立憲民主党の羽田雄一郎参院議員が27日午後、都内の病院で死去しました。53歳でした。
党関係者によりますと、羽田議員は今月24日に発熱し、27日、PCR検査を受ける予定でしたが、体調が急変し、搬送先の都内の病院で亡くなったということです。
羽田議員は父親の故・羽田孜首相の秘書を経て、1999年に参議院長野県区の補欠選挙で初当選し、現在5期目でした。
2012年に民主党政権で国土交通大臣を務め、民進党を経た後、今年9月に国民民主党から立憲民主党に合流し、参院幹事長を務めていました。
上田市の後援会事務所では、訃報を聞いた関係者が「詳しいことはわからない」と対応に追われていました。
後援会「千曲会」・若林邦彦会長:
「19日に千曲会の正副会長会議で会ったのが最後。とても元気でした。あまり突然で体中から血が抜けるようです。本当に残念」
有権者:
「優しい人でもったいないというか、ショックの方が大きい」
県選挙管理委員会によりますと、羽田議員の死去に伴う補欠選挙は4月8日公示、25日投票の見通しです。