日々

穏やかな日々を

出雲村田製作所のコロナ

2020年12月15日 23時52分09秒 | ウイルス

当社グループ会社(出雲村田製作所)における新型コロナウイルス感染者の発生について 2020/04/14

株式会社村田製作所
代表取締役会長兼社長 村田 恒夫 

株式会社村田製作所(以下、「当社」)は、4月13日に当社グループ会社である株式会社出雲村田製作所(以下「当該拠点」)の出雲市内の工場で勤務する従業員1名が新型コロナウイルスに感染していることを確認しました。

 

1. 当該従業員について

4月9日に島根県内で感染者が発生した飲食店(4月9日に松江市より公表済)の利用者として、4月13日にPCR検査を受けた結果、新型コロナウイルスに感染していることを確認しました。

 

2. 当該拠点における現時点での対応状況

従業員の健康・安全面への配慮から、4月14日から4月16日まで当該拠点(イワミ工場除く)の操業を停止する措置を取ります。今後、速やかに当該従業員および接触した従業員が勤務していた建物および利用していた関連施設の消毒などを行います。
なお、保健所から提示された基準に基づく濃厚接触者はいませんでした。
当社では、慎重を期すため、行動記録をベースに感染者との接触が確認できた従業員61名については、4月14日から14日間の自宅待機とし、健康状態の経過確認を実施します。

 

3. 当社および当社グループ会社で実施中の感染予防策

・原則として在宅勤務(製造部門など業務上出社が必要不可欠な人を除く)
・業務上出社が必要不可欠な人の出社前の検温、時差出勤
・イベント、懇親会、60分以上の会議、研修の自粛
・国内・海外とも出張の原則禁止
・取引先からの来訪の延期依頼
・家族を含むプライベートにおける外出自粛
・出雲村田製作所へ当面の出張禁止
今後も感染拡大防止のために従業員の指導ならびにこれらの予防策を徹底していきます。

この度は、地域住民の皆さまをはじめ、多くの方にご心配をおかけすることになり、心よりお詫び申し上げます。
当社およびグループ会社は、今後も地域住民の皆さま、お客さま、お取引先さま、および全従業員の健康と安全を最優先に考え、政府の方針や行動計画に基づき、引き続き感染予防・感染拡大防止に取り組んでいきます。
 

ムラタについて

村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。
詳細はこちらのページをご覧ください。www.murata.com/ja-jp
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「GoToトラベル」年末年始は全国一斉停止、菅首相

2020年12月15日 23時41分12秒 | ウイルス

「GoToトラベル」年末年始は全国一斉停止、菅首相

新型コロナ対応支援を倍増、医師は1時間約1万5000円(2020/12/14 追記)
 2020年12月14日 (月)
 

 菅義偉首相は12月14日、政府の新型コロナウイルス感染症対策本部で、第3波の感染拡大が続く中、東京都と名古屋市を目的地とする「GoToトラベル」を12月27日まで一時停止するとともに、12月28日から1月11日までの間、全国一斉で一時停止することを決定した。その後の対応については、感染状況を踏まえ改めて判断する。

 さらに菅首相は「大事なのは、人的資源」と述べ、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対応に当たる医師、看護師の支援額を倍増すると表明した。医師については1時間約1万5000円、看護師は1時間約5500円を補助する。

 菅首相は会議の冒頭で、「全国の感染者数は高止まりの傾向が続き、さまざまな指標から見て、感染拡大地域が広がりつつある。とりわけ、医療機関をはじめとして、最前線で対処する方々の負担が増している」との現状認識を示した。

 その上で、「(新型コロナウイルス感染症対策)分科会の提言を踏まえ、これ以上の感染拡大を食い止め、医療機関などの負担を軽減し、落ち着いた年明けを迎えることができるよう、最大限の対策を講じることにする」と述べ、札幌市と大阪市に加えて、東京都と名古屋市を目的地とする「GoToトラベル」を12月27日まで対象から除外すると説明。出発についても利用を控えることを求めるとした。さらに12月28日から1月11日までの措置として、「GoToトラベルを全国一斉に一時停止する」と表明。それ以降の扱いについては、感染状況を踏まえ判断する。感染リスクが高い飲食についても、「営業時間の時間短縮の延長もお願いせざるを得ない」。

 医療への支援策ついては、▽COVID-19に対応する医療機関に対し、集中治療室をはじめ、空きベッドに対する収入補償などの支援策を延長し、さらに拡大、▽COVID-19に対応する医療機関や派遣される医師、看護師への支援額を倍増、医師については1時間約1万5000円、看護師は1時間約5500円を補助する、▽看護師が本来の業務に専念できるよう、清掃などの業務の民間業者への委託を促し、その経費を支援する――などを打ち出した。

 最後に菅首相は、各大臣に対して、「この感染拡大を何としても乗り越え、国民の命と暮らしを守るために自治体と緊密に連携しながら、対策に全力であたってもらいたい」と指示するとともに、国民に飲食時の感染対策の徹底を求めた。

 新型コロナウイルス感染症対策分科会は11月20日、25日に続き、12月11日の会合で、感染状況の4段階のうちステージⅢ相当の対策が必要な地域について「GoToトラベル」の見直しを求めていた(『尾身氏「医療者、最低でもボーナス維持を」強力な財政支援提言』を参照)。

 「GoToトラベル」に対し、菅首相は、地域経済の活性化の期待もあり、見直しに消極的だった。一時は東京都など感染拡大地域に限定して除外する案も出ていたが、分科会の再三にわたる提言、全国の1日の新規感染者数が3000人を超える状況となり、最終的に全国一斉の一時停止という判断を迫られた格好だ。

◆会議後の菅首相のコメント

 会議後、菅首相は、「GoToトラベル」はこれまで約5000万人が利用し、地方経済の下支えになったとしたものの、「専門家の先生方からステージIIIの地域においては、GoToトラベルを見直すべきだという提案をいただいた。(新規感染者が)3000人を超える中にあって、年末年始は集中的に対策を講じられる時期だと思った。そうした中で、GoToトラベルを全国でいったんは停止すべきであるという決断をした」と説明。「年末年始に、医療機関はどうしても縮小せざるを得ない状況になる。『国民の皆さんにおいては、年末年始は静かに過ごし、コロナ感染を何としても食い止めることに協力をいただきたい』という思いの中で、自ら判断した」と続けた。

 「緊急事態宣言について検討しているか」との問いには、「していない」と回答。「GoToトラベルに感染拡大というエビデンスはない、という認識は変わったのか」との質問には次のように答えた。「そこは医師会の会長が申し上げているのではないか。移動によって感染は拡大しないという提言もある。そこについては変わらない。ただ、今回専門家の委員の先生方から、そうした指摘をいただいたので、(1日当たり)3000人、現実的には感染者が出ているので、年末年始は集中的に対応できるチャンスだ、そうした思いの中で私が判断した」。

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リリカOD錠のAG発売 先発品と同じ基準、同じ製造所で製造

2020年12月15日 23時33分27秒 | ウイルス

リリカOD錠のAG発売 先発品と同じ基準、同じ製造所で製造

ヴィアトリス

 

 ヴィアトリス製薬は12月11日、疼痛治療薬リリカOD錠(一般名:プレガバリン)のオーソライズド・ジェネリック(AG)であるプレガバリンOD錠25mg「ファイザー」、同75mg「ファイザー」、同150mg「ファイザー」を発売した。同AGは先発品と原薬、添加物、製剤処方、製造方法、効能・効果、用法・用量、規格、試験方法などが同一で、「『リリカOD錠』と同じ基準、同じ製造所で製造されている」としている。

 同社は旧ファイザー アップジョン事業部門で、11月16日からヴィアトリスとして事業を始めた。先発品のリリカOD錠の販売及び情報提供活動も行う。同社のソナ・キム社長は同AGの発売にあたり、「患者さんや医療従事者に、先発医薬品と同一の品質を有する治療選択肢、および患者さんの経済的負担を軽減する機会を提供できることを嬉しく思う」とコメントしている。

 リリカの後発品は11日に22社80品目が薬価追補収載された。ヴィアトリスを含む多くの企業が、後発品を即日発売した。後発品の薬価は汎用規格の75mg製剤で、先発品薬価の33%となった。

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京アニ事件・青葉容疑者、皮膚全身移植 焼け残り8センチ四方を培養 死亡率95%、医師明かす壮絶経過

2020年12月15日 23時28分23秒 | ウイルス

京アニ事件・青葉容疑者、皮膚全身移植 焼け残り8センチ四方を培養 死亡率95%、医師明かす壮絶経過

2020年12月15日 (火)配信京都新聞
 

 昨年7月に京都アニメーション第1スタジオ(京都市伏見区)が放火され、36人が死亡、33人が重軽傷を負った事件は12月16日、殺人容疑などで逮捕された青葉真司容疑者(42)の勾留期限を迎える。主治医だった男性医師が11日までに京都新聞社の取材に応じ、治療の詳細を明かした。体の9割に重度のやけどを負い、当初の予測死亡率は「95%以上」。わずかに残った皮膚を培養して移植するなど12回の緊急手術を重ねて、救命した。

 「正直、厳しいな...」。事件翌日の昨年7月19日、医師は京都市内の病院の集中治療室(ICU)で初めて青葉容疑者と対面した。血圧や酸素量が極めて低く「いつ絶命してもおかしくない状態」だった。翌20日に自身が当時勤務し、やけどの専門治療ができる近畿大病院(大阪府大阪狭山市)に搬送した。

 青葉容疑者はやけどの3区分で最も重く、神経まで損傷する「3度熱傷」を体の93%に負っていた。最初に施したのは、焼けた皮膚を電気メスではぎ取ってコラーゲンなどでできた「人工真皮」を貼る手術。皮膚を除去すると体温が下がって心停止しかねないため、途中で中断して数日の間隔を空けた。この手術は4回、約20日間に及んだ。

 次は真皮の上から表皮を移植する手術を実施した。やけど治療では「スキンバンク」に凍結保存されている他人の皮膚を移植するのが通例だが、医師は容疑者自らの細胞を培養する方法を選んだ。京アニ事件では多くの被害者が重いやけどを負っており、「スキンバンクの皮膚が不足し、被害者に供給できない事態は避けたかった」と考えた。

 培養したのは、青葉容疑者の腰回りにある8平方センチの「生きている皮膚」。当時着けていたウエストポーチのひも部分とみられる。専門業者に委託して培養表皮シート(縦8センチ、横10センチ)を計150~200枚、2カ月間かけて調達。体表面の約20%ずつ、人工真皮の上にシートを貼る移植手術を5回行った。医療チームは感染症対策として毎日2~3時間、生理食塩水で体を洗浄した。

 青葉容疑者が重篤な状態を脱したのは9月上旬。11月中旬に再び京都市内の病院に転院した後も、皮膚を定着させる手術を担った。計12回の手術が終わったのは今年1月下旬だった。

 「救命しないといけない使命感が強かった」と医師は振り返る。同じ治療法で体の7割にやけどを負った患者を救命したことはあったが、今回ほど重度の患者を助けるのは初めてだった。重圧から悪夢にうなされ、数時間おきに目が覚める日々が続いた。

 医師は今年9月、日本熱傷学会で今回の治療経過を報告した。多数のやけど患者が生じる事態が起きても、自身の皮膚があれば救命できるという選択肢を示したかったからだ。「やけど治療の可能性を少しでも広げられるよう、医療現場でノウハウを共有していかなければいけない」と語った。

 凶悪事件の容疑者を治療したことに「抵抗感や葛藤は一切なかった。相手が誰であれ、助けるのが医者だから」と言い切る。一方、入院中の青葉容疑者には常に「自分がしたことと向き合って」と伝えてきた。36人もの命が奪われた事件の真相を語ってほしい、と医師は願っている。

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【大阪】陽性患者、転院先見つからず…呼吸不全で死亡

2020年12月15日 23時24分37秒 | ウイルス

【大阪】陽性患者、転院先見つからず…呼吸不全で死亡

地域 2020年12月15日 (火)配信読売新聞
 

 大阪府での病床の逼迫を受け、大阪民主医療機関連合会(大阪民医連)は14日、記者会見し、入院患者の感染判明後、転院先となる専用病床を持つ病院が見つかる前に死亡するケースがあったことを報告した。

 大阪市内のコロナ患者用の病床を持たない医療機関の病院長が報告。この病院では11月25日に発熱で入院した80歳代の男性患者が、同26日、コロナの陽性と判明。男性には基礎疾患があり、病院側は、コロナ患者の受け入れ先を調整する府の「入院フォローアップセンター」へ転院先を探すよう依頼をしたが、見つからないまま、同30日に呼吸不全で死亡した。

 病院長によると、院内の患者の感染が判明した場合、これまで1、2日間で専用の病床を持つ医療機関に転院できたが、「第3波」の現在は5~13日かかっているという。

 病院長は「コロナを受け入れていない病院は感染症に不慣れ。転院していれば命が助かったとは言い切れないが、より専門的な治療を受けられたのではないか」と話している。

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コロナ、300人超が診察待ち 入院か療養かの判断、患者急増に追いつかず 広島市内

2020年12月15日 23時19分26秒 | ウイルス

コロナ、300人超が診察待ち 入院か療養かの判断、患者急増に追いつかず 広島市内

2020年12月15日 (火)配信中国新聞
 

 広島県は14日、新型コロナウイルスの軽症か無症状の感染者について、入院か宿泊施設での療養かを判断する診察が広島市内で追いついていないと明らかにした。13日時点で少なくとも市内の300人超が診察待ちとなっており、感染者が想定を超えて急増し続けているのが原因としている。県や市は、診察に対応できる医療機関を増やすなど態勢強化を急ぐ。

 県によると、県内全体では13日時点での診察待ちが371人で、広島市在住者が8割超を占めている。全員が軽症か無症状で、それぞれ自宅で待機している。県健康福祉局の福永裕文総括官は14日の県議会生活福祉保健委員会で「全員を即日、トリアージ(治療の優先順位付け)するには至っていない」と認めた。

 県は10月、軽症や無症状の感染者を、療養前に医師が診察する態勢を整えた。コンピューター断層撮影(CT)で肺炎の兆候の有無を調べるなどして、医師が入院の必要がないと判断した場合には宿泊施設で療養してもらう流れ。広島市内では従来、主に二つの医療機関で診察をしており、対応できるのは1日当たり計約30人だったという。

 感染者の急増を受け、市は13日から市医師会運営の千田町夜間急病センター(中区)の活用を始めた。県は1日当たり60人の診察を目標に態勢づくりを進める。

 県はほかに、全県で感染防止対策を強化している。広島市内の2カ所で今月上旬に開いた検体を採取するPCRセンターは、クラスター(感染者集団)が発生している市外の他地域にも設ける方向で調整している。高齢者施設や医療機関、飲食店の各従業員やその関係者を対象とする。

 入院ベッド(病床)は500床、宿泊療養施設は700室まで増やす。療養施設となるホテルでは、14日に県東部の1棟(約60室)と契約し、来週前半には県西部の1棟(約140室)が稼働する。別の県西部のホテルとも交渉している。

 県によると、13日時点で県が確保している病床は302床のうち217床(71・9%)、宿泊療養施設は県西部のホテル1棟150室のうち86室(57・3%)が埋まっているという。

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日テレ藤井アナ「好きなアナ」

2020年12月15日 23時06分05秒 | ウイルス

日テレ藤井アナ「好きなアナウンサー」初ラインクインに大テレ&感謝

藤井貴彦アナウンサー

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広島市、危機感あらわ「全国で群を抜く状況」…東京を上回るレベルで感染拡大

2020年12月15日 22時58分49秒 | ウイルス

広島市、危機感あらわ「全国で群を抜く状況」…東京を上回るレベルで感染拡大

 2020年12月13日 (日)配信読売新聞
 

 広島市は12日、新型コロナウイルスの感染者78人を確認したと発表した。1日では過去最多となり、市内は東京都を上回るレベルで感染拡大している。市は「感染が連鎖、加速している。全国で群を抜く状況だ」と危機感をあらわにした。県と呉、福山両市と合わせ、県内では2日連続で3桁台の計104人が判明し、延べ1540人となった。

 広島市では、人口10万人あたりの感染者数が11日発表分で5・6人、12日発表分では6・5人だった。東京都の11日分の4・3人と比べて1・3~1・5倍の急拡大で、市は感染防止の徹底を強く呼びかけた。

 市内2か所でクラスター(感染集団)も発生。接待を伴う飲食店で従業員9人、市内の事業所が飲食店個室で開いた会食でも8人が感染したという。

 記者会見で市の阪谷幸春・保健医療担当局長は「調査の結果、冬場の寒さで職場や施設での換気が不十分になっている。換気と加湿を心がけて」と訴えた。

 一方、福山市は4人で、うち3人は院内感染が確認された寺岡記念病院(福山市新市町)の職員。同病院のクラスターは計18人となった。県の発表分は、東広島、尾道、府中各市と坂、熊野、海田、府中各町の計15人だった。また、東広島市内の県警関連の職場で5人の感染が確認されたとして、クラスターと認定した。相次いで感染者が出ている交通機動隊東広島分駐隊とみられる。呉市では7人が判明した。

 これらとは別に、広島市教委は12日、同市中区の市立小に通う10歳代の児童1人の感染を公表。県警も、広島中央署地域課に所属する50歳代の署員が感染したと明らかにした。

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広島市、危機感あらわ「全国で群を抜く状況」…東京を上回るレベルで感染拡大

2020年12月15日 22時58分49秒 | ウイルス

広島市、危機感あらわ「全国で群を抜く状況」…東京を上回るレベルで感染拡大

 2020年12月13日 (日)配信読売新聞
 

 広島市は12日、新型コロナウイルスの感染者78人を確認したと発表した。1日では過去最多となり、市内は東京都を上回るレベルで感染拡大している。市は「感染が連鎖、加速している。全国で群を抜く状況だ」と危機感をあらわにした。県と呉、福山両市と合わせ、県内では2日連続で3桁台の計104人が判明し、延べ1540人となった。

 広島市では、人口10万人あたりの感染者数が11日発表分で5・6人、12日発表分では6・5人だった。東京都の11日分の4・3人と比べて1・3~1・5倍の急拡大で、市は感染防止の徹底を強く呼びかけた。

 市内2か所でクラスター(感染集団)も発生。接待を伴う飲食店で従業員9人、市内の事業所が飲食店個室で開いた会食でも8人が感染したという。

 記者会見で市の阪谷幸春・保健医療担当局長は「調査の結果、冬場の寒さで職場や施設での換気が不十分になっている。換気と加湿を心がけて」と訴えた。

 一方、福山市は4人で、うち3人は院内感染が確認された寺岡記念病院(福山市新市町)の職員。同病院のクラスターは計18人となった。県の発表分は、東広島、尾道、府中各市と坂、熊野、海田、府中各町の計15人だった。また、東広島市内の県警関連の職場で5人の感染が確認されたとして、クラスターと認定した。相次いで感染者が出ている交通機動隊東広島分駐隊とみられる。呉市では7人が判明した。

 これらとは別に、広島市教委は12日、同市中区の市立小に通う10歳代の児童1人の感染を公表。県警も、広島中央署地域課に所属する50歳代の署員が感染したと明らかにした。

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