日々

穏やかな日々を

筑波大 検査機器搭載バス公開 大規模PCR、迅速に 茨城・つくば

2021年11月20日 22時53分47秒 | 大学

筑波大 検査機器搭載バス公開 大規模PCR、迅速に 茨城・つくば

 2021年11月19日 (金)配信茨城新聞
 

 災害発生時の避難所などでの感染症対策について実証実験を進める筑波大は18日、茨城県つくば市内で、新型コロナウイルスの大規模なPCR検査を行える大型バスを報道陣に公開した。検査を実演したほか、作業の流れなどについて説明した。

 実証実験は内閣府の「戦略的イノベーション創造プログラム」の一環。バスには全自動の検査機器を搭載し、40分程度で結果が判明する。1日2千人以上の検査が可能で、機器を入れ替えれば、別の感染症にも対応できる。

 バスには水素燃料電池を搭載。発電量が多く、静音性、制振性に優れるなど精密機器を搭載するに当たり大きなメリットを持つ。

 この日は、事前に用意された同大付属病院職員の検体を用いて実演した。車内でスポイトを使って検体を取り出し、専用機器に入れて検査を実施。検体の受け取りから結果が出るまでの時間は39分23秒だった。

 バスの検査では、ウェブ受け付けを活用する方針。利用者は検体採取容器にあるQRコードをスマートフォンなどで読み取り、専用ページで名前やメールアドレスなどの情報を登録する。検査結果もメールで通知される。

 実証実験はこれまでに土浦保健所で2回実施。今後は、県内のほかの保健所や県との共同避難訓練などでも行う予定。実証実験の代表を務める鈴木広道同大医学医療系教授は「社会実装に向け、実証実験で出てきた課題改善や他の医療検査についての検証も進めていきたい」と話している。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

認知症医療の第一人者、精神科医の長谷川和夫さん死去…自らの認知症を公表

2021年11月20日 22時46分49秒 | 

認知症医療の第一人者、精神科医の長谷川和夫さん死去…自らの認知症を公表

 2021年11月19日 (金)配信読売新聞
 

 認知症医療の第一人者として知られ、2017年10月に自らが認知症になったことを公表した精神科医の長谷川和夫(はせがわ・かずお)さんが13日、老衰のため死去した。92歳だった。告別式は近親者らで行われ

 愛知県出身。1973年に聖マリアンナ医大教授となった。74年に、認知症の診断に使われる認知機能検査「長谷川式簡易知能評価スケール」を公表。91年の改訂版は、今も広く診療現場で使われている。2000年に高齢者 痴呆介護研究・研修東京センター(当時)のセンター長となり、「パーソン・センタード・ケア」(その人中心のケア)の理念を普及させた。04年には、厚生労働省の検討会の委員として、「痴呆」という用語を「認知症」に変えるのに貢献した。

 認知症( 嗜銀顆粒性認知症)と公表した後、「長生き時代には誰もが向き合う可能性がある。なったと言える社会であることが大事」と、判断能力が衰えても安心して生きられる社会づくりの必要性を訴え続けた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新型コロナ 県医師会 宿泊療養者に薬を配達 県、薬剤師会と協力 /奈良

2021年11月20日 22時38分15秒 | 地域

新型コロナ 県医師会 宿泊療養者に薬を配達 県、薬剤師会と協力 /奈良

 2021年11月19日 (金)配信毎日新聞社
 

 糖尿病や高血圧などの薬を内服している人が新型コロナウイルスに感染し、宿泊療養施設に入所した場合、薬が不足すれば体調の悪化や命の危険に直結する。そこで、県医師会は県や県薬剤師会と協力し、療養施設に入所する患者の希望に応じて、速やかに薬を届ける仕組みを整えた。

 県は、新型コロナへの感染が判明した患者について、早急に病院や宿泊療養施設に入院・入所させる方針を維持している。そのため、持病などで普段から薬を内服している患者が療養施設に入所する際は、できる限り日数分の薬を持参してもらっているという。

 しかし、県医師会によると、急な入所で、こうした患者が定期的に内服する薬を十分確保できなかったり、便秘薬や睡眠薬など症状が出た時に使っている頓服薬を持参できなかったりするケースがあるという。

 療養施設には日中、地区医師会などから医師が派遣されているが、かかりつけ医ではないため、持病の薬を処方・投与すれば「責任が問われる可能性がある」(ある地区医師会長)として、派遣要請を辞退する医師が出る恐れが危惧されていた。

 今回の取り組みでは、まず入所患者がかかりつけ医に電話で持病の症状や薬の処方を相談し、医師は電話で診療する。その上で、県薬剤師会が作成した薬局リスト(259薬局)を基に、薬局に処方箋をファクス。受け取った薬局が療養施設に薬を配達するという流れだ。

 県内でも新型コロナの感染拡大期に、軽症で療養施設に入所していた持病のある患者の体調が急変、死亡したケースがあった。

 18日に記者会見した県医師会の安東範明会長は「糖尿病などの薬がないと命の危険に直結する」、県薬剤師会の吉川恵司会長は「新型コロナに関し、薬剤師としても職能を生かしたい」と話した。【久保聡】

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

投票ボタン

blogram投票ボタン