世界をみると、まだまだ、コロナは大変のよう。
でも、婆は、婆一人が罹らないように、続いて、最善を尽くそうと。決めている。
なぜ、日本の、死亡者が多いのか、「なぜ」が分かっただけで、心身が疲れてしまった。
私が、保健所を辞めたのは、38歳、それから、40年も経ってしまった。
あの頃も、公衆衛生は、干からびていた。鉛筆1本、貰うにも、記録をして、庶務が管理をしていた。人件費も、土木建築事務所に比べると、なかったから、看護師さんを健診にお願いしても、かなわなかった。
だから、保健師も、保健所の保健師よりも、市町村の保健師の方が、住民に近く、家庭訪問業務もしやすく、派遣(駐在)保健師なるものが取り入れられた(保健所の保健師が町村に駐在するという制度)。
確かに、住民に近いのは市町村だ、だけど、広域的に問題をとらえ、重要な事柄が見逃されないようにして、適切な対応をするには、保健所以外にするところはない。と思って、私は保健所保健師として、頑張った。
当時は、保健所保健師も、市町村受け持ちを決めて、結核の訪問、未熟児の訪問、地域保健計画等で、市町村に出かけて行った。結核患者さんの、気持ちに寄り添って、丁寧に入院を勧めたりする場合、医師のいる保健所ならではの、指導があった。
今、の保健所の事は詳細は分からないが、糖尿病対策、職域健診など、部分的に接点があって、全く知らないわけではないので、これからの、健康保持増進、病気の早期発見早期治療にどう係わって、力を発揮されるか、大いに期待したい。
今度の島根のコロナ措置で、ネットカフェの関係では、相当苦労されている様子が、ニュースで分かった。保健所所長の権限を強化と、県知事さんは言っていたけど、もっと、国や県の行政に法的な対策規定をして頂かないと、蔓延を事前に防ぐことは難しいと思う。
単なる要請では、コロナは防ぎえないと感じる。若い方々の感じ方に、感染症はゆだねては、手遅れになるときもあるような気がする。