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プライバシー不安、影響か 接触アプリの普及停滞

2020年11月02日 12時50分10秒 | ウイルス

プライバシー不安、影響か 接触アプリの普及停滞

2020年10月28日 (水)配信共同通信社
 

 データの利活用に関する調査などを行う国際経済連携推進センターは27日、新型コロナウイルスのスマートフォン向け接触確認アプリ「COCOA(ココア)」の利用に関する意識調査結果をまとめた。同アプリを使っていない人の半数近くがプライバシー上の不安があると回答しており、普及の停滞に影響している可能性があるとした。

 コロナ感染に不安を感じている人の割合は76・2%に上ったが、ココアの利用率は18・8%にとどまった。非利用者の4割弱はアプリが感染拡大防止に効果があるとみていたものの、47・3%がプライバシーに関する懸念があると答えた。

 ただ、好ましいアプリの仕組みについての設問では、ココアのように個人の位置情報などが特定されないよう近距離無線通信「ブルートゥース」を使ったものと、位置情報を集める「衛星利用測位システム(GPS)」を使ったものでほぼ差がみられなかった。

 同センターは「ブルートゥースを使ったアプリがプライバシーに配慮していることが国民に十分理解されていないのではないか」としている。

 調査は9月8~13日に全国の15~69歳の男女を対象に実施し、4166人が回答した。

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「健康に無関心」3~4割 習慣改善、面倒との回答も 厚労省の全国調査

2020年11月02日 12時38分20秒 | 

「健康に無関心」3~4割 習慣改善、面倒との回答も 厚労省の全国調査

2020年10月28日 (水)配信共同通信社
 

 食習慣・運動習慣について改善への関心やその意向がない人は、20歳以上の男女の3~4割に上ることが27日、厚生労働省の国民健康・栄養調査で分かった。仕事や家事などで忙しいとの理由が多かったが「面倒くさい」との回答も目立った。「健康無関心層」の実態把握は初めてで、厚労省は「こうした層への啓発方法を考えたい」としている。

 厚労省によると、食習慣と運動習慣の改善に関する質問で、(1)「関心がない

」(2)「関心はあるが改善するつもりはない」と答えた人を広義の健康無関心層と捉え、対策を検討するという。

 食習慣改善の意思に関しては、男性で(1)16・5%(2)24・6%。女性で(1)10・7%(2)25・0%。運動習慣改善の意思については男性で(1)13・9%(2)23・9%。女性で(1)11・1%(2)26・3%だった。

 健康な食習慣の定着の妨げになる点を複数回答で尋ねると、「特にない」が35・3%で最多。「仕事(家事・育児など)が忙しくて時間がない」27・5%、「面倒くさい」25・3%と続いた。

 運動習慣の定着の妨げになる点では、「仕事(家事・育児など)が忙しくて時間がない」が38・1%で最多となった。

 「既に改善に取り組んでいる(6カ月以上)」と答えた人は、食習慣・運動習慣とも年齢が上がるほど増加する傾向があった。

 国民健康・栄養調査は無作為抽出した約4500世帯を対象とし、約2800世帯から回答を得た。運動に関する調査では、運動習慣がある人は男性33・4%、女性25・1%で、近年、女性の運動離れが目立つ。

 喫煙の調査も実施しており、喫煙者の割合は全体で16・7%。男女別では男性27・1%、女性7・6%で減少傾向にある。対策が進む受動喫煙の機会に関しては、飲食店が29・6%で前年の36・9%からさらに減った。

 ※国民健康・栄養調査

 生活習慣病対策などの基礎資料にするため、健康増進法に基づき厚生労働省が毎年実施している。調査項目は身長、体重、血圧、腹囲などの身体的データと、食事の摂取状況や飲酒、喫煙、睡眠、運動など幅広い。喫煙率のように毎年調査する基本項目の他に、社会状況に応じて数年おきに質問する重点項目がある。1952年に国民栄養調査として始まり、2003年の健康増進法施行を機に現在の名称になった。

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