【鳥取】当初の診断は「感染症胃腸炎」、会社に依頼されてPCR検査したら…陽性判明
鳥取県は11日夜、30歳代の建設業関係の男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。男性は関東在住で、6日から仕事の関係で県中西部に滞在していたといい、12日夜にはこの男性の濃厚接触者8人の感染も判明。県内での感染確認は計31人となった。
鳥取県によると、男性は仕事のため、6日に建設会社の関係者らと自家用車で来県し、県中部の宿泊施設に泊まり、7日夜には県西部の宿舎に移動。8日に発熱や、頭痛、吐き気を訴えた。9日に感染症胃腸炎と診断されたが、会社側が男性にPCR検査を受けるように依頼。11日に検査を受け、陽性が判明した。男性は、発症から14日前となる8月25日以降、居住地と県内以外の移動歴はなく、今のところ、感染経路は不明という。