高い製品を選び、従業員に必ず消火器の使い方を習得させるなど、防火意識を高めてほしい」と呼びかける。

 また、消毒用アルコールの取り扱いにも注意が必要だ。濃度60%以上のアルコールは、消防法上の「危険物」に該当。常温で置いているだけで可燃性の蒸気が発生するため、火気から遠ざけるとともに、こまめな換気も必要になるという。

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コロナ雑感

2020年06月01日 09時51分01秒 | ウイルス

島根県の私は、米子や境港に友達知人が多いので、どうしても島根と鳥取と比べてしまう。

そして、鳥取県に生き生きした、活発な、良いアイデア実行力を感じてしまう。

この度のコロナも、PCR検査が、より多くできるように鳥取県知事さんのお話があり。

島根県はどうするつもりだろうと思う。

もう、保健所、衛生研究所の充実は限界を感じる、そうなると、市立病院のような、車でスルーの検査とか、やや、小さめの病院でも、検査機器を置いて、医師の判断で検査ができるようにしてほしい。

島根県の東西が長い県は、益田で検体を採取しても、松江まで運ぶのは大変、そうすると、浜田での医療センターでも、多くできるように、検査環境を整えてほしい。

現在、インフルエンザも、溶連菌も小さなクリニックでも検査ができるようになっている。そんな風に、かかりつけ医院でも、簡単に検査出来て、インフルのように自宅待機でもいいような、治療薬もできて、予防注射も希望者にはクリニックで出来るようにできたらいいね。

いまでも、専門家会議で恐らく決まったと思う、PCR検査の選別の考え方を公表してほしい。尾身さん自身が、分からない分からないと連発しておられたのに、どうして、韓国方式的検査が実行されなかったか、バッシングを恐れないで、もうしっかりバッシングされているから、秘密にしないで公表してほしい。

そしたら、会議の議事録がないとか、ギャフンである。

重症者の治療を考えるという事だろうけど、そうなる前のやや早めの治療が、第一の重症化予防ではないか?

日本全国、コロナウイルスの蔓延を国民は意識している、だから、遊具も綱をはったり、学校も時間差登校をしたり、アルコール消毒が全国民に広がったり、マスクの転売あったり。

まじめで、几帳面で、スキを許さない日本人の、良い点?がこの世生活の判断と実行をきめていて、私は、半分驚いている。もしそれをやらなかったら、もっともっと、感染者は増えていると言われたら、返す言葉もない。

島根で24人目の感染者が出たときなかなか、本人と、お店の同意が得られなくて保健所長さんは苦労されたと思うけど、重症者が一人あって、そのお方が24番目の方と聞く。

私の大切なお方が検査されたのは17日、市立病院の車での検査であった。41人ぐらいのお方が検査されたけど、調査されたのは、100人ぐらいと聞いた。ほんとに、全員陰性でよかった。

様々に、注意しても、もう、どこでもうつる状況なので、もう特別な病気ではない、

がんと同じ、国民感染病となった。

福岡県は、特別ではない。

まだ、分からないのだろうか?無症状の新型コロナ感染者は、何パーセントと予想しておられるのかな?

 

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北九州で感染急増なぜ? 診療充実で「掘り起こし」か

2020年06月01日 08時53分32秒 | ウイルス

北九州で感染急増なぜ? 診療充実で「掘り起こし」か

   2020年5月31日 (日)配信西日本新聞
 

 新型コロナウイルスの感染拡大が全国的に落ち着いてきた中、北九州市だけ、なぜ再び増加傾向なのか謎が深まっている。救急搬送された人を医療機関が念入りに調べるなどし、症状がなくても検査する"掘り起こし"が進んでいることも一因にありそうだ。ただ、ほかの自治体でも同様に広く診療・検査する傾向はあり、同市の現状は説明しきれない。市は「市内でウイルスが広がっている可能性も否定できない」と第2波への警戒を強めている。

 同市では28日まで6日連続で感染確認が続いている。同市の東田倫子保健衛生部長は増加の一因について「医療機関での診療、症例の把握態勢が充実してきたこともある」と指摘。北橋健治市長も同日の定例記者会見で「4日間発熱が続いた方をこれまでPCR検査をしていたが、対象が見直され、広く把握される傾向にある」と話す。

 感染した若松区の50代女性は持病で通院中、無症状だったものの、肺炎の有無を調べるコンピューター断層撮影(CT)をきっかけにPCR検査に至った。門司区の60~80代の男女3人は同じ24日に救急搬送された後、CTで肺炎が疑われた。3人の搬送先は同じ。このように医療機関がきっかけとなったケースは、27日までの感染経路不明17人中8人が該当する。

 今月上旬からは、軽症者の主な窓口となるPCR検査センターが同市でも稼働し、17人中3人(10~20代の男女)がセンター経由で確認された。また、濃厚接触者を全員PCR検査することとしたため、以前は判明していなかった無症状者も全体数を押し上げている。

 ただ、それだけで北九州市だけ増えていることを説明できない。福岡県内の27日のPCR検査総数は173件、このうち北九州市66件、福岡市57件だった。「福岡県内は同じルールで疑い例の検査に至っていて、自治体間で大きな差はない」(県担当者)ためだ。

 北九州市全7区のうち6区と広域で感染が確認されている一方、活発に動き回っているとは想定しづらい70歳以上が半数を占め、感染者間の行動履歴の共通点は不明。市は県を通し、厚生労働省にクラスター(感染者集団)対策班派遣を要請。28日から調査が始まった。

 産業医科大の吉村健清名誉教授(疫学)は「近くの大都市である福岡市でも感染確認がないのは不可解だ。手洗いやマスクの着用など生活様式で差があり、北九州市の方がウイルス感染が特に顕在化しているのかもしれない」と話している。

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