境港市のクラスターに関連して27日夜、新たに7人の感染が分かった。さらに鳥取市内でも県外から帰省した学生の感染が確認された。
境港市の接待を伴う飲食店で起きているクラスターに関連して新たに感染が確認されたのは、県西部在住の40代の女性3人と、境港市在住の男女4人の合わせて7人。このクラスターでは、今月20日~24日にかけて同じ店に出入りした従業員と客7人と、その濃厚接触者2人の合わせて9人の感染が27日午後までに明らかになっていた。あらたに陽性が判明した7人のうち、2人はクラスターが起きた飲食店に出入りした客で、あとの5人はこれまでに明らかになっていた83例目から87例目の濃厚接触者。これで境港市のクラスターに関連する感染者は合わせて16人となりった。クラスター発生の要因について県は
(鳥取県・植木芳美・健康医療局長)
「閉鎖空間で、マスクを従業員や利用者がしてない場面があったこと、またカラオケもあった」
一方、鳥取市内では27日県外から帰省した学生で20代の女性の感染が確認された。この学生は帰省のため利用したJRの車内で体調不良に気付き、到着後検査を受け陽性がわかった。鳥取市はJRを利用していたものの、周囲に乗客はいなかったため、車内で感染が広まる可能性は低いとしている。鳥取県内の累計感染者はこれで96人となった。
※これまでの最多・米子クラスターの8人(9月12日)