病院応援の弁当で食中毒 京都、医師や看護師ら53人
京都府は9日、同府長岡京市今里4丁目の飲食店「Unir(ウニール)」の弁当を食べた22~70歳の医師や看護師ら男女計53人が発熱や下痢などの食中毒症状を訴え、うち8人からサルモネラ菌を検出したと発表した。弁当は、新型コロナウイルスへの対応を続ける同市の西山病院を応援するため、店が無償提供したものだった。
府によると、店が西山病院へ1~4日に提供した弁当を133人が食べ、うち53人に症状が出た。大半は軽症で、全員が快方に向かっている。府は弁当が原因と判断し、店を9日から3日間の営業停止処分にした。